(株)ドリームマーケティング
http://www.dream-marketing.jp/

2009年11月27日

売上向上大作戦~明治乳業販売店・勉強会より~



今回の勉強会は、天神の明治乳業さんの福岡支店で開催。

マーケティングの基本中の基本である
下記のような「顧客視点でのストーリー化」の構築を行いました。

①「商圏(市場)」
②「お試しキャンペーン(見込客発見)」
③「お試し定期契約(顧客化)」
④「定期お届け本契約(リピート化)」
⑤「定着化(離脱防止)」
⑥「常連客化(信者化)」



その際に重要になるのは、「商売の使命」。

「何のために、牛乳やヨーグルトなどの宅配という仕事をしているのか?」と考え続けていくと、
その使命が見えてきます。

「もっと、多くのお客様を健康にするため」です。

しかも、販売を通じてお客様のお役に立つのが商売人。

つまり、「販売をしない限り、お客様のお役に立てない」ことになります。

多くの方がとても優しくて(笑)、
目の前にいるお客様に対して
「販売」を躊躇してしまうことが多くない。

もっと、心を鬼にして
「目の前にいるお客様のことを健康にするためには、
僕が販売するしかない!」と考え方を変えることが必要です。

『商売人は徹底的に売ることで、お客様のお役に立つ』こと。


牛乳配達は健康を毎朝お届けする素晴らしい仕事。

その使命を実現するために、
心理学的にお客様がすんなりと購入していただける
「ストーリーづくり」と「しくみづくり」が
不可欠です。

今回は、売れるチラシの研究と、
ストーリーづくりの全体像のお話をさせていただき、
来月は一人ひとりが宿題を持ち帰り、
いろんな資料を持ち寄り、
「定期お届けまでのツールづくり」を行います。

私たちの寝ている間に
牛乳配達をしていただき、
健康を届けてくれている
彼らの仕事は素晴らしい!

参加された皆様、ありがとうございました。


■今回の満足度調査

~常に感動的な講義・コンサルティングを目指しています~

感  動 : 2名
大 満 足 : 1名
満  足 : 0名
やや満足 : 0名
普  通 : 1名
やや不満 : 0名
不  満 : 0名

  

Posted by 脇田勝利 at 08:23Comments(0)コンサルティング事例

2009年11月26日

売上向上マーケティング講義~フードビジネス専門学校講義より~



先日に引き続き、
専門学校での授業です。

開業計画や店舗のコンセプトをもとに
「自分のお店の売上と利益を上げるための
 実践的なマーケティング」について、
講義させていただきました。

●リピート化・信者化するための仕組みづくり
●強みを差別化・ブランド化する方法
●売上を上げる顧客とのコミュニケーション方法
●自店を成功に導く成功要因の設定方法
●店舗以外でマーケティングのしくみを創りハッピーになる方法
●口コミを起こすためのプログラムの創り方
●圧倒的な価値を顧客に伝える重要性
●今日からはじめるテストマーケティングと市場調査の方法

など、実際のコンサルティングの現場のお話と、
生徒の視点で可能な限り分かりやすく授業を進めていきました。

皆さん、とても優秀な方が多く、
鋭い質問がたくさんあり、
受講された皆さんにとって、
とても有意義で濃い時間を過ごすことが出来ました。

夢のお店オープンという夢に向かって、
向上心を持って勉強される皆さんは、
本当に素晴らしい。

私も熱心な方には、
それに負けない情熱でお返しをしますので、
相乗効果で素晴らしい時間を過ごすことが出来ます。

「コミュニケーションは常に一対一」

ということを更に追求し、
目の前にいる方の幸せを追求することを
今後も極めていきたいと考えています。

受講された皆様、ありがとうございました。

■今回の満足度調査

~常に感動的な講義・コンサルティングを目指しています~

感  動 : 3名
大 満 足 : 0名
満  足 : 1名
やや満足 : 0名
普  通 : 0名
やや不満 : 0名
不  満 : 0名

■フードプロ総合アカデミー

TEL 0120-58-0025

受付時間10:00~17:00
福岡市中央区舞鶴3-1-3 理研ビル3F

URL:http://www.fp-a.jp

  

Posted by 脇田勝利 at 09:05Comments(0)講演・セミナー

2009年11月25日

夢のお店事業計画①~フードビジネス専門学校講義より~



冬の授業がはじまり、
熱心な皆さんと一緒に、
「自分の夢の店舗の事業計画づくり」を行なっています。

今日の授業は、フードプロデューサー総合科の4名です。

この授業の生徒は
いつも以上に熱心で私も燃えてきます。

少人数の講義でしたが、
可能な限り皆さんのコンサルティングを行なうように、
丁寧に進めることが出来ました。

大人数の講義だと、
どうしても一般論が増えてきますが、
少人数だと一人ひとりと向き合え、
内容もより深くて濃い内容になってきます。

生徒の皆さんは、20代女性。

夢に向かって
元気で頑張っているところを拝見すると、
胸がキュンとなってしまいます。(笑)

