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2014年03月11日

3.11から3年、震災から学んだ教訓にユダヤ人に学ぶ日本人の生きる道が見えてくる。

東日本大震災から3年が経とうとしています。

私も震災から5ヶ月後に現地に飛び下記のようなご支援を行って参りました。


●被災地に行って参りました。想像を超える津波の被害
http://marketing.yoka-yoka.jp/e724405.html

●Remember 3.11『日本は今がラストチャンス』
http://marketing.yoka-yoka.jp/e809293.html

●9/13東京 震災復興「気仙沼線」「サンマ漁」お披露目会
http://marketing.yoka-yoka.jp/e1019846.html





人間は忘れやすい生き物です。

「震災を忘れずに」と良く言われますが、
人間は忘れる事で幸せになる一面もあるため、
どうしても忘れてしまうものです。

ただ、一つだけ忘れてはいけないものは「教訓」です。

日本人の先人が伝えてきた「教訓」をもっと伝承していくことが大切です。


例えば、世界中で活躍している民族として上げられるのが、
ユダヤ人と中国人です。

ユダヤ人はご存知の通り、国を追われ世界中に散らばった民族ですが、
「地球上の0.02%のユダヤ人がノーベル賞の40%を占める」と言われるほど、
世界で最も優秀な民族として知られています。

また、世界中で華僑として活躍をしている中国人も、
同じ共通点があります。


サター氏が最初に刊行した本「ユダヤ人の頭の中」によれば、
ユダヤ人の過去の歴史や文化に根付いた特有の思考方法が、
ここまで各分野において類まれな成功を収めさせていると説いています。

サター氏の著書を参考にしながら、わたしたち日本人にも活用できるポイントを5つあげてみました。

(1)リスク管理を徹底し、「損切り」せよ
(2)顧客第一主義を通す
(3)他人の言語や文化に慣れ親しむ
(4)分からないことを放置しない徹底した議論
(5)論理的思考と文書化スキルを身に付ける

つまり、民族として

「リスクを最小化し、チャンスを最大化する教訓を家族やコミュニティ単位で伝承していること」

が彼らの共通点です。


この石碑をご覧下さい。







風化した石碑に刻まれた大津波の教訓が、リアス式海岸に住む人々に先人の警告を静かに伝えています。


 岩手県・重茂半島、姉吉地区の住民は3月11日、東北大震災による巨大津波が高台の下の漁港を襲った時に自分たちが難を逃れたのは、中腹の林の中に建つ石碑のおかげだと語っています。


「高き住居は児孫の和楽」――高台にある家は子孫に平和と幸福をもたらす、と記された碑は、太平洋に面するリアス式の三陸海岸で数千人の死者を出した1933年(昭和8年)の昭和三陸大津波の後に建てらました。


碑の文句は

「想へ惨禍の大津浪(大津波の災いを忘れるな)此処より下に家を建てるな」

と続いています。


偉大なる日本人の先人から学び、
家族や地域でその教訓を伝承していくことこそが、
最も大切なことだと感じます。


皆様は、震災から3年経ち、どんなことを感じますか?