(株)ドリームマーケティング
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2015年10月23日

合理的に「正しく手を抜くこと」がアメリカ流ブランドづくり




ニューヨークに滞在し、ブランドの創り方やマーケティングの手法について、

現地で分析や体系化を進めています。


ニューヨーク在住の起業家の方とお会いし、今後の連携とニューヨーク流のブランドの作り方についてアドバイスをいただきましたので、ご紹介させていただきます。

「ニューヨークやアメリカでブランドを創る際のポイント」は、

アメリカのブランドは「合理的に正しく手を抜くこと」が重要という答えが明確になってきました。



日本人は、とにかく真面目が強みで全てのことを手を抜くことなく、

完璧にやってしまうところが素晴らしい所ですが、

アメリカ人は日本人から見たらかなりテキトーです(笑)


接客・店舗作り・掃除・勤務態度など、アメリカに来ると日本の素晴らしさを感じますが、

アメリカ人は「いかに楽して儲かるか」を徹底的に追求し、

「どこで勝つか」を明確に、その勝てるポイントでは他社に負けない徹底的な差別化を行っています。


多くの場合はアメリカ企業のブランド戦略は下記の3つを重点的に行っています。

(1)No1の勝てるブランディング

(2)それを具現化するコンセプト

(3)機能的な商品づくり

接客などの人に依存する「不確定要素」や、食器洗いなどの付加価値を生まない工程は、徹底的に「手を抜きます」。

アメリカの通常のお店のどこに行っても日本人から見ると接客は最低レベル(笑)で、

多くの飲食店では自分でカウンターに並び注文しをしてその都度支払いをし、
食器洗いを不要にするために、使い捨ての食器を使用しています。


今回ニューヨーク滞在中に利用した飲食店のほとんどがこのようなブランディングを行っており、

ブランド立ち上げの際に「綿密なオペレーションの設計」も同様に行っており、

「こだわる部分と捨てる部分」を明確にしたブランディングを行っていることがよく分かります。



その背景にあるのが、給料の高騰と人材不足。

対象は全米で30店舗以上を展開する外食チェーンになるが、時間当たりの最低賃金を段階的に15ドル(約1860円)まで引き上げるよう勧告することを決めており、今後益々「人手をかけずに簡易なマネジメント」がブランディングの重要なテーマとなるからである。


今後、アメリカのブランディング構築の手法を日本企業に落とし込み、成果を上げるために、

コンサルティングの現場や講演でそのノウハウを皆様に伝授いたします。



今回ニューヨークに来て感じることは

「日本人がブランディングをきっちりと行い、真面目に働けば必ず成功できる」

ということです。

更に「こだわる部分と捨てる部分」を明確にしたブランディングを行って成果を上げて参りましょう。  

Posted by 脇田勝利 at 00:05Comments(0)