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2015年04月22日

ピンチはチャンス「カーネルサンダースの人生逆転劇」



人生にピンチは必ず訪れるものです。

その時の対応が人生を素晴らしいものに変えてくれるチャンスと考えることが大切だと考えています。

逆にいうと、ピンチの時が人生のターニングポイント。

そのまま落ちぶれていくのか、逆に人生を素晴らしいものにするかの
分岐点だと言えます。



ケンタッキーフライドチキンのカーネルサンダース氏の人生は本当にそう考えさせられます。

なんと、ケンタッキーフライドチキンをスタートしたのは、
カーネルお爺さんが65歳になってからのお話なのです。


実家の農業を手伝い苦学の末に学校を卒業。

その後、カーネル・サンダースはガソリンスタンドを起業します。

しかし、大恐慌の影響で倒産してしまいます。

その後、再起を賭けて再びガソリンスタンドを始めます。

2回目の起業は、ガソリンスタンドの横に、
レストランを併設させて工夫をしてのスタートです。

そのレストランでフライドチキンを提供したのが、
始まりです。

そのフライドチキンがとても美味しいとの評判で、
顧客が増え商売も順調に進みます。

だが、新しいハイウェイが建設され、
車の通行が激減しお店を手放さざるを得なくなりました。

その時、カーネル・サンダースは65歳。

ほとんどの財産を失い、
手元にはわずかな小銭だけして残っていませんでした。



普通ならここで人生を諦めてしまいますが、
カーネルさんは諦めることなく、
チャレンジします。

「私の元には、あのガソリンスタンドで大評判だったフライドチキンのレシピがあるじゃないか」

と自分の宝の山に気づき、
儲けたいという思いよりは、
あの美味しいフライドチキンをもっとたくさんの方に届けたいと考えたに違いありません。

その日からカーネル・サンダースは、圧力釜と自慢のレシピをもって、全米中を回ります。

73歳になるまで、8年間で全米600店舗のレストランを周り、
ファンを増やしていきました。

ライドチキンの調理法・ノウハウなどのレシピをレストランに教えることの引き換えに、チキン一個の売上につき数セントを受け取るというビジネスを始めたのです。

今のフランチャイズの仕組みを自然と構築していったのです。

まさに、ピンチが無ければチャンスもなかった訳です。

ピンチの時は、私も必ずカーネルお爺さんの話を思い出し

「このピンチを必ずチャンスに変える」と決意を新たにします。




今やケンタッキーフライドチキンは、
世界中に11,395店舗、

世界のフランチャイズランキングで4位を誇る、
堂々たるブランドを構築しています。


●世界のフランチャイズ
http://www.fctimes.jp/current/y08m10/d15.html


「世界でもっとも有名なシェフ カーネル・サンダースの自伝」 日本語版を公開されています。

KFC創業者カーネル・サンダースの人生や思い、お気に入りのレシピがたっぷりつまった、
この1冊を無料で全編お読みいただけるようです。


●「世界でもっとも有名なシェフ カーネル・サンダースの自伝」 日本語版
http://sogood.kfc.co.jp/  

Posted by 脇田勝利 at 17:37Comments(0)経営が良くなるノウハウ