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2014年09月02日

台湾で売上15%アップ「中国人と日本人の文化の違い」



中国や中華圏のでのコンサルティングが増えています。

本日も、嬉しいご報告をいただきました。

4ヶ月前にコンサルティングをさせていただいた台湾の企業の業績が、

「前年比15%アップの売上向上を達成し、売上2億5000万円に達するのは間違いない」

というご報告をいただきました。

前年の売上は2億2000万円ほどでしたから、
2ヶ月のコンサルタント契約で、
3000万円の売上を向上したことになります。

嬉しい限りです。


今後益々、世界中で売上を上げる原理原則を追求し、

世界中で成果を上げて参ります。


日本のみならず世界中で成果を上げるノウハウが構築されています。

特に大切になのは「変わらない部分」と「変わる部分」の見極めです。

特に日本人の常識は世界の非常識。

中国人と日本人も良い悪いは別にして「文化」が違うのです。


中国での今までのコンサルティングの経験から、
中国人スタッフのマネジメントで気をつけることをリストアップしてみました。

これからの日本人は間違いなく、
中国の方と一緒に仕事をしたりプライベートで付き合ったりと、
交流が深くなります。

お互いの違いを認識し、
素晴らしい関係を築きたいものです。



●中国人ほど上司を厳しく見る国民はいない

決断出来ない上司や力のない経営者は、まさに1日で見切られてしまう。
中国人の部下が日本人をバカにしはじめたら、組織は崩れていきます。
そうなったら上司を替えた方が良いのです。

●率先垂範、即断即決が求められる

中国に限らず、一人一人の能力が求められる海外では、
自らが自らの判断と決断を行い、率先して行動し成果を上げることが求められます。

●商売人発祥の地

中国4000年で培われた商人としての中国人の力を日本人には、なかなか叶わない点が多い。
世界中で活躍する華僑の各地に根ざす力や交渉力、政治力等は、やはり優れています。
日本人は、職人の国と言えるでしょう。
中国人は商人、日本人は職人と考えると、分かりやすい。

●現地のことは中国人に任せる

中国に限らず、海外で成功しているビジネスは、やはり現地の方にいかに任せられるかにかかっています。
伸びている会社は、いずれは社長を任せるとまで言って、どんどん権限を委譲し、
人材育成を進めています。

伸びない日系企業は、常に日本人がマネージャーを行う必要があり、現地の方が伸びていません。

●人間関係の壁を作らない

社長室を作り、社員を別の豪華な食事をする、こんな社長は中国で上手くいかないようです。
一緒に仕事をし、一緒に悩み、一緒に考え、一緒に汗を流し、一緒に喜ぶ、そんなことが大切です。

●本当にダメな所は、ダメと決める

日本と中国は文化が違うので、相手のことを寛容に受け入れてあげることが大切です。
ただし、最も重要な部分は徹底的にダメと決めることが大切です。

仕事でもプライベートでも、安易な妥協は成果を生まないばかりか、お互いにとってマイナスです。

寛容さと厳格さの両方をきちんと基準を決めることが大切です。


●中国人ビジネスマンと日本人ビジネスマンの違い

【中国人ビジネスマン】      【日本人ビジネスマン】     

   自分を主張する       ⇔    相手に配慮する

   話すのが早い、大声    ⇔    ゆっくり話す、小声

   アグレッシブ、攻撃的    ⇔    コンサバティブ、保守的

   個人>組織          ⇔    個人<組織

   遠慮がない          ⇔    遠慮が多い

   合理的             ⇔    社交辞令が多く非合理的

   競争意識が高い       ⇔    仲間意識が強い

   戦略的な考えを好む    ⇔    地道な改善活動を好む

   効率意識が高い       ⇔    品質意識が高い

   自己主張が強い       ⇔   本音と建前が別々

   豊かさ=お金         ⇔   豊かさ=生活スタイル

   喧嘩して仲直りする     ⇔   喧嘩せずに絶交する

   言わなくてもやってしまう  ⇔   言わなければやろうとしない

   明日=今日とは別の日   ⇔   明日=今日の延長
  

Posted by 脇田勝利 at 20:22Comments(0)