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2017年08月04日

北欧に学ぶ「なぜ世界一になれるのか?」その強さとノウハウ

北欧を調べれば調べるほど、
日本との共通点や活かせるところが多くてびっくりします。

日本人と北欧人は非常に似ています。

本来の日本人は「禅をベースにしたシンプルライフで心豊かに幸せに生きる」術をもった人種であるのは、
間違い無いのですが、戦後教育で価値観が破壊されてしまったようです。

世界中に訪問して感じるのは「日本人はモノに囲まれた複雑なライフスタイル」を過ごしているということです。

物質主義と言われるアメリカでさえも、モノは少なくシンプルなライフスタイルの人が大半です。



そこで、北欧が「世界一幸福で、世界一の競争力を持っているのか?」という視点で、
その秘密を分析してみました。





一つは北欧の環境です。

寒くて長い北欧の冬です。

「冬の長くて寒い夜に技術者たちは家にこもる。そうした厳しい環境から、家の中でも楽しめるゲームや物語、デザインが産まれてきた」。

ソフトバンクが買収したことで知られる世界的ゲーム会社、スーパーセルのイルッカ・パーナネンCEOは分析すしています。


また、北欧企業のルーツは、10世紀前後に欧州を席巻したバイキングにヒントがあります。

 もともと、農民や漁民だったバイキングは、高い軍事・航海技術を持って海を渡り続けました。

それと同時に欧州だけでなく、アジアや中東にも乗り込み、異民族・異人種との交流を深めていったのです。

 略奪のイメージを持たれることもあるが、進出先の文化に溶け込んで、相互信頼の商取引を重んじたのです。

それも強烈なリーダーシップの下ではなく、上下関係のないフラットな組織体制の下で柔軟に方針を決めていったことに特徴があります。


その根底にあるのが、未知の分野に乗り出す「冒険者精神」。

しかも無謀な冒険ではなく、リスクを緻密に計算し、最大の収穫を得る戦略が取られていたのです。

つまり10世紀の頃から

「高い技術力をベースにフラットな組織で、世界戦略」

を続けて来ているのが北欧の文化なのです。



イケア、H&M、レゴなど誰もが知る世界企業はもちろん、元祖携帯電話の王者ノキアや、通信インフラのエリクソンなど100年を超える老舗企業も北欧生まれです。

 さらには音楽配信のスポティファイ、ゲーム企業のスーパーセルやロビオ、ダイスなどスマートフォン時代のIT企業まで、世界を席巻する北欧企業が次々と生まれています。

北欧の人口を足して2500万人とは思えないほどの世界ブランドを構築できているのが、
北欧なのです。


北欧が「世界一幸福で、世界一の競争力を持っているのか?」という視点で、
そのポイントを整理してみました。

日本人である私たちも活用できる「北欧の強み」を学び、
毎日の生活や経営に生かしていきたいものです。


●バイキングから始まった、生き残るための冒険者精神

●こもって何か一つのことを追求するオタク文化で、技術力・コンテンツ力が高い

●無駄を極限まで削ぎ落とした世界の誰もが楽しめるシンプルなデザイン

●個人主義とフラットな協力し合うコミュニティの両立

●北欧4カ国で合計2500万人の人口なので最初から世界志向

●保護せずに市場の原理を生かし自由競争をさせる政策

●ローカライズせずに世界共通の商品・サービスづくり

●カリスマが必要ないフラットな組織で成果を上げる

●男女平等で男性の家事育児は当たり前

●限られた資源という「制約」の中で革命的で安い商品を創るクリエイティブ

●同一労働・同一賃金の徹底

●簡素は美徳という経営理念やライフスタイル

●「ゆりかごから墓場まで」の社会保障で「心配事を無くしストレスフリー」な社会づくり

●労働政策は「雇用を守らずに、人を守る」流動性の高い労働市場

●自然との触れ合いを重視する価値観・常に全てが自然の法則に従う

●「仕事も子育ても勉強も」全力で出来る環境づくり

●徹底的なIT化で高効率なビジネスとライフスタイルを実現

●幸福を理詰めで構築していく夢実現のノウハウと強さがある
  

Posted by 脇田勝利 at 00:05Comments(0)