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2013年06月27日

海外進出、日本にいながらにして成功する法則



最近、3分の1近くは海外に行き現地で活躍している日本人の皆様のコンサルティングや、
現地で講演を行っています。

そして、それ以外の時間でも「全て24時間、日本人が世界で活躍する」という視点で
様々なものを自ら体験するようにしています。

そのため、良く行くのが「現地の日本食(笑)」。

香港で行列ができる豚カツ店と言えば「とん吉」です。

週末は19時前には満席になってしまうことがほとんどで、
店の前には待ってる人がたくさんいます。

客層はローカルと日本人が半々くらいか、ローカルのほうが多い感じです。

ローカルのクチコミサイトでも大変評判がよいのです。

立地は世界で最も家賃が高い銅鑼湾(コーズウェイベイ)にある、ワールドトレードセンター内の一等地。

料金は、こんな感じです。

●とん吉特選刺身盛り合わせ 588香港ドル(7400円!)



●神戸牛のコロッケ 1個 88香港ドル(1100円!)



●冷奴 3888香港ドル(480円!)

香港の一等地とはいえ、この金額の高さは半端ではないですね。

客層はというと、若い女性の2人組や、カップル、家族等、
休みの日にちょっと豪華に豚カツを食べにいこうという雰囲気。

実際、アジアの多くの国では、日本食はデート等特別な時に食べる食事だとも言えます。

海外の大戸屋では、バレンタインで花束をプレゼントしたり、
デートスポットとして定着をしているようです。

日本の定食屋さんでも、昔の日本のイタリアンのように、
日常食でもお洒落な食事になっているようです。

実際に頼んでみたのは、オーソドックスなロースカツ。

168香港ドルですから、2200円ほどです。



体感的に、日本の物価の半分程度で食事が出来る香港では、
かなり割高な食事と言えます。

味は衣がサクっとしていて、美味しかったですが、
豚肉はおそらく中国産です。

味は正直、日本の浜勝と同じ位の感覚でしょうか。

海外で飲食店を中心に成功するには、
圧倒的なブランディングが必要です。

人気があるから、さらに人気になる。

その人気をどこから起こしていくかがポイントです。

やはり、口コミを起こす仕組みをプログラム化し、
ビジュアルも含めて、SNSなどで情報をローカルの方からいかに発信してもらうかが、
勝負になりそうです。

私の持論で日本にいながらにして、海外進出の80%の準備はできると考えています。

今、日本にいながらにして、出来る事は、

「日本でやっていることを、一つ一つ細分化し、世界を舞台に最適化するか」というステップが必要になります。

つまり、何をどこでやるのか?それを検証すれば、海外での成功も見えてきます。

日本にいる時でも、そのステップは今後必須になってきます。

今後も、世界で通用する日本企業を常に意識し、
日本で成果を上げると、世界でも通用する、そんなコンサルティングを実践していきます。

ありがとうございました。