(株)ドリームマーケティング
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2008年11月21日

「門司港栄町商店街」活性化第4弾





 コンサルタント&コーディネーターとしてお手伝いをさせていただいている「門司港栄町商店街」活性化プロジェクト第4弾です。

 今回は、売上を上げる実践的なコミュニケーション術について学びました。

 今回のテーマは「売上を上げる実践的なコミュニケーション術」。
 皆さん今回も積極的に参加をしていただき、本音で勉強して商売繁盛につなげようという迫力を感じます。
 今回も楽しみながら勉強してまいりましょう。
 緊張をほぐすため、最初にウォーミングアップをして「最近嬉しかったこと」を魅力的に相手から引き出し、プレゼンテーションの練習をいたしました。
 商売の基本も全く同じです。
 自分がワクワクしながら商売をし、お客様にもっと喜んでもらいたいから販売という「コミュニケーションやプレゼンテーション」を行い、相手の心を鷲づかみにして行動してもらうことが商売の原点。
 皆さん、とても嬉しそうに上手にプレゼンしていただきました。
 その後、自店の強みと商品・サービスをプレゼンテーション。
 お客様から見ると「なぜ?」と感じていることを質問形式で洗い出していきました。
 商売とは、お客様からの「なぜ?」に応えることです。

お客様の視点で見ると、
「なぜ?」という質問ばかりなのです。

「なぜ、今の商売しているのですか?」
「なぜ、その商品を買わないといけないのですか?」
「その商品を買ったら、どういうメリットかあります か?」
「もっとワクワクさせてくれるのにどんなことを考え ていますか?」
「忙しい私の心をもっとつかんでくれるには、どんな メッセージを伝えてくれる?」

という顧客視点での疑問を、言葉を変えて分かりやすく洗い出しました。
 徐々に、皆さんの「商売人魂」に火が着いてきました。
 今までくすぶっていた心の何かに火が着いたようなパワーを感じます。
 普段考えないことですが、質問されたら答えないといけないので、強制的に(笑)答えが導かれることになります。
 徐々に迫力のあるプレゼンテーションに変わってきました。


自店の30秒コマーシャルを発表

 その燃えるような商売人魂をもとに、30秒コマーシャルをつくっていただきました。
 これは、店舗の売上を上げる唯一の媒体であるコミュニケーションの中心に来るものです。
 30秒で伝わらないことは、何分、何十分説明しても相手の心を捉えることが出来ません。

一部ご紹介させていただきます。

●門司港栄町銀天街で、手作り菓子工房ドルチェをしています。
子供からお年寄りまで、安心で安全、し かも季節感のあるものを創っています。
 一番人気は子供たちの好きなキャラクターの入ったバースデーケーキです。
 食べて安心、もらって嬉しい、ドルチェのお菓子をどうぞ。          ドルチェ

●バナナを練りこんだ「門司港レトロール」、お土産にいかがですか?
 他では絶対にないスポンジのしっとり感を味わってください。
                                      ドルチェ

●当店は音と映像の世界で感動を伝えるために、商売をしています。
 お客様一人ひとりに合わせたご提案で安心と満足のひとときを提供します。
                                      ニッチク

●文具のことなら「もうすぐ100周年を迎える」当店にお尋ねください。
 今、話題の消えるボールペン 字がうまくなる筆ペン、
 贈る人の気持ちを大切に伝える祝儀袋など、優れものの文具が見つかります。

                                      山本文具店

●門司港レトロ地区に一番近い商店街「栄町銀天街」にある山口酒店。
 門司港のおみやげとして人気のある日本酒や焼酎などのオリジナル商品も充実しています。
 また店内にはいこいのスペースとして「栄町カフェ」も併設。
                                      山口酒店

 皆さん、かなり自信を持ってプレゼンテーションが出来るようになってきました!
 もっと強力な差別化をメッセージに込めて、今後より実践的なコミュニケーションツールへの落とし込みを行っていきます。
 次回は「実践!相手の心を鷲づかみにするチラシの創り方」というテーマのもと、商売に直結するコミュニケーションについて学びます。


参加された皆様の声

●もっと勉強するための時間が欲しい。
 非常に勉強になるのでもっと多くの方に参加してもらいたい。
                    「門司港栄町商店街振興組合 理事長大澤幸雄様」

●「地方の小さな店が生き残っていくためには、どうするか?」と日々考えていることですが、
 この答えが少しずつ見えてきました。自己主張によるブランドづくり、コミュニケーションの方法をどうするか 思案中です。
                              「山本文具店 山本俊樹様」

●売る商品によって、販売の方法が違うのでもう少し整理して欲しい。

                               「ドルチェ 窪田雅英様」

●商店街の商業者の皆さんの生の声が聞けて有意義でした。
 コミュニケーションのとり方のルールづくりが参考になった。

                     「北九州市産業経済局商業振興課 田中善邦様」

参加された皆様、ありがとうございます。  

Posted by 脇田勝利 at 17:33Comments(0)