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2015年01月19日

世界最先端Googleの働き方&マネジメント

本を読むことは私の仕事では必須なので、
月間2〜3万円の書籍を購入し、
必要な箇所をパラパラとめくり読書をし、

そのノウハウをさらに体系化し、
現場で実践し成果を上げる糧にしてます。

よく読む本は、
実はかなりバラバラで最近は人間の本質に迫る、
心理学や戦争、遭難、事件などの
極端な分野の本を読み、人間が極限の状態になった時に、
どんなことを考えどう行動するかを研究しています。

なかなか一冊を通して読むことはないのですが、
最近面白かった本で一冊をあっとういう間に読んだ本を
ご紹介します。

今年のテーマはシリコンバレーですから、
シリコンバレー関連の本はほとんど読破してます。

そんな中であったのが「How Google Works」という本です。

この本を通じて「世界最先端の働き方」がさらに明確になりました。

これからの時代は、どんな会社でも「理想の働き方」を追求する時代です。

今の私たちの「企業」が実は20世紀の旧態依然とした職場でることが
よくわかります。

「世界最先端の働き方」のポイントをご紹介します。

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●グーグルは「自律的思考」をあらゆる活動の基礎にしている。

●将来に向けて、あえて大胆な賭けに出る。

●グーグルはオフィススペースの広さで“偉さ“を図るような職場ではない。

●グーグルのシンプルな原則で最も重要なのが「ユーザを中心に考えること」
最高のプラットフォームとプロダクトを生み出せば、お金は後からついてくる。

●とびきり優秀な人材に自由を与え、コミュニケーションを通じて全員が同じ方向に進むようにした。

●伝統的なビジネスプロセスを否定

●グーグルが成功した最大の理由の一つは、2003年の事業計画が、実は全くダメだったから。

●経営戦術について、20世紀に学んだことのほとんどは間違っており、根本から見直す時期に来ている。

●企業の成功に最も重要な要素はプロダクトの優位性になった。

●プロダクトの優位性がとくに重要である理由は、新たな試みをし失敗するコストが大幅に低下したから

●「説明はいらないから、見せてくれ」というスピード感

●劇的に優れたプロダクトを生み出すのに必要なのは巨大な組織ではなく、数え切れないほどの試行錯誤を繰り返すこと

●企業がスピードを高めていかなければならないこの時代に、構造がそれを阻んでいる。

●「スマート・クリエイティブ」という新しい人材が成功のカギを握る。

彼らは、特定の任務に縛られず、情報やスキルに自由にアクセスし、リスクをともなう取り組みが失敗しても不利益をうけない。

職務や組織構造に束縛されずにむしろ自分のアイディアを実行に移すように奨励されている。

納得できないことがあれば、黙っていない。退屈しやすく、しょっちゅう職務を変える。

多才で専門性とビジネススキルと創造力を併せ持っている。

●あらゆる企業ではプロダクト開発のスピードと、プロダクトの質を高めることを最優先すべき。

●成功している企業の際立った特色は、最高のプロダクトを生み出し続ける能力だ。

それを手にいれる唯一の道は、スマートクリエイティブを惹きつけ、彼らがとてつもない偉業を成し遂げられるような環境を創り出すこと。

●スマート・クリエイティブは、下記の特徴を持つ。

・自分の「商売道具」を使いこなすための高度な専門知識を持っており、経験値も高い。
・プロダクトを誰よりもユーザ目線、あるいは消費者の視点から見ることができる。
・本当の意味で斬新なアイディアがほとばしり出る。
・他の人とはまったく違う視点があり、ときには本来の自分とも違う視点に立つ。
・必要に応じて、カメレロン的に視点を使い分けることができる。
・好奇心旺盛
・常に疑問を抱き、決して現状に満足せず、常に問題を見つけて解決しようとし、それができるのは自分しかいないと確信している。傲慢に見えることもある。
・リスクをいとわない。失敗を恐れない。
・途方もない自信家で、たとえ失敗しても、絶対に立ち直り、次は成功できると思っている。
・自発的で、指示を待つのではなく、納得できない指示を与えられたら無視をすることがある。
・あらゆる可能性にオープン
・細かい点まで注意が行き届く。
・集中力を切らさず、重要なことは細かいことまで覚えている。
・コミュニケーションが得意。1対1でも集団の前でも話が面白く、センスがよくてカリスマ性を感じる。

→全員に共通するのは、ビジネスセンス、専門知識、クリエイティブなエネルギー、自分で手を動かして業務を遂行しようとする姿勢だ。

●スマート・クリエイティブを惹きつける方法の出発点は、企業文化。次は戦略。そして採用。

●企業文化は「大切なことは何か?」「信念は何か?」「どんな存在になりたいか?」「会社の行動や意思決定の方法はどうあるべきか?」を明確にすること。

●組織はフラットに保つべき。最大7人しか直属の部下は持てない。

●組織は機能別にすべき。エンジニアリング、プロダクト、財務、セールスなど各部門が直接CEOにレポートする。

●ワーク(仕事)はライフ(生活)の重要な一部であり、切り離せない。
最高の文化とは、面白い仕事がありすぎるので、職場でも自宅でも良い意味で働きすぎになるような状態。

●「イエス」の文化をつくる。

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(続く)  

Posted by 脇田勝利 at 13:57Comments(0)経営が良くなるノウハウ