これは、若い女性だからという訳ではなく、
年齢・性別問わずに
ピュアな気持ちで全力で頑張っている方の
コンサルティングを行なっているときに、
いつも感じる感情です。

「人をその気にさせる情熱」というものは確実に存在し、
「その情熱こそが夢を実現させる」ということを
感じる瞬間でもあります。

私も毎日をそんな新鮮な気持ちで、
向上心と情熱を持ち、
多くの人を巻き込んでいく必要性を改めて
感じることが出来ました。

授業の方は、この日は4時間半。

生徒の皆さんの

●夢のお店のイメージ
●売れる店舗コンセプト立案の方法
●お店を顧客から応援してもらう方法
●今日から出来る行列をつくるお店づくりの実践的方法
●誰も教えてくれない儲けの構造設計

受講された皆様、ありがとうございました。

■今回の満足度調査

~常に感動的な講義・コンサルティングを目指しています~

感  動 : 3名
大 満 足 : 0名
満  足 : 1名
やや満足 : 0名
普  通 : 0名
やや不満 : 0名
不  満 : 0名

■フードプロ総合アカデミー

TEL 0120-58-0025

受付時間10:00~17:00
福岡市中央区舞鶴3-1-3 理研ビル3F

URL:http://www.fp-a.jp

  

Posted by 脇田勝利 at 08:56Comments(0)講演・セミナー

2009年11月24日

タランティーノ監督「イングロリアス・バスターズ」



先日ブログでご紹介した
クエンティン・タランティーノ監督の
「イングロリアス・バスターズ」を
観に行きました。

http://yoka-yoka.jp/admin/entry.php?entry_id=340699

“面白さタランかったら、返金しバスターズ”キャンペーン中の
公開初日4日間限定(11月23日まで)期間中。

本編開始後1時間以内に退席をすれば、
「返金保証」のキャンペーンです。

タランティーノらしく、
映画がスタートしてから盛り上がりっぱなしで、
とても退席する気持ちになりませんでした。(笑)

会場を見渡しても
誰も席を立たなかったんではないでしょうか?

商品に自信がある
返金キャンペーンを行なうと
その広告効果で
大成功になる場合が多い。

ロッテリアが7月に
「絶妙ハンバーガー」の販売と同時に、
もし食べておいしくなかった場合は、
申し出た客に全額返金するキャンペーンを実施した。

当初は「返金待ちの行列ができるのでは・・・」と
危惧する声もあったが、
実施期間中の返品率は想定を大きく
下回る約0.2%に留まった。
その一方で同ハンバーガーを食べたユーザーへの
満足度調査では90.3%が「満足した」と答えており、
成功している。


映画の内容はというと、
正にタランティーノ。

なにげない会話を十分楽しませてくれ、
ポイントでニヤリとさせてくれる、
ブラックジョークとホワイトジョーク、
そして、強烈な人間の描写など、
過去の映画に負けていない内容でした。

