(株)ドリームマーケティング
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2012年10月01日

2冊目の新刊、本日発売&Amazonキャンペーンのご案内



私の2冊目の著書「ブータン人が欲しがるものがなぜ日本でヒットするのか?」がついに、
本日10月1日に全国書店で発売になります。

サブタイトルは「"夢"と"幸せ"を実現する新しい日本人の働き方~」です。

様々な有名企業の事例を紹介しながら、
私のコンサルティングの実例をもとに、
分かりやすく売上を上げるマーケティングのノウハウを学ぶビジネス書です。

しかし、本当に伝えたかったのは、

「日本人はもっと幸せな働き方」が出来るということです。

ご購入は豪華特典がついている、Amazonキャンペーンを行いますので、
10月6日(土)7日(日)の二日間、ぜひ下記よりご購入よろしくお願いいたします。

■Amazonキャンペーン 特設サイト
http://www.dream-marketing.jp/lp0920/index.html





本ブログでは本書の「はじめに」を全てご紹介させていただきます。

ありがとうございます。



■はじめに

これからのビジネスの成功はブータンに学べ  

私は、ビジネスや経営改善を提案する売上向上&海外進出コンサルタントをしています。  

日本はもちろん世界50カ国を飛び回り、コンサルタント実績は12年間で6000社を超えました  

クライアントには、年商何十億の大企業から夫婦でおこなっている店舗、NPO団体、士業、コンサルタント、選挙立候補者など様々な業態があります。有難いことに、2012年6月に1冊目の著書『売上向上の必勝パターン』(ごま書房新社)を出版してからその数も増え続けています。  

しかし、私のコンサルタントの方法は一貫しています。  

なぜなら、どんな業態でも売上向上や成功への道は同じだからです。  

今回の2冊目では、1冊目の読者からの質問が多かった、 「もっと脇田さんのコンサルタント実例を知りたい」  との声を受けて執筆をいたしました。せっかくですので、前著では少し専門的になった売上向上の法則を簡単に交えながら話を進めていきたいと思います。  

私のコンサルティングには、3つの柱があります。

1、「ブランドづくり」
2、「シナリオづくり」
3、「コミュニケーションづくり」    

これはマーケティングのノウハウですが、思ったように売上が伸びないビジネスは必ずこの柱のどれかが足りません。このことに気が付かず、四苦八苦して同じ道を堂々巡りしていることがほとんどです。  

逆に、売上が飛躍的に伸びているビジネスは、驚くほど立派な3本の柱が築かれています。それが意図的なのか、結果的なのかはわかりませんが、みなさんも本書をお読みになった後、勢いのある企業を本書の観点で調べていただければ納得されるでしょう。  

3つの柱に共通するのは、自社やあなただけの強みを見つけ「価値」を生み出すことです。  

つまり、「価値」を重視出来ないビジネスに成功はないということです。  

「顧客が求める価値ってなんだろう?」  

その問いには貧困国といわれながら、97%の人が幸せを感じている、いま話題の国「ブータン」を例にお答えします。  

ブータンは世界に先駆け、GDPからGHN(国民総幸福量)を国策で行っているのはご存知かと思います。  

しかし、私は実際に自分で体験しないと納得できない性格です。そこで早速ブータンへ飛んでみました。私はブータンを肌で感じ、ブータン人と同じものを食し、ブータン人と一緒にビジネスをしたり買い物をしました。  

その結果、幸せな毎日を送るためのポイントは以下にあると私は結論づけました。

・いつも自然体
・ガツガツ働かない
・仕事も遊びもムリをしない
・性能や品質ではなく、夢や幸せを感じることにお金を払う
・収入を増やすことより家族と過ごす時間を大切にしている
・幸福は人間関係にある
・大事にしている人に喜びを与え、思いやりを持ち、いろんなものを分かち合う
・顧客全てに夢や幸福を与える仕事をする  

これは、まさにブータン人の「価値」をあらわしています。この「価値観」で国民の97%が幸福と感じているのです。  

バブルの時代や崩壊後を支えてきた方々には信じられない「いい加減さ」に移るかもしれません。  

しかし、日本人に共通している点がいくつもあるのはお分かりかと思います。 コンサルタントを生業としている私は、特に以下の2つの共通点を強調します。  

1つ目は、日本の若者の行動や思想に近いところです。  

先日の日経新聞に掲載されたアンケートでも、15〜20歳の若者の「人生において一番重要なもの」という問いに、「人間関係」と答えた方が82%にものぼりました。  

特に職場ではなく、友達や恋人を対象とした「コミュニケーションづくり」が重要だという方が大半を占めました。  

以前は、「仕事」「将来」などの答えが多かった、若者の「価値」は大きく変わってきています。  また、不況が続く日本で将来が見いだせないヤングサラリーマンは、自分の生活やスタイルに重点を置きます。ムリな職場をすぐ辞めてしまう転職が多かったり、残業や付き合いをかたくなに拒むのはその「価値」の表れでしょう。  

2つ目は日本の和の心です。  

これは古き良き時代の日本にはありふれた光景でした。しかし、少し前までの殺伐とした日本社会、特にビジネスの世界ではほとんど見られなくなりました。  

しかし、2011年3月の大きな災害がその流れを変え始めました。  

忘れもしない「3・11東日本大震災」です。とても辛い体験でしたが、それまでには信じられないくらい人と人との助け合い、思いやりによって、ようやく立ち直りつつあります。  

この災害をきっかけに、日本人の「価値」に和の心が灯り始めました。高くてきらびやかなものより、相手に喜びを与えるもの、思いやりのあるものを必要とする価値観に変わってきています。  

この2つの点は、今後のビジネスシーンも大きく変えていくに違いありません。  

なぜなら、若者は今後のビジネスゾーンの中心となり、和の心をもった日本人の需要は変わって来るからです。  

つまり、この層を満足させる「価値」を提供しない限り、今後のビジネスでの成功はありえません。  

「ブータン人の欲しがるものを提供すれば、どんな商品やサービスも大きなヒットを得る時代がすぐそこに来ています」  

それに気づいた、大手企業は早くもその需要にこたえる商品やサービスを次々にリリースしています。  

あなたも最近行ったお店や買った商品に思い当たるケースはありませんか?  

「価値」は「夢」や「感動」に置きかえることもできます。  

形のない心理的要素ですので、すぐにはなかなか理解できないかもしれません。  

そんな曖昧なものを理解していただくため、本書では理論的に誰もが知っている企業や私のコンサルティングの実例を中心にお伝えしていきます。  

本書により、いま必要とされている「価値」を築く方法に一早く気づき、成功を掴んで欲しいと思います。

脇田勝利  


Posted by 脇田勝利 at 13:08Comments(0)経営が良くなるノウハウ