› 夢と情熱コンサルタント脇田勝利の公式ブログ › 2018年08月31日
(株)ドリームマーケティング
http://www.dream-marketing.jp/
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2018年08月31日
パネルディスカッションのモデレーターやコーディネイターを頼まれた際の注意点
世界中から700名近い世界で活躍する日本人起業家が集まる、『WAOJE Global Venture FORUM』のパネルディスカッションで、
モデレーターとして世界各地で活躍されているスピーカーの皆様のノウハウを最大限引き出し、
【世界各地での圧倒的なブランド創りと売り上げ向上】というテーマでパネルディスカッションを行うことになりました。
主催者の事務局の方から、
「トークセッションをより参加者にとって学びや気づきのあるものにするために」という資料が、
とても良い内容だったためシェアさせていただきます。
私から見たら、多くのパネルディスカッションは、ほとんどの場合は失敗で間違いだらけ、といえる内容です。
パネルディスカッション(panel discussion)とは、
掲げられたテーマについて、異なる意見を持った複数(3人以上)の討論者によって、公開で討議すること
なのです。
それぞれの討論者が順番に意見を述べ、その後にお互いに議論を行い、会場からの質問にも応じるといった形式が一般的で、
討論者をパネリスト(または和製英語でパネラー)といい、討論をまとめたり適切に話題提供を行う司会役をモデレーターやコーディネーターという。
時間配分上や話をまとめる都合上、パネリストは5人前後が適切と考えられている。パネリストの人選も重要であり、同じ意見の人物を集めてもあまり意味がなく、互いに別の観点から考察できる人物を選ぶ必要があります。
ぜひ、有意義なパネルディスカッションにして、
参加していただいた皆様を含め素晴らしい貴重なひと時になりますように、
進めていただけますと嬉しいです。
今回のテーマに対しての注意点は下記の通りです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【パネルディスカッションのモデレーターやコーディネイターを頼まれた際の注意点】
●絶対にはずしてはいけない軸(例えばタイであれば「事業拡大」「資金調達」「現地企業とのコラボ」)を決めて、途中で脱線しても、どこかでそこに戻るよう心がける。
●最後の落としどころ(例:「タイで事業を拡大していく決め手は○○だということですよね」)は決めておいた方が良いですがキリが良ければ無理したそこに着地させなくても大丈夫です。
●総時間の半分くらいが登壇者の自己紹介で終わってしまうようなセッションは、前半ステージ上で全くクロストークが無いため、退屈な流れになるので、できるだけ避けた方がよいと思います。
必要に応じて回答を拾って事業の紹介をさせた方が聞いている方は退屈しません
(例:「今の回答、Aさんの会社がどんな事業をやっているか説明いただいた方が理解できると思いますので、簡単にお願いできますか?」など)。
基本的には「アプリまたはお手元のプログラムのパネラー紹介をご覧ください」とご案内下さい。
●あらかじめ用意した質問を全登壇者に順番に聞いて、各登壇者が回答するという繰り返しは予定調和的で退屈な流れになります。
どなたかの回答を拾って別な登壇者の質問に繋げるようにすると、流れが自然であると同時にパネラー同士がステージ上で科学反応を起こしているようなライブ感が生まれます(例:「Aさんは今○○とおっしゃいましたが、Bさんはそういう経験無かったんですか?」みたいな)。
●一つの質問に全員答えるという流れだとどうしても質問数が少なくなるので、各質問に対して2人とかで次の質問に展開していって、90分終わったときに全パネラーが同じくらい話していたなと感じるバランスになっていれば良いと思います。
●モデレーターの方は順番を決めずに10~20くらいの質問を用意しておいて、その場の流れで質問を選んだり、回答を拾って全く新しい質問を出したりするのがライブ感が出て良いと思います。
●単調になりがちなトークセッションに変化を付ける手法いろいろ(他にも思いついたら教えて下さい)
(1)参加者に質問する
(例:「会場にいらっしゃる方で、起業されている方ってどれくらいいらっしゃいます?あー、じゃあその中で、複数店舗とかフランチャイズとか事業を横展開された方ってどれくらいいらっしゃいます?ほとんどいらっしゃらないようですけど、○○さん、やはり起業も難しいけど、立ち上げた事業を拡大とか横展開していくのはもっと難しいんでしょうか?」)
(2)パネラーがパネラーに質問する
(例:「○○さん、今の話、とっても興味深いんですけど、○○みたいな業界でも同じようなことができるんですかね?」)
(3)パネラーがモデレーターに質問する
(例:「モデレーターの○○さんも○○をやっていたと思うんですけど同じような苦労があったんですか?」)
(4)パネラーの回答を拾って横展開する
(例:「Aさんの会社で事業拡大する上でマニュアル化が重要だというお話しをされましたが、そのあたりBさんはいかがですか?」)
(5)参加者に質問してもらう
(例:「会場の皆さんも、皆さんうなずきながら聞いていらっしゃいましたが、質問があればいくつか受け付けたいと思います」)
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モデレーターとして世界各地で活躍されているスピーカーの皆様のノウハウを最大限引き出し、
【世界各地での圧倒的なブランド創りと売り上げ向上】というテーマでパネルディスカッションを行うことになりました。
主催者の事務局の方から、
「トークセッションをより参加者にとって学びや気づきのあるものにするために」という資料が、
とても良い内容だったためシェアさせていただきます。
私から見たら、多くのパネルディスカッションは、ほとんどの場合は失敗で間違いだらけ、といえる内容です。
パネルディスカッション(panel discussion)とは、
掲げられたテーマについて、異なる意見を持った複数(3人以上)の討論者によって、公開で討議すること
なのです。
それぞれの討論者が順番に意見を述べ、その後にお互いに議論を行い、会場からの質問にも応じるといった形式が一般的で、
討論者をパネリスト(または和製英語でパネラー)といい、討論をまとめたり適切に話題提供を行う司会役をモデレーターやコーディネーターという。
時間配分上や話をまとめる都合上、パネリストは5人前後が適切と考えられている。パネリストの人選も重要であり、同じ意見の人物を集めてもあまり意味がなく、互いに別の観点から考察できる人物を選ぶ必要があります。
ぜひ、有意義なパネルディスカッションにして、
参加していただいた皆様を含め素晴らしい貴重なひと時になりますように、
進めていただけますと嬉しいです。
今回のテーマに対しての注意点は下記の通りです。
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【パネルディスカッションのモデレーターやコーディネイターを頼まれた際の注意点】
●絶対にはずしてはいけない軸(例えばタイであれば「事業拡大」「資金調達」「現地企業とのコラボ」)を決めて、途中で脱線しても、どこかでそこに戻るよう心がける。
●最後の落としどころ(例:「タイで事業を拡大していく決め手は○○だということですよね」)は決めておいた方が良いですがキリが良ければ無理したそこに着地させなくても大丈夫です。
●総時間の半分くらいが登壇者の自己紹介で終わってしまうようなセッションは、前半ステージ上で全くクロストークが無いため、退屈な流れになるので、できるだけ避けた