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2010年08月19日

「まちづくり」やボランティアに不可欠な考え方



私の故郷、遠賀郡・中間市で活動している
(社)ひびき青年会議所のまちづくり事業に参加を
してきました。

中間市総合まちづくり課 課長補佐の藤崎幹彦さんをはじめ、
市役所の職員の方6名をお呼びして、
「未来診断」事業です。

来年の創立40周年&公益法人化を見据え、

最近まちづくりや、創始の精神、存在意義を考える事業が多く、
とても興味深く参加をさせていただいております。


いつも、マーケティングの視点からまちづくりに携わっていましたが、

今回は「まちづくりのプロ」でもある、行政の方の視点の講演ということで

とても楽しみでした。


講演のポイントは以下の通りです。

●官民協働の必要性
●「行政・市民・企業」のそれぞれの担い
●その真ん中に位置するもの
●ひびきJCに期待する事業
●地域自治と地域経済の両輪
●公益目的事業23項目
●事業例
●新公益法人について
●まとめ 今まで以上にJCの力が必要になる


ユーモアもまじえ、とても興味深くお話をお伺いすることが出来ました。

その中でも特に興味深かったのが、

「地域自治と地域経済の両輪」という考え方です。

その両輪を強くし、これから不可欠な「まちづくり」の進め方は、
とても参考になり、

私が考えている「まちづくり」と同じ方向性であることが
十分に分かりました。

その具体的な実現の方法とは、

■地域自治

1.補助金の交付・社会資本の整備(行政)
2.体系づくり(協働)
3.自主財源の確保(地域住民)

■地域経済

1.社会資本の整備・補助金の交付(行政)
2.まちづくり活動(協働)
3.営業活動(企業・個人)

いずれも、1と2は今まで行ってきたことで、
これからの最大の課題は「3」です。

つまり、地域住民と企業・個人が「稼ぐこと」が重要になってきます。

自ら「稼ぐ力」を付けることが、

最も「まちづくり」に活かすことが出来るのです。


つまり、我々に行政が最も求めることとして、

『経済人として、稼ぐ力を高める“まちづくり”』

ということです。


ボランティアだから、稼いではいけないという認識を改め、

企業はもちろん、一人ひとりが

自分たちの周りにある地域の宝を最大限活かしながら、

「稼ぐ」ことが、これからの「まちづくり」にとって欠かせないのです。


私が追究している、マーケティングで「企業」も「ひと」も「まち」も

元気になることが改めて分かりました。

とても、貴重なお話をしていただいた、


藤崎幹彦さんをはじめ、中間市職員の皆様、ありがとうございました。

メンバーも、活動の指針が見えてきて、
とても元気になりました。

ありがとうございます。
  


Posted by 脇田勝利 at 08:47Comments(0)まちづくり