タランティーノが好きなら大満足、
好きな人は大好き、嫌いな人は大嫌いな映画と
言えるかもしれません。

そう感じさせてくれる
タランティーノは、さすがです。

映画ではなく、
タランティーノ主催のパーティであり、
テーマパークですね。


写真は、カンヌ国際映画祭で上映された際の写真。  

Posted by 脇田勝利 at 08:07Comments(0)脇田勝利の日常

2009年11月20日

シンガポール・マーケティングレポート「日本企業編」



シンガポールに進出している日本の企業は結構多く、
街中を歩いていてもお馴染みの日本のお店がとても多い。


●吉野屋
●モスバーガー



開店工事中の焼き鳥屋さんは、
日本語での巨大な看板を掲げているほど。

●東京白金 酉玉



さてそんな中、
ひときわ多くのお客さんが入っているお店を発見。

●PASTA de WARAKU



思いっきり日本っぽい、いかにも日本にありそうなお店ですが、
実は日本語が書いてあるにも関わらず、
日本にはお店がなく、
シンガポールを中心にアジアに展開してる

「和風パスタ店」

です。

ホームページを拝見すると、
社長は日本人。

http://www.waraku.com.hk/j-toppage.php

日本式のスタイルでアジアで展開するこの会社、
素晴らしいですね。

シンガポールは、
多民族国家のため、世界展開・アジア展開を進めて行く
企業がテストマーケティングを行なうのに
適しています。

徐々に、P&Gなどの世界規模の企業が日本からシンガポールへと
機能を移転しはじめています。

つまり、日本は徐々に過疎の国になっており、
世界的に見るとアジアの中心として力が
落ちてきているのです。

ビジネスで参入のしにくい日本で成功する前に、
起業のしやすいシンガポールで事業を成功させ、
日本へと逆輸入をする企業も増えてくるかもしれません。

マクドナルドCEO原田氏が、言っていたことが印象的です。

「どんな企業もグローバルに活躍するには、
 世界中で共通して通用する商品を持っている」

ということですね。

日本で成功し、海外へ持って行くのではなく、
商品開発、起業の段階から世界を意識して
スタートを切るぐらいの気概が必要です。  

2009年11月19日

シンガポール・マーケティングレポート「国づくり編」



少し昔のことになりますが、
9月のシルバーウィークを活用して、
F1開催直前のシンガポールに行ってきました。

そのマーケティング・レポートをさせていただきます。

シンガポールに行った目的は、
マーケティングの視察と現地コンサルタントの方との業務提携。

そして、今後のシンガポールの素晴らしい点を
今後の「まちづくり」や「コンサルティング」に活かすことです。

シンガポールの街並を見て、
住んでいる方と交流し、
数日歩き回り五感を通じて感じたことがあります。

「良い国だな~。日本負けてるかも」

と素直に感じる理想的な“国づくり”を実践している国です。

シンガポールは、福岡市と同じくらいの大きさの都市国家。

その面積の中に、
400万人以上が生活をしています。

一人当たりGDPは、
この前日本を抜き、アジアでトップになりました。(正直悔しい・・・)


町並みはガーデンシティというだけあって、
とても綺麗です。

一見するとハワイのようでもあり、
アジアと欧米が交じり合った不思議な町並みです。

日本の町並みで最もがっかりする「看板」も
ほとんど目立ちません。

海外に来ると気持ちが良いのは、
街に統一感があること。


日本も、もし100年前にタイムスリップして、
まちづくりを一から任されたなら、

『国家100年の計』

ということで、街の美観を徹底的に考え、
日本らしさを残した旧市街と、
ビジネス&行政の中心の新市街に分けて、

外国人が何度も訪問したくなり、
住んでいる人の満足度の高い街を作りたいと感じてしまいます。

そのシンガポール、1965年にマレーシアから切り離されるような形で独立国になったのです。

当時は民族同士の衝突もありましたから、
資源のないシンガポールは多分沈没してしまうだろうと言われていたようです。

独立前の庶民の住宅は、 ほとんどがトタン葺きで衛生状態も良くない状態だったのを、


初期のリーダーであるリー・クワンユー氏がこの国をなんとかしようと、
ルール作りと都市計画で現在の状態にまで立ち上げたわけです。

人工的ではあるが、
世界中の優秀な人材や投資家を集め、
多民族が強調して“国づくり”“まちづくり”を行なうシンガポールに、
日本も学ぶことが出来ると言うのが正直な感想です。

※シンガポール・マーケティングレポートは、
本ブログにて継続して今後掲載します。

■歩道を歩くと、都心部でもこんなに緑が多い。


■近代的な都市の中に、ほっとする風景が広がる。
  

2009年11月18日

夢の開業計画①~フードビジネス専門学校講師~



新入生も入ってきて賑やかになってきた学校での授業。

今回の授業は12名で「成功する夢の開業計画①」の
講義を行ないました。

今後年末に向けて一ヶ月ほどで
「自分の夢のお店プラン」を創っていきます。


まず、アイスブレイクで、
日頃眠っている自らの願望を引きだすきっかけとなる質問をし、
自己紹介をしていただきました。

そして、お店オープンに向けて
いろんな質問や事例を紹介していきながら、
授業を進めていきました。

今の世界経済の状況や
飲食業界を取り巻く環境、消費者の動向、
今後5~10年先を見据えた開業準備の心得などを中心に
脱線を繰り返しながら(笑)
はじめての方にも分かりやすく興味深い内容で
2時間半のあっという間の授業が終了。

皆さん夜遅くまで、
熱心に受講していいただき、
頭が下がります。

中には熊本から車で来ている女性もいて、
その熱意に私ももっと皆さんのお役に立てるように、
授業に工夫をしてもっと多くの学びと気づきがあるように
工夫をしなくてはと改めて感じました。

授業のポイントは下記の通り。

●飲食業界では、計画段階で成功の9割は決まってしまう。
●どんな計画も、最初は一人の決意からはじまる。
●ネットを使った実践的市場調査の方法
●夢を実現するための具体的な進め方
●今日からはじめる“起業の方法”
●開店時に行列をつくり満席にする方法
●成功する3%の経営者が実践しているマーケティング
●今日から夢のお店へ向けてアンテナを立てる。
●計画を立案するために自らの可能性を追求し悩むことの重要性

授業だけではなく、
「24時間365日が皆様の学ぶ時間です」とお伝えし、
今日からアンテナを立て
いろんな体験をしながら夢の開業計画を進めていくことになりました。

12月の「夢の開業プレゼンテーション」まで、
随時ブログで報告させていただきます。

受講された皆様、ありがとうございました。

■今回の満足度調査

~常に感動的な講義・コンサルティングを目指しています~

感  動 : 1名
大 満 足 : 4名
満  足 : 5名
やや満足 : 0名
普  通 : 2名
やや不満 : 0名
不  満 : 0名

■フードプロ総合アカデミー

TEL 0120-58-0025

受付時間10:00~17:00
福岡市中央区舞鶴3-1-3 理研ビル3F

URL:http://www.fp-a.jp

  

