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2011年02月23日

九州を救う、経済産業省「九州志士の会」世話人の会に出席




経済産業省さんからお声がけをいただき、
九州の士業&コンサルタントで協力して、
中小企業を支援するプロジェクト

「九州志士(しし)の会」

の世話人会に出席させていただきました。

いつもの地球防衛軍(笑)のような

経済産業省内の会議室での熱いミーティングです。


九州中から集まった様々な士業やコンサルタントの志高いメンバーが集まり

その中の有志が集まり世話人として、

発足の総会4月4日(ししの日)に向けて

準備を行いました。


経済産業省さんから、「平成23年度中小企業関係予算案」についての

報告からスタート。


現在、連日のマスコミなどの報道より、予算審議が順調に通るか心配されるところですが、

ほぼ、この内容で進んでいくものと思われます。


平成23年度の中小企業支援の

大きなテーマは、下記の5つです。

(1)生産性の向上

(2)海外展開支援

(3)経営の安定化

(4)起業・転業・グループ化

(5)商店街の活性化


国策で進めていく日本の経済力の方向性を示すものですから、

毎年注目をして政策をチェックしていますが、

とても中小企業の実情に合ったものもたくさんあります。


特に、注目したいのが「生産性の向上」と「海外展開支援」。


日本の「ものづくり」の生産性は世界一の生産性ですが、

ホワイトカラーやサービス業、そして中小企業はこの生産性が低いのが現実。


あるデータによると、この分野では

欧米諸国の生産性に比べ、

30%は低いそうです。



ということは、欧米諸国の会社が8時間で仕事をして定時で帰っているのに、

日本人は12時間働き4時間残業して家に帰っている計算になります。

(結構実感に近いと思います)


もっと仕事の本質を追求し、

社内の業務を減らし、マーケティングや売上、付加価値が上がる仕事に

集中する必要があります。


また、今年は「中小企業の海外進出元年」と考えており、

中小企業の海外進出の可能性を追求しておりますが、

最近その手法が確立されてきました。


平成23年も日本の方向性を見据えながら、

補助金などを上手に活用し、

多くの中小企業のご支援をさせていただけるように

改めて感じる瞬間です。


詳しい資料は下記をご覧下さい。

平成23年度中小企業関係予算案のポイント(全体像)
http://www.chusho.meti.go.jp/koukai/yosan/download/101224-23fyPoints.pdf

平成23年度中小企業関係予算案・財政投融資計画案の概要
http://www.chusho.meti.go.jp/koukai/yosan/download/101224-23fyBrief.pdf

平成23年度経済産業省予算案の個別事業説明書・PR資料
http://www.meti.go.jp/main/yosan2011/pr.html



その後、定款・規約の詰めを行い、

大切な組織運営の方法と機能面の役割分担を行いました。


(1)組織運営

・登録(入会) 
・会員サービス(内部研修)
・報酬 
・会則 

(2)企業企画

・広報 
・研修(外部研修)
・交流・連携支援(マッチング) 


私の担当は、得意なマーケティング機能である「交流・連携支援」の部分です。


中小企業や各種団体・金融機関と連携をして、

どんな風に九州志士の会がお役に立てるかを

マーケティングのノウハウで企画をさせていただくことになりました。


日本全国・九州・福岡の多くのキーパーソンと連携をしていきながら、

マーケティング・プランを立案し、

多くのお役に立つ仕組みを考え、

そして携わる全ての方にメリットがある「三方良し」の

計画を立案致します。


参加していただいた皆様、ありがとうございました。





●設置趣旨(案)

 中小企業を取り巻く環境が厳しさを増す中で、中小企業を支援する中小企
業施策も高度化、複雑化しており、多様な士業の専門家のサポートが不可欠
となっています。

しかしながら、士業同士の連携が必ずしも十分であるとは言えない状況下に
あり、中小企業・地域の課題解決には士業間の密接な連携が不可欠です。

このため、九州経済の活性化や九州地域の中小企業支援に対して、高く、真
摯な志を持った士業等の専門家からなる「九州地域中小企業支援専門家連絡
協議会」(略称;九州志士の会)を設立し、士業等専門家間の連携等を深め
ることで幅広い課題解決に取り組む。

さらには中小企業施策への更なる理解と、九州経済産業局をはじめ中小企業
支援機関等の関連機関との連携を強化することで、九州の産業や地域の課題
解決に取り組む。


●会の目指す方向(案)

 高く、熱い志を持った士業等の専門家の連携のもとに、中小企業等の産業
・地域の課題を解決し、九州地域の活性化を目指す。

さらには全国、九州のキーパーソン等とも連携する。   


Posted by 脇田勝利 at 22:36Comments(0)業務提携&協力会社