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2012年09月19日

トルコが凄い!その秘密をトルコからレポート





異国情緒漂うトルコの夜明けから、行動開始です。

トルコは食べ物が全て美味しく、物価も安い。

どこで何を食べても素材の味を生かしているため、
日本人の口にも合う。

体感的には、日本の半分ほどの物価です。

一人1000円もあれば夕食でもお腹いっぱい食べることが出来るし、
食事もどれも美味しい。

トルコ人がよく飲むチャイで乾杯です。




2017年までのGDP成長率は推定6.7%と、OECD加盟国の中でも急速な経済成長が期待されています。

産業は近代化が進められた工業・商業と、伝統的な農業とからなり、農業人口が国民のおよそ40%を占める。

貧富の差は比較的激しく、イスタンブール中心部の一等地は東京やNYと変わらないそうだ。


トルコの概要から見てみよう。

トルコはアジアとヨーロッパに股がった国であり、日本の公式見解では中東に分類されるという、世界で唯一とも言える中立な立場にある国と言える(笑)

実際、イスタンブール現代美術館に行くと、反米のアートがたくさんあり、街中を歩くと皮肉たっぷりの「I love Istanbul」の表示があり、

米国とイスラムやトルコとの関係がかいま見れる。



実際のトルコを体感してみると、一言で言うと

「自然体のおじさん天国」(笑)

イスラムの文化なのか、街中にはほとんどが男性ばかりで、

店員も男性がほとんど。

その中で、オジサンが本当にいい味を出している。

日本のオジサンも見習うべき所がたくさんある。

いつも自然体で、笑っていたり、喧嘩したり、
とても素直で自然体な生き方をしているのがすぐに伝わってくる。

日本のオジサンはどこか、窮屈なのか世間体を気にするのか、
余裕が感じられない感じが一般的。

トルコ人に見習って「オジサン道」を目指すことを決意(笑)。



国土はヨーロッパ大陸とアジア大陸にまたがり、北の黒海と南のエーゲ海・地中海を繋ぐボスポラス海峡が街の中心部を流れている。



イスタンブールの人口は1137万人いるが、街の中心部を歩いていても全くそんな感じがせず、どこかのんびりした街という印象。

IMFによると、2010年のトルコのGDPは7290億ドル(約60兆円)であり、世界第17位である。

日本のGDPは、2012年の予測が517兆円のため、日本の12%ほどのGDPだ。

九州のGDPが48兆円のため、九州よりやや多い。

これからのトルコの将来を体感した経験から考えてみると、

「この国は、これから間違いなく発展する」と断言出来る。

その最も重要な点は、

「バランスの良さ」だ。


オジサンの自然体を筆頭に、
とにかく全ての要素がバランスが良く、
とても奥が深いのだ。

今まで50カ国に訪問し、
いろんな国を体験してきたが、
世界的に成長する国の共通点として上げられるのは

「良い意味での要領の良さ、したたかさ」

が上げられる。

シンガポール、香港、タイなど、
誰とも喧嘩をせずに、
全てをバランス良く進めていく国は、
長期的な成功を収める。

これは、国も企業も人も共通した成功の秘訣かもしれない。

常に自然体でいながら、
周りとの和を重んじ、
しかも、強力なリーダーシップを発揮し、
前進する。

そんな、「これからの時代の真の強国」の要素を
備えているのがトルコだと言える。

さらに、トルコを深堀してきます。

(続)