Posted by 脇田勝利 at 08:44Comments(0)講演・セミナー

2009年11月17日

映画販促キャンペーン「イングロリアス・バスターズ」






私も大好きなクエンティン・タランティーノ監督の
最新作「イングロリアス・バスターズ」が
今週20日から公開される。

米国では、
名作「パルプ・フィクション」を超えて
最大のヒット作になっているというだけあって、
配給会社とタランティーノ監督が手を組んで、
映画業界では、非常に珍しいキャンペーンを行なっている。

その面白い販促キャンペーンとは、
「全額返金」。

洋画の面白さに目を向けてもらうために、
11月20日から11月23日の4日間、
本作を観てつまらないと感じて
上映開始後1時間以内に退席した観客には
鑑賞料金を返却するという
「面白さタランかったら全額返金しバスターズ」
キャンペーンが約300館の劇場で行われる。

タランティーノは
「つまらないと思った人は出て行ってください。
 残った皆で楽しくやろうじゃないか」
と自信満々。

客層もその挑発に乗りそうなチャレンジャーがきっと
多いと思われ、
販促は非常に効果を出しそうである。

そういう私も、この挑発に乗ってしまいそうで、
今週末には一杯ひっかけて(笑)、
タランティーノのパーティに参加しようと
思っています(笑)。

過去にも、SFコメディー映画『おかしなおかしな訪問者』で
“1回も笑わなかったら返金キャンペーン”や、

タランティーノが製作総指揮を務めた
スプラッター・スリラー映画『ホステル』では、
公開日から1週間限定で上映開始46分までに気分が悪くなり
途中退場した観客に全額返金する
“嘔吐バックキャンペーン”(爆)などの企画が組まれたが、
いずれもメイン館1館だけを対象にした小規模なもの。

今回のように、
一部劇場を除く全国の上映劇場約300館で
一斉に実施されるのは初の試みとなる。

洋画離れが叫ばれる中、
今後もこのような
面白いマーケティング手法に注目だ。


●イングロリアス・バスターズ公式サイト(音声注意)
http://i-basterds.com/  

Posted by 脇田勝利 at 08:09Comments(0)脇田勝利の日常

2009年11月16日

本当に旨い店情報「筑前元祖天釜うどん・しゃぶ亭きよ田」



コンサルティングでお手伝いをさせていただいている
北九州の「筑前元祖 天釜うどん」&「しゃぶ亭きよ田」さんを
ご紹介いたします。

この2店は、店内でお店がつながっていて、
両店ともシンプルながら奥深いプロの味を
追求されているお店です。

まずは、佐賀牛ときなこ豚のしゃぶしゃぶで
北九州でダントツのNo1のお店「しゃぶ亭きよ田」です。

良いお店はどんな料理を食べても美味しいのですが、
このお店も同じ。

大将の追求する
「本当に美味しいものを、
 なるべくお安く、
 お腹いっぱい食べて欲しい」
という気持ちが表れています。

店内はあまり飾り気などはありませんが、
料理の満足度はピカイチです。

例えば、下記をご覧下さい。

●2009忘年会限定コース

http://www.syabu2.jp/menu/index.php

トラふぐ・佐賀牛・きなこ豚などが味わえる
しゃぶしゃぶコース8品で、4,500円!

この内容でこの価格は、素晴らしいの一言です。


そして、姉妹店の
「筑前元祖 天釜うどん」。

最もうどんの味が味わえる店長お薦めの「釜あげうどん」を
注文しました。



光り輝くツルツッルの麺を
シンプルに出汁と薬味でいただく、うどんです。

大将曰く「この釜あげうどんを食べ出すと通ですよ」とのこと。

テイクアウトもスタートして、
お客様に大好評。

今は「午後割」で、
15:00~20:00は
「お持ち帰り品全品20%OFF」という大盤振る舞い。

近所にあったらこんな良いお店はありません。

テイクアウトもお願いして、
唐揚げ7個500円→400円で
揚げたてを持ち帰りました。

素晴らしいお店はまだまだたくさんあります。

私たち庶民の味方である
素晴らしいお店を
皆さんの力で
もっと応援していきましょう。

ご馳走様でした!


■「筑前元祖 天釜うどん」
北九州市八幡西区相生町1-1
TEL:093-642-8053

■「しゃぶ亭きよ田」
北九州市八幡西区相生町1-1
TEL:093-641-5402
17:00~1:00(オーダーストップ 24:00)  

2009年11月13日

大統領と王様の「来年の計画の立て方vol.2」



「本当に自分がしたいことを知るためには、
 自分の制約をすべて外してみる」

というのが私の持論です。

先日申し上げた持論と全く逆のようですが、
脳を刺激するためには、
極端な質問を自分に課した方が答えが見えてきます。


私の理想の生活の仕方は
「世界を舞台に、大統領のように働き、王様のように遊ぶ」
というものです。

大統領も王様もなったことがないようで、
理想のイメージで常に意識しています(笑)。

「遊ぶ」というと日本では不謹慎なイメージがありますが、
良い仕事をするためには、
仕事以外の経験をする必要があり、
それが「遊び」と定義しています。


さて、自分の制約をすべて外してみるためには、
自分にこんな質問をしてみると効果的です。

●いくら使っても有り余る時間とお金と頭脳があったなら、何をしたいか?
●絶対に失敗せずに必ず成功するとしたら、何をしたいか?
●今やっている仕事ややるべきことを全て人に任せられたら、明日から何をするか?

