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(株)ドリームマーケティング
http://www.dream-marketing.jp/
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2017年02月16日
平均年収1756万円キーエンスの経営ノウハウ
平均年収1756万円、営業利益率53%、純利益1,056億のキーエンスの経営ノウハウのご紹介です。
前回の記事は下記をご覧ください。
●営業利益率53%!の圧倒的高付加価値企業キーエンス
http://marketing.yoka-yoka.jp/e1978296.html
キーエンス経営の本質を一言で伝えると、
「最小の資本と人で最大の付加価値をあげる」
ことが上げられます。
良く経営理念が言葉遊びで終わってしまい、
現場に浸透していない会社が多く存在していますが、キーエンスは違います。
「新入社員から事業部長や役員に至るまで、企業全体にわたり付加価値の最大化を目指した経営徹底」しているのです。
つまり、綺麗事ではなく、一点集中全ての優先順位を「最小の資本と人で最大の付加価値をあげる」に徹底しているのです。
わかりやすくいうと「楽して高く売り儲かる」ことを徹底しています。
キーエンスの社会貢献の考え方も、ゴミ掃除やボランティアをすることではなく、
「新たな価値をなるべく多く創造して世の中に提供することが社会貢献」と定義をしており、
本業での社会貢献を追求しています。
つまり、「儲かることが一番の社会貢献」と言い切っています。
安く作って高く売ること、なるべく低コストで開発・製造して、高価格でも顧客が喜んで
購入してくれる商品を創り出すこと
これが企業が果たすべき社会貢献と考えているのです。
高く売るためには独自性の高い商品を開発する必要があり、
商品開発も下記の2点に集中しています。
(1)技術が革新的なため競合企業には開発できない商品
(2)競合企業だけでなく顧客さえも気づいてないような潜在ニーズを満たす商品
また、商品開発時に粗利益率を80%以上を必達にしています。
販売価格から製造原価を引いた粗利益(会社に入ってくるお金)は、商品開発の段階で80%以上。
それ以下だと「価値の低い商品」を意味し、市場に出すことは許されないのです。
利益が低いからではなく顧客や社会への貢献度が低いからと考えます。
また、社長の滝崎氏は自分のカリスマ性によって会社マネジメントを嫌い、
誰もが成果を上げる仕組みづくりを徹底しているのです。
そのためには、徹底的な価値創造と、顧客視点での価値の最大化を追求しているのです。
●価値創造のカギは?
「世の中にない商品」によって、
「顕在化していない潜在ニーズ」を発掘すること
●顧客の価値を最大化するのためには?
(1)顧客の価値を最大化する方法を「徹底的に考える」
(2)「顧客の現場を徹底的に知る」
圧倒的な成果をあげるためには、
「儲かることが社会貢献」と徹底することが今の時代、求められています。
(続)