(株)ドリームマーケティング
http://www.dream-marketing.jp/

2007年05月08日

ワキタカフェvol31



月に一度、お客さんや知り合いの方にお送りしているニュースレターです。

近々新しくリニューアルを計画しています。

「売れている現場のマーケティング・レポート」というコンセプトも面白そうです。

なにか、知りたい情報があったらリクエストお願いします。

  

Posted by 脇田勝利 at 15:27Comments(0)

2007年05月08日

無料「ブランディング診断」実施中


 ボクがブランディングについて日ごろ考えていることをコラムにしてみました。「無料診断」をご希望の方はお気軽にメールくださいね。

 私たちは、印刷やコンサルティングを通じて以下の3つのことを日々研究し、実践しています。
 「マーケティング(売れるしくみづくり)」と「コミュニケーション」と、そして今回のテーマの「ブランディング」です。
 さてさて「ブランディング」とは何でしょうか?最近良く聞く言葉ですが分かりにくい言葉ですね。なるべく分かりやすいように例をあげてみます。
 あなたは、ある日買い物に行きました。今流行中の携帯音楽プレーヤーです。売り場には、数々の商品が並んでいます。一番人気の「アップルのiPod」、「SONYのウォークマン」などなど良く知らないメーカーのものまでザッと数十機種はありそうです。
 さて、どれを買いますか?音質?機能?メーカー?かっこ良さ?価格など様々な要素がありますが、結局は「これなら大丈夫だろう」という気持ちで買うことが多いのでは。商品には一長一短ありますから、決定的で絶対的な理由ではなく「いろんな意味での信頼性」で買っているのです。
 この「いろんな意味での信頼性」こそが、『ブランド価値』なのです。
 ちなみに、Sジョブスファンのボクは「即決でiPod」を買ってしまっています。これも「いろんな意味での信頼性」があるからです。
 それでは、その「信頼性」をもっと詳しくご説明します。
 マーケティングの権威フィリップ・コトラー氏は語っています。
「マーケティングの技術は、ブランド構築の技術そのものである。
 もし、あなたが提供しているものがブランドでなければ、それはコモディティ(※1)にしかすぎない。
 そして、コモディティの世界では価格こそがすべてであり、低コストの生産者が唯一の勝者となる。」
ということは、全ての企業にとってブランド構築をしなくては生き残っていけないということになります。

 それでは以下の4つの質問に答えてみてください。
1.我々が満たせる根本的なニーズとは何か?
2.我々は真に何を得意としているのか?
3.我々のコアコンピタンス(※2)とは何か?
4.我々の存在理由とは何か?
 1番から4番への順番で「顧客→自分」という流れになっています。最終的には、この流れを再度考え直すことがブランディングの第一歩なのです。つまり、「顧客に何を提供して、どんな満足を与え、人が出来ないこんな強みを持っていて、こんな理由で世の中の役に立っています」と胸を張って言えるものを明確にすることがスタートになります。
 これは、何も企業に限ったことではなく、個人にも当てはまります。
 世の中に存在する全ての人が、その人なりの「生きる使命」を担っていて、その人しか持ち得ない素晴らしい長所を持って生きているのです。
 それが、今の日本では忘れられているような気がしてなりません。私たちが持っている「オンリーワンの強みを明確にして、毎日イキイキと生きること」が個人的なブランディングなのです。
「いろんな意味での信頼性」とは、その企業や個人、商品の持っているイメージはもちろん、目に見えない物語や、人の評判、歴史、人生観など、「そのものの魅力」に裏づけされたものです。
 つまり「会社や個人の魅力」そのもの。
 今までの内容をまとめてみると、
「あなたの会社のブランディングは、会社が持っている魅力を最大限に磨き上げたときに光り輝く信頼性」だと言えます。これはそのままあなた自身の個人のブランディングにも適用できます。

※1 コモディティ:何の差別性も打ち出せない一般的な商品
※2 コア・コンピタンス:持続的競争優位の源泉となる中核的能力  

Posted by 脇田勝利 at 00:18Comments(2)