人間は、ついつい今の現状の可動域の中で物事を考えてしまいますので、
徐々にブレイクスルー(突破)する力が衰えてしまいます。

体を鍛えるときのように、時には、
自分の体を追い込み、その可動域を増やしてあげる必要があります。

小さな頃に首輪でつながれたサーカスの小象は
大きくなっても、逃げ出すような冒険が出来なくなってしまい、
「首輪をされていると逃げられない」と思い込んでしまいます。

来年の計画を立てるこの時期には、
毎年自由な発想で計画を練るようにしています。

「何の制約もなく自由な状態で、
 何をやっても、上手くいくとしたら何をしますか?」  

2009年11月12日

来年の計画の立て方vol.1~厳しい究極の制約質問法~




「本当に大切なものを知るためには、
 厳しい究極の制約を自分に質問をしてみること」

というのが私の持論です。

●余命1年と宣告されたら来年1年をどう生きるか?
●スーツケース一つに持ち物全てを入れるとしたら何を持っていくか?
●年収が100万円になったら、どんな生活をするか?
●心を解放し全てを伝えることが出来る親友は誰か?
●外国に住まないといけなくなったら、どこに住むか?

といった具合に、厳しい究極の制約を自分に課すと、
自分にとって本当に大切なものが見えてきます。

面白い家を発見しました。
「3メートルキューブの家」=一辺が3メートルの立法体住宅です。

あなたが3メートルキューブの家に住むなら、どんな生活を望みますか?


■3メートルキューブの家 PACO
http://www.paco.bz/about/index.html

安土桃山時代の茶人千利休は、
何も削るものがないところまで無駄を省いて、
緊張感を作り出すというわび茶(草庵の茶)の完成者として知られ、
狭い2畳の茶室の空間を宇宙に変えた。

鎌倉時代を生きた鴨長明は、
人事が不満で職場である下鴨神社から蒸発して、
山中に隠遁し、
そのときに住んだ庵は3メートル四方の移動式の住宅だった。

米国思想家のヘンリー・D・ソローが湖畔の森の中に丸木小屋を建て、
独り自給自足の生活を送った「森の生活」という小屋も、
3メートル×4.6メートル。

ソローは
「私の住居は思索のためだけではなく
まじめな読書のためにも大学よりも好都合であった」と語っている。

簡素なミニマム住居で独り暮らしをして、
思索を深めていった事情からは、
小宇宙にも軽視出来ない大きなパワーが秘められていることが分かる。

生き方を極めると「自分にとって本当に大切なもの」だけが残る。





くしくも、来年の計画を立てる時期です。

究極の制約を課した際に、
来年の計画がどのようになるかを考えて見る良い時期です。

明日は、本日の全く逆の視点での、
計画の立て方をご紹介します。  

2009年11月11日

スタッフの成果を上げるには~明治乳業・実践勉強会~



月に一度のペースでコンサルティング&コーディネイトをさせていただいている、
明治乳業さんのマーケティング実践勉強会の報告です。

まずは、月に一度の成果報告会。

ここ最近一ヶ月の「上手くいったこと、上手くいかなかったこと」を
発表していただきます。

つまり、「成功体験と失敗体験」をシェアするための報告会です。

『小さな失敗を繰り返し、小さな成功を発見すること』が全ての出発点です。

そのことを自らの頭で考え、自らの行動で学び実践することでしか
商売は上手くいきません。

参加された方全員で、
「参加者全員の成功と失敗」を学べるため、
より一層スピードアップすることが出来、
商売繁盛という成功へ向けて前進することが出来ます。

特に同業者の方の集まりでは、
このステップは欠かせません。


その後、前回の課題だった「売れるチラシの効果検証」と
「スタッフの成果向上」について、報告を行ないました。

私のやり方は、
「難しいことを、いかにシンプルにし毎日の業務に落とし込む」ということ。

参加者全員で考えたのが、
『スタッフが成果を上げる重要な成功要因を5つ挙げること』。

全ての課題は、成功要因を絞り込み(5つがベスト)、
優先順位をつけて一つずつ解決をしていくことが
効果的な改善方法です。

ダイエットであれば、

①運動する
②食べ過ぎない
③ストレスを溜めない
④寝る3時間前は食べない
⑤間食は200kcal以下にする

といった具合に5つの自分の成功要因を考え、
一つずつ順番に習慣化するまで行なうと言うことですね。

運動すると言っても、まずは10分間の散歩でもストレッチでもOKです。

今日から出来る小さな行動を始めることからスタートをするのがポイントです。



来月も、この2つの課題を重点的に改善を行なっていきます。

参加された皆様、ありがとうございます。  

Posted by 脇田勝利 at 09:31Comments(2)コンサルティング事例

2009年11月10日

町家見学に行ってきました~九州まちづくり研究会~



九州まちづくり研究会の活動の一環で
町家見学会のご案内をいただきました。

世界中の古い街並が大好きで、
いろんな建物を見学していますが、
残念なのが我が愛する国日本の街並です。

「どうしてこうなってしまったの?!」とつい言ってしまうほど、
日本の街並は世界的に見ても寂しい限り。


何の規制もなく乱立する看板、
築30年で資産価値がゼロになり取り壊される住宅、
空室率が10数%の空き屋、
コンクリートで塗り固められた自然、
といった具合に、とても寂しい街並が日本の現実なのです。

