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2012年09月18日

今注目されるトルコへ1週間行ってきます。




台風の影響で、1日前倒しで慌ただしく福岡空港に到着し、トランジットのソウル仁川に一泊し、
その後トルコイスタンブールへと飛んだ。

12時間のフライトで普段考えることがなかった企画等の構想がまとまる。

やっぱり、海外に行くと全く違った視点で物事が考えられるのが良いところ。

台風の影響もあり、暴風雨に見舞われた福岡とソウルだったが、
厚い雲を左右にゆられながら、飛行機はなんとか上昇し、
雲を抜けるとそこにはいつものように青空が広がっている。

どんなに悪天候でも、その雲の上には当然のように何事もなかったかのように青空が広がっている。

やはり、視点を変えることの大切さを感じさせてくれる。

日常のささやかな小さなことも大切だが、
時には世界規模で自分の置かれている場を俯瞰的に全体像を捉えて考えることも大切だと感じさせてくれる。

飛行機は、氷に閉ざされた地平線まで誰も人が住んでいない不毛のロシアや中央アジア、黒海を通過して、
イスタンブール南部に広がるマルマラ海へ抜けた。



コバルトブルーの鮮やかな会場でUターンすると、海岸沿いに並ぶ高級住宅が目に入る。

日本円で5〜10億円もする財閥の一族が居住するイスタンブールで最も快適な場所でもある。


イスタンブールの住宅の屋根は、赤茶色をした地中海独特の素焼きの瓦であり、白壁と緑の多い町並みが統一感を持ちながら、どこか様々な文化が混じり合っているトルコの異国情緒を感じさせてくれる。

イミグレーションに並ぶと、世界中のありとあらゆる人種が混じり合った独特の雰囲気。



アジアとヨーロッパと中東の中心地に立つトルコらしい風景。

ここにいると、今までの固定概念が全て吹き飛ばされ、人種を越えた個々人一人一人がより強調されるかのようでとても新鮮な気持ちになる。

イスラム教を冒涜した映画を流したとして、世界中で反米運動が広がっているが、アメリカ人はイスラムを理解していいないのだ。

イスラム人が嫌う人のプライドを傷つける行為(これは世界中どこでもタブー)を平然とやってしまうのが、アメリカ人であり、全てのイスラム教徒を敵に回してしまっているのがアメリカ流。

トルコがアメリカからも一目置かれているのは、外交の上手さである。

トルコ人は中東やイスラムの世界でもその人心術を心得ており、相手が嫌がることを決してしない真の国際社会を目指す上でそのしなやかさには世界中から注目されているほどだ。

人口7400万人、29歳以下の若年層が総人口の半分を占める若い国。

そして、経済成長も毎年のように7%近く成長しており、

ヨーロッパとアジア、そして中東、アフリカ進出も含めて、海外進出の拠点として注目をされている国であるトルコで、日本人の海外進出の拠点を創るために、現地トルコでの協業と情報収集を進めていきたい。

私の強みは、世界中どこに行ってもすぐに友達になれること(笑)

今回の旅も多くのトルコ人の友達を創りたい。

(続)