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2016年11月09日

トランプ大統領当選は、アメリカ人の本音




世界が仰天したトランプ大統領の誕生。

まずは彼が発言した暴言や言葉をまとめてみました。


●ドナルドトランプ氏の暴言

「すべてのイスラム教徒のアメリカ入国を拒否すべきだ」

「メキシコ人は麻薬や犯罪を持ち込む」

「(不法移民の流入防止のために)メキシコとの国境に「万里の長城」を建設し、メキシコにその費用を払わせる。」

「おい!そんな小汚い子供より、俺を先に助けろ!!金ならいくらでもやるぞ!!」

「あの顔を見てみろよ。だれがあんな顔の奴に投票するってんだ?」

「貴様ーーー!!俺を誰だと思ってるんだ!不動産王のトランプ様だぞ!!」

「移民なんかくそくらえ」

「どわははは、世界は俺を中心に回っているんだ!」

『不当な扱いを受けたらやり返せ』『やり返す』ことは『目には目を』ではない!単なる『フェア』である。よし、ためらわずに反撃しよう。それは当然のマナーなのだ。すなわち『ウィンウィン』という奴だ。

「(イスラム教徒をデータベースに登録すべきかという記者の質問に) 絶対に実施する。データベース以外にも、いろいろなシステムを備えるべきだ。」 「米当局が事態を把握できるまでの間、イスラム教徒をアメリカ入国禁止にすべきだ。」

「たとえ私がニューヨーク5番街の真ん中でだれかを撃っても、選挙の票は失わない。」

「ヒラリー・クリントンに対するトランプのTwitterでの発言(後に削除) ヒラリー・クリントンが夫を満足させられていないなら、なぜ彼女は(自分が)アメリカを満足させられると思っているのか?」

(捕虜経験のあるマケイン上院軍事委員長に対して) 彼は英雄ではない。捕まったからこそ、英雄になったのだ。 捕まらなかった人の方が、私はいいと思う。

「(リンゼー・グラム上院議員から「間抜け」と呼ばれたことに腹を立て、グラム氏の携帯番号を読み上げる) これが(グラム氏の)正しい電話番号かは知らない。 試してごらん。優柔不断なヤツだが、話し相手にはなるだろう。」

「ベン・カーソンは超低エネ(全く活力がない)。 アメリカには巨大なエネルギー(=トランプ)が必要だ。」

●ドナルドトランプ氏の日本への発言

「日本人はウォール街でアメリカの会社を買い、ニューヨークで不動産を買っている。多分、マンハッタンを自分たちのものにしたいんだな。日本人と競り合っても勝てる見こみはない。どうみても彼らはこちらをコケにするためだけに法外な金額を払っているとしか思えない」

「日本の安倍、(米経済の)○人者だが、やつはすごい。 地獄の円安で、アメリカが日本と競争できないようにした。 さらに、安倍は(駐日米大使の)キャロライン・ケネディを接待漬けにして(言うことを聞かせることで)、アメリカに打撃を与えた。」

「日本から、何百万台もの車が、ひっきりなしに輸入されてくる。 アメリカは、日本に何か買わせたか? 牛肉を輸出した、だが日本は買いたがらない。 これは貿易不均衡だ。」

「(もし中国などが日本を攻撃したらどうするかという質問に) アメリカが一歩引いても、日本は自ら防衛できるだろう。 日本は中国との戦争に勝ち続けた歴史がある。 なぜ、アメリカは日本を守ってやっているのか? ご存知の通り、日米安保条約は心憎い。 なぜなら、他国がアメリカを攻撃しても、日本はアメリカを助けなくてよい。 なのに、他国が日本を攻撃したら、アメリカは日本を助けなければならない。」

●ドナルドトランプ氏の不動産王、ビジネスマンとしての発言

「どうせ考えなるなら大きく考えろ。どうせ生きるなら大きく生きろ。」

「いったん負けることによって、勝つための新たな戦術が見えてくることがある。」 「私に言わせれば、タフであるためには、たくましさと頭の良さと自信を兼ね備えている必要がある」

「金持ちだけど、恋人がいない奴らを何人も知ってる。理由は金があってもちっとも魅力がないからだ。女性は魅力的な男を求めてるんだ。吸引力の話だよ。それから、尊敬できる相手であることもだな。」

「仕事と遊びのバランスをとろうなどと思うな。それより仕事をもっと楽しいものにしろ」

「あなたが今どんな職業に就いていようと、情熱的に取りくんでいれば奇跡は起きる。 正しい人物とめぐり会い、その人の目にとまるのだ。私は何度もそういう実例を見てきた。 」

「運命の転換にどのように対処するかが、勝者と敗者を分ける。」

「心配するのは時間の無駄だ。心配は問題を解決しようとする私の邪魔になる。」

「経験と実績がない場合、エネルギーと情熱を売り込むべき。」

「あぁ、休みをとりたいなぁ」と思ったらその仕事はあなたに合っていない。理想的な仕事とは、仕事と休みの区別がつかないようなものである。睡眠時間が短ければライバルに勝つチャンスも増える。私のやり方は非常に単純でストレートだ。求めるものを手に入れるためには押し、押し、押しの一手だ。」

「ルパート・マードックやスティーブ・ロス、ロン・ベレルマン、マーティ・デービスといった連中のタフさには敬服している。この人たちは当然成功するつもりでいるし、成功を収め続けるための方法を知り尽くしている。
ビジネスが思うようにいかなくても、落ち込んだりしない。
苦しい状況を好転させる力を持っている。」

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トランプ大統領の背景には、

「アメリカ人の本音が予想以上に反映」されたというのが私の考えです。


アメリカ人とは、私たち日本人にとって、想像以上に多様化が進んでいます。

日本人が良く行くニューヨークやカリフォルニアは、移民が数多くを占めており、

そこだけ見ても本当のアメリカは見えてきません。


例えば、私も良く行くシリコンバレーの起業家の半分は、

アメリカ以外の海外から来た移民ですし、

そこで働く社員の多くもインドや中国から来た移民が非常に多いのが現実です。


私たちの考える典型的なアメリカ人は白人、いわゆるWASP(White,Anglo‐Saxon,Protestant)です。

WASPは、初期の入植者の子孫である、アングロサクソン系でプロテスタントの白人で、

多くのWASPは、ニューヨークやシリコンバレーではなく、

アメリカ中に散らばっている5〜10万人の無数にある地方で住んでおり、

デモなども起こさず、静かなサイレントマジョリティとしてアメリカを形成しています。


投票結果で見ると、トランプを支持した州には主にWASPの方が多く、

ニューヨークやカリフォルニアなど移民が多い州は、クリントン支持が多いことが分かります。






いずれにしても、トランプ大統領になり、

これからアメリカや世界がどう変わっていくか、楽しみです。


来週からニューヨークに滞在しますので、

トランプ大統領に湧くアメリカを体感し、

「トランプ大統領による変化をチャンスに変える」具体的な行動に落とし込み、

更に日本を元気にしていきたいと思います。
  

Posted by 脇田勝利 at 23:51Comments(0)