そんな中、守るべきわずかな「我が町遺産」とも言える建物もわずかながら
残っています。

今回ご案内をいただいた町家もその一つの
素晴らしい住宅でした。



築90年の当時の豪邸で、
敷地約100坪。庭石配置の立派な庭園に灯篭2基。傷んでますが蔵付。

和の豪壮な町家ながら1階ふきぬけ天井が高く、2階が廊下にそって6室くらい。

細かな欄間ほか、当時の洋風を先取りし贅沢なつくりであるとのこと。

また、箱崎の古い暮しの歴史を物語る写真・資料等整理されてませんが多数有り。


解体予定でしたが、
現在存続の方向でお話が進んでいるようです。

このような貴重な遺産が数多く子供の代、孫の代まで残ることを
心より願いたい。

  

Posted by 脇田勝利 at 11:30Comments(0)講演・セミナー

2009年11月08日

「伝説のホテル」鶴岡秀子さんトークライブVol.3



「輝く女性プロジェクト設立イベント」で
講演をされた伝説のホテル鶴岡さんの講演内容です。

とても奥が深く1時間が本当にあっという間でした。

「夢をかなえる自分に出会う方法」という
私が追求している夢に関するテーマでしたから
とても楽しみにしていました。

講演の内容のポイントをまとめてみました。

①限界をつくるな。

・必ず実現させるという信念が必要
・Dreamが先で、Howは後
・最新の脳科学では「臨場感」が現実

②何にフォーカスするかが問題

・ウサギとカメの競争でウサギが負けたのは「相手に勝つことにフォーカス」していたから
・目的と目標の違い。目的は、いつまでも達成出来ないモノ。イチローはここにフォーカスしている。
・外国のボランティアでは「あなたが得意なことをやってください」と言われるのに対し、
日本の場合まだそこまで進化していない。


③どんなマインドが必要なのか?

・天国体質になろう
・セルフイメージが高い人
・可能な限り良い仕事をする重要性
・自信がある人は自分を信じている
・紳士淑女は「いついかなるときも相手を不愉快にしない人」
・自分の状態管理を行ない夢を引き寄せる

④どうやって夢に踏み出すか

・自分軸を持つ
・人の意見は立ち位置の違いを知り、真実を知るために重要
・エースパイロットは毎日違う訓練を行ない、直感力を鍛えている

⑤夢の語り方

・今日できることをやっている人が夢を叶える。
・何が足りないかを聞き、それを全て解決すれば夢は叶う
・夢を語り、思いついてから今日まで行なっていることを語る。

鶴岡さん、素晴らしいお話ありがとうございました。

私が考えているビジョンが、
より一層明確になってきました。

これからも、世界中の夢の実現に向けて
供に協力して前進していきましょう。

ありがとうございます。



●伝説のホテル
http://legendhotels.jp/index.php  

Posted by 脇田勝利 at 11:28Comments(4)講演・セミナー

2009年11月07日

「伝説のホテル」鶴岡秀子さんトークライブVol.2



「輝く女性プロジェクト設立イベント」で
講演をされた「伝説のホテル」のミッションをご紹介いたします。

まだ、開業前だというのに、
多くの方の賛同を得るためには、
ミッションが欠かせません。

講演の最後に流された「VTR」は、
「感動的な映像+鶴岡さん肉声のメッセージ」で
会場にいた多くの方が感動を覚え、
“何かお手伝いをしたい”と感じさせてくれるものでした。

●感動の「伝説のホテル」の映像はこちら(You Tube)

伝説の原点1/3
http://www.youtube.com/watch?v=_4vycKXiAAk&feature=related
伝説の原点2/3
http://www.youtube.com/watch?v=i1WVwgFAJJQ&feature=related
伝説の原点3/3
http://www.youtube.com/watch?v=Q2162mwX4DQ&feature=related

ミッション(使命)が人の心を動かし、
共感を得て、多くの人の賛同を得ることを改めて実感いたしました。

■ミッション

「人が自分自身の素晴らしさに気づき
 本当の幸せを見つけるためのお手伝いをすること」

■Seven principle~7つの教え~

I.自然に感謝し、その偉大さを受け入れること
II.常にエネルギーを充電しつづけ、いつでも分かち合うこと
III.出会うこと起こること全てに意味を見出し、発展させる努力をすること
IV.世界が変わるのを待つのではなく、自分が変わることで世界を変えようとすること
V.違いを尊重し、人との対話の中から新しい発見をすること
VI.人を心から信頼し、信頼される自分になること
VII.どんな時も、すぐに気持ちで恩返しをすること
ザ・レジェンド・ホテルズ&トラストでは、「7つの教え」という理念を企業活動の行動指針として揚げ、
その実践によって私たちのミッションの実現を目指します。

