› 夢と情熱コンサルタント脇田勝利の公式ブログ › 2014年01月16日
(株)ドリームマーケティング
http://www.dream-marketing.jp/
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2014年01月16日
自転車ブルベ200k完走するためのノウハウ
先日のブログでご紹介した通り、
1回目のブルベ挑戦は、あえなくリタイヤとなってしまいましたので、
コンサルタントらしく(笑)失敗の原因を明確にしてみました。
【失敗の原因】
●体調の調整不足
前日に長崎で講演を行い、その後講師として懇親会にも参加。
睡眠時間は3時間で無謀にも挑戦したこと
●体力の過信
ジムに10年以上、週に2回は行って体を鍛えていたので、体力でどうにかなると思っていた。
最初の30kmで怒濤の800mの山越えがあったため、そこで足が吊り体力だけではどうしようもなかった。
●準備不足
自転車用GPSガーミンを装備していたため、安心していたら、当日データが入っていなくて結局はGPSが使えなかった。その他の備品に関しても前日に準備したものもあり、やはり当日は焦ってしまい心の余裕がなくなってしまった。
●峠越えのトレーニング不足
今までは、自宅を往復して100km乗っていたのが最長距離だったし、きつい峠では練習をしていなかったため、当日はどうにも体が対応出来なかった。
●マシンのメンテナンス不足
何の整備もせずに、いきなりブルベに出場したため後から考えると、かなりチェーンなどに油が付着して軽快な走りではなかった。
という反省点を踏まえて、2回目のブルベでは上記の課題をかなり克服する形で完璧な準備を行い、出場することが出来ました。
完走した人だけが獲得出来る公認メダルをいただきました。
何でも原理原則は同じですが、やはり“段取りが9割、当日の努力が1割”というほど、準備が最も大切です。
当日、いかに自信を持って100%の確信を持ち、ゴールに向けて全身全霊で無心で向かっていくかが最も大切です。
今回の作戦は下記の通りでした。
●ゴールへ向けて明確なイメージを持つ。
BRM112嘉麻200k
http://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=c36da6104a015fe5f7a084f31d48fdb2
今回は、福岡市周辺だったため土地勘があったため、コースのシミュレーションを徹底的に行い、イメージトレーニングを行い、ゴールへ向けての明確なイメージを行った。
●ゴールするための完璧な準備
今回は真冬のレースのため、練習の際から何度も服装のシミュレーションを行い、温度調整を最適にすることが出来た。
また、ブルベの肝である自転車のコクピット周りを完璧なセッティングにし、GPS・スピードセンサー・キューシート入れ・ライト2つをきっちりとまとめることが出来ました。
このコクピット周りの完成度がブルベ完走のための装備で重要なポイントになります。
●GPS
ガーミン800J
●スピードセンサー
キャットアイ(CAT EYE) CC-MC200W マイクロワイヤレス ホワイト
●キューシート入れ
RIXEN&KAUL(リクセン&カウル) フリーライナー AM835
●フロントライト
(1)キャットアイ(CAT EYE) ヘッドライト ECONOM Force RECHARGEABLE HL-EL540RC
(2)GENTOS(ジェントス) 閃 325 【明るさ150ルーメン/実用点灯10時間】 SG-325
当日は、朝4時半に起き6時過ぎには現地近くに到着し7時から受付開始、そして8時スタートというスケジュールです。
参加者の中には、ミニベロと言われる小径車やマウンテンバイク、ママチャリで参加している人もいます。
たくさんの方と話しましたが、皆さん200Kは楽勝のようで、300Kはもちろん、600K走った方もいます。
本当にツワモノはどこの世界でも凄いですね。
一緒に走った方は、標高600m以上の皿倉山を練習で頻繁に登っていると言いますし、ヒルクライムで最高60分の記録も持つようです。
そのヒルクライムの優勝者は30分という記録も持つ人がいるようで、どの世界にも凄い人はいくらでもいます。
出発時はマイナスの気温で自転車が凍るほど寒く、走り出すと汗をかいてくるため体温調整がとても難しい。
でも、走りながら仲間達と会話を楽しんだり、チェックポイントであるコンビニのおにぎりなどの食事が最高に楽しみになります。
考える事は、とにかくゴールすることのみ。
そのために、必要なことだけを考え、頭を真っ白にしてひたすらペダルを回すのみです。
このストイックな世界こそ、ブルベの魅力です。
日本人も、もっとブルベ発祥のフランス&欧米のように
お金を使わずに「大人の遊び」のブルベやトレッキング、登山、キャンプなど自然を触れ合う機会を作る事が大切だと改めて感じる良い機会となりました。
自転車を漕いでいると、自然の中にいることを実感出来ます。
車からは見えて来ない景色があります。
結局、200kmを11時間58分で完走し、獲得標高は1509mでした。
カロリーの消費量も1万kcalを突破しゴールした時は元気でしたが、家に帰るとほぼバタンキュ〜と爆睡をしてしまいました。
今年は、死ぬ気で全てのことにチャレンジをする目標を立てていたため、
ブルベの完走は年初早々から素晴らしい感動とスタートダッシュをすることが出来ました。
「あの時の苦しみに比べたら・・」と考えると、ブルベ完走のことを考えれば何でもチャレンジ出来そうです。
今年は、更にチャレンジして自分の限界にチャレンジしていきます。