(株)ドリームマーケティング
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2012年10月16日

売上を上げるアンケートの方法




■売上向上するために戦略的なアンケートは必須です


アンケートを有効に使っている会社は残念ながら圧倒的に少ないのが現実です。

間違いなくアンケートを活用出来ている会社は1%以下です。

アンケートの本質を把握し、顧客の本音を把握することで売上を上げる重要なツールにすることが出来ます。

今回のブログでは、アンケートの実践的な取り方をご説明させていただきます。



【間違いだらけのアンケートの取り方】

99%もの企業やお店がアンケートを有効に取れていませんので、
具体的にどのような形でアンケートをとれば効果的かを説明させていただきます。

【アンケートの真の目的】

アンケートの真の目的は「顧客の本音を知る」ことです。

そして忘れがちなのがアンケートを結果をもとに「コミュニケーションをとり顧客に提案し受注する」という戦略的なアンケートを行うことで、見込客も開拓することが出来ます。

アンケートの目的は主に下記の6つに分類することが出来ます。

(1)現状把握
  調査をすることにより、消費者がどんなことを考えているかの本音を知ることが出来ます。どんな状況で何が起きているのかを把握し、その結果を意志決定に活用することを目的とします。アンケート結果をどのように活用するのかを明確にする必要があります。

(2)仮説検証
  調査を実施するものが何らかの仮説を設定し、その仮説が本当に正しいかをデータで確認することを目的とします。どんな仮説を検証しようとしているのかを明確にする必要があります。

(3)欲しい情報を手に入れる
  「自社が欲しい情報を手に入れる」ことで、会社や商品の良い所が分かるようになります。そのアンケート結果を公開することで、社員のモチベーションが向上したり、顧客満足度が向上します。

(4)情報提供
  アンケートで質問をすることにより、アンケートに答える方に対して「相手が知らないことを伝えることが出来る」ということになります。

(5)見込客発見
  アンケートの内容や景品を工夫することにより、自社の商品に興味がある方にアンケートを行い戦略的に見込客を集めることを目的にします。アンケートをもとに再度コミュニケーションを行い購入までの導線を創ることが大切です。

(6)アンケート2次利用
  アンケート結果をもとに商品開発に利用したり、法人営業で活用したり、売れる広告を創ったり、マスコミや顧客へ情報提供を行います。アンケートをもとに再度コミュニケーションを行い購入までのストーリーを創ることが大切です。


【アンケートの対象者】

対象者をあらかじめ想定しておくと、質問が具体的になり知りたい情報を得やすくなります。

【アンケート項目の企画】

下記のことをまずは明確にして、アンケート項目を設定していきます。

●何を知りたいのか?
●何を調べたいのか?
●何を伝えたいのか?
●アンケートをとった後何をしたいのか?
●アンケートの見込客をどんな属性で分類したいのか?

【アンケートを取る際の注意点】

1. 回答しやすい質問から始める
2. 選択式からスタートし、自由解答は後半にいれる
3. 選択式の質問は、想定される回答をイメージして、必要な選択肢を網羅する
4. なるべく誘導質問をしないようする
5. 大きなテーマから、小さなテーマへと質問を進める
6. 同じテーマの質問はまとめて配置する
7. 優先順位の高い質問は早めに聴く
8. プライバシーに関わるデリケートな質問(年収・学歴など)は一番最後に聞く


アンケートを有効活用して、
売上向上を目指してみてください。

ありがとうございます。

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Posted by 脇田勝利 at 17:27Comments(0)経営が良くなるノウハウ