わたしたちは、
「一人ひとりの人が生まれてきた意味を大切にして
“自分自身の素晴らしさ” に気づくことができた時、
本当の意味での成功と幸せがもたらされる」 と
信じています。

わたしたちは、
世界中の人々が 、そんな本来の自分に出会い
“本当の幸せを見つける”お手伝いをする為に、
お客様一人ひとりと一度にたったひとつ
しか生まれない “伝説 (感動の物語)” を
時間と空間の中で創ってまいります。

わたしたちは、
その伝説をより多くの方々に
伝えていきたいと考えています。  

Posted by 脇田勝利 at 22:28Comments(0)講演・セミナー

2009年11月05日

「伝説のホテル」鶴岡秀子さんトークライブVol.1



「輝く女性プロジェクト設立イベント」で
講演をしていただきました鶴岡秀子さんのお話、
最高に素晴らしかった。

ここ最近伺った講演の中でも、
こんなにも奥が深いお話で、
なおかつ、その使命に感動したことは久しぶりかもしれ

ません。

「伝説のホテル」とは、
一言で申し上げると、
「ホテルを世界中の人が活躍出来る舞台にしよう」とい

うことです。

具体的には、
事業のスキームに「チャリティ」の要素が融合された上

で、
ビジネスモデルが成り立っているという点。

つまり、宿泊をした方が
「世界や地域に対して直接募金やボランティア」という

形で
貢献を出来る仕組みづくりを行なっていると言うことで

す。

目的や国別の募金の壺があったり、
ショップでは、購入したノートと同じものが途上国の子

供に
プレゼントされたり。

私が追求している
「NPO+ビジネス」融合のモデルを
実践している日本最先端の形です。

これからのビジネスは、
「社会的に役に立つ」という視点が必ず必要ですし、
ビジネスとして収益を上げることも大切。

その両輪が相乗効果を生むような仕組みが必要なのです



私の使命である「世界中の夢実現のお手伝い」にも
つながる、素晴らしいモデルです。

私も、日々の仕事の中で
NPO+ビジネスのモデルを模索&追求していきたいと思い

ます。

鶴岡さんありがとうございました。

続いて
鶴岡さんと「輝く女性プロジェクト」代表の森さんによ

る対談形式による質疑応答があり、
参加された皆様から熱い質問がありました。

私も自分の夢である「世界中の夢実現のお手伝い」とい

うビジョンのために
「鶴岡さんの伝説にホテルで世界中の人のお役に立つ具

体的な内容のご質問」をさせていただきました。

鶴岡さんのお答えは具体的な方法で、
「世界中の人の夢をかなえる」ステージ作りをされてい

ると納得。

これから先、私も多くの方の賛同と協力を得ながら
「世界中の夢実現」へ向けて、
前進する決意を改めてさせていただく貴重な機会となり

ました。

鶴岡さん、森さん、そして「輝く女性プロジェクト」に

参画をされた皆様ありがとうございました。

  

Posted by 脇田勝利 at 13:43Comments(0)講演・セミナー

2009年11月04日

「輝く女性プロジェクト」設立イベント大成功



立ち上げのお手伝いをさせていただきました
10月30日に行なったNPO「輝く女性プロジェクト設立イベント」、
お蔭様で、大成功でした!

主催者の森咲子さんをはじめ、
福岡の女性のパワーは素晴らしい。

立ち上げから2週間ほどで会場は満席で
女性をはじめ素晴らしい方がたくさん集まりました。

主催者である「輝く女性プロジェクト」代表の
咲ら化粧品森咲子さんのブログにも掲載されておりますが、
http://sakura.yoka-yoka.jp/

「やろう!」と言ってから、イベント当日までは約3週間、
会場が正式に決まったのが10月19日。
チラシが出来上がったのが、10月21日。
実質の集客は10日間という、
無謀とも思えるスケジュールの中、

しかも月末金曜日の昼間という開催時間の中、
100名以上の方々にお集まりいただきました。

6~7割が女性の出席者でしたが、
皆さんキレイで輝いている方ばかり。



福岡は、起業家が多いのですが、
特に女性起業家や第一線で活躍している方が多いのでは?
と感じました。

皆さん、本当に素晴らしい方ばかりです。

もっと多くの方が協力して、
福岡や地域を元気にしていけば、
こんなに素晴らしいことはありません。

私も、女性が活躍出来るように今後も
「輝く女性プロジェクト」を通じて、
御支援をさせていただきたいと思います。

参加された皆様、
森咲子さんをはじめスタッフの皆様、
ありがとうございました。

  

Posted by 脇田勝利 at 19:14Comments(2)講演・セミナー

2009年11月02日

リッツ・カールトンの秘密~シンガポール・レポートvol.1



9月のシルバーウィークにシンガポールにマーケティング視察に伺いましたので、
体験したことを中心にレポートをお送りいたします。

1983年にアトランタで誕生したザ・リッツ・カールトン・ホテルは、わずか20数年間で世界のホテル地図を塗り替え、
米国では常にトップクラスの評価を得ています。

また、シンガポール・上海・香港などのリッツは、
「従業員にとって、もっとも働きがいのあるホテル・カンパニー」としてベスト・エンプロイヤー賞を受賞するほどの評価を得ています。

その秘密を、先日シンガポールに行った際に、
リッツに宿泊し体験し、その秘密を探ってきました。

6角窓のバスルームや接客レベルの高さは当然のことながら、
地元のお菓子と紅茶のセットをお届けするサプライズや、
部屋に本をおいておくと、しおりがプレゼントされたり、と
とにかく顧客満足を徹底的に追求した究極のホテルが実現出来ています。







しかも、過剰なサービスではなく、
あくまでも自然な形でのホスピタリティ。

派手さはないですが、非常に誠実で好感が持てます。

リッツ・カールトンでは、
スタッフの満足とお客様の感動を提供するために、
「最高のホスピタリティ(おもてなし)を仕組み」として
創り上げているところが素晴らしい点です。

その「最高のホスピタリティの仕組み」をご紹介します。


●クレド(信条)と呼ばれるカードを肌身離さず持ち歩く。

経営理念や哲学が全て凝縮されている。
表面には「クレド」「従業員への約束」「サービスの3ステップ」。

裏面には「ザ・リッツ・カールトン・ベーシック(行動指針)」

リッツカールトンの成功の秘密の全てが凝縮されている。

●企業文化・風土が根付いている。

お客様と同じ目線で、積極的にコミュニケーションを取る。

●ワオ・ストーリー

お客様からの感謝の言葉や手紙を全てのスタッフに紹介する。

●ラインナップ(朝礼)を理念共有に活用

セクションごとに毎日20分程度、ディスカッション形式で、司会役が投げかけた質問をみんなで考えて話し合う。テーマは「ゴールド・スタンダード」の中から選ばれる。

●ファースト・クラス・カード

他のスタッフに手伝ってもらったときに渡す感謝のしるしのカード。
カードは手渡す前にコピーされ、写しが人事査定の参考資料に使われる。

頑張っているスタッフを正当に評価するための仕組み。

●月間最優秀従業員賞(エンプロイー・オブ・ザ・マンス)

業務実績や勤務態度に加えて、
ファーストクラス・カードの数、
お客様からもらった感謝状の数、
ワオ・ストーリーを生み出した実績などを総合的に判断して選考される賞。

給与査定や異動の面でも有利に働く。

●年間賞

300ドルの賞金や宿泊券がプレゼント。

●Let's have Fun(楽しもう)

お客様をお迎えする時の合言葉で
「お客様に喜んでいただくことと同時に自分たちも楽しもう」ということ。

●誕生日・入社記念日のお祝い

ランチルームに集まってケーキでお祝いをし
「今日一日あなたはスターです」と書かれたカードが載せてあり、
どのスタッフとすれ違っても“おめでとう”と声をかけられる。

●創業者の夢と情熱

創業者のシュルツィは創業時から
「リッツは世界一のサービスを提供するホテルになる。それが私の夢なんだ」と
言い続けている。

●エンパワーメント(権限委譲)

企業哲学と価値観を理解しているのなら、
個人の判断で行動してもいいという考え方のこと。

従業員に認められている力(権利)は3つ

①上司の判断を仰がずに自分の判断で行動できること
②セクションの壁を超えて仕事を手伝うときは、自分の通常業務を離れること
③1日2000ドル(約20万円)までの決裁権

●リッツ・カールトン・ミスティーク(神秘性)

宿泊すると、なぜか次々に驚くようなことが起きる体験を創り出すこと

「感動を偶然や個人の能力だけに頼ってはいけない。
サービスは科学なのだから」と創業者のシュルツィは語る。

●サービス・クオリティ・インジケーター(SQI)

毎日の仕事やサービスを提供する場面で起きてくる欠陥事項、
失敗事項、あるいは問題事項などを、
一つひとつ数値化して、記録に残す作業のこと。

それぞれの項目に点数がつけられ、集計される。

●グッドアイディアボード

社員が自由に感性を発揮するための仕組みとして機能し、
休憩所にスタッフが気がついたことを何でも書き込めるようになっているボード。


感動を科学し、それを一部のスタッフではなく、
全てのスタッフが実践出来る「しくみ」を持ったリッツ・カールトン。

私たちも学ぶことが非常に多い世界最高レベルのホスピタリティを持つホテルでした。

これからの商売に「感動」は欠かせません。

これからも、クライアント企業が「感動」を与えることが出来る
お手伝いをしていきたいと改めて決意いたしました。

リッツ・カールトンの皆様ありがとうございました。