(株)ドリームマーケティング
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2010年11月04日

「100年続く企業の秘密」~博多経友会 石村萬盛堂~



久しぶりに博多経友会に参加をしてきました。
http://www.hakata2002.com/

今回は記念すべき第100回の特別定例会で、

福岡を代表する多くの方が参加されており、

多いに盛り上がりました。


記念公演として

石村萬盛堂の代表取締役社長、石村善悟さんの

講演です。


明治38年創業で100年以上続く企業の秘密を

可能な限り聴き出してきましたので、

ぜひ、皆様とシェアをさせていただければと

思います。


石村萬盛堂は、福岡の方ならご存知、

大正6年から販売している「鶴の子」 という代表的な商品を軸に、

洋菓子の「ボンサンク」、
ファーストフード型回転焼きの「甘市場」、
高級和菓子の「萬年家(はねや)」、
さらには郊外大型店舗「いしむら」を積極的に展開、

新しい菓子需要の創造と業態の構築されている

地場福岡のお菓子屋さんでも有名な会社の一つです。



「鶴の子」というお菓子は“マシュマロ”という

売るのに難しい商品ですから、

やはり最初はかなり苦労をされたそうです。


創業してから、非常に厳しい経営状態らしかったのですが、

博多駅に出店してから飛躍的に向上。

しかし、その後戦争が始まり、

更にどん底の体験をされましたが、

そのお陰で命が助かり、その後の繁栄があります。


その中で生み出したマーケティングが、

当時としては非常に珍しい手法の

「ホワイトデーにマシュマロを贈る」という有名なお話。


ニーズの低い商品を売るためには、

どうやってその「必要性」と「緊急性」を高めるかが最大のポイントになりますが、

それを同時に解決する手法を生み出した訳ですね。

マシュマロと和菓子の融合と、ホワイトデーを生み出し、

「のれん」と「伝統」を守りながら、常に新しいことにチャ
レンジしていく「革新」を実践する、

ものづくりとマーケティングの融合が

100年以上続く会社の共通点と改めて

認識をしました。


講演のポイントを、全てメモをしましたので、

明日のブログにて更に詳しく、

「100年以上続く会社の秘密」をご紹介させていただきます。


石村萬盛堂の石村善悟さん、

ありがとうございます。

■石村萬盛堂
http://www.ishimura.co.jp/  


Posted by 脇田勝利 at 10:37Comments(0)講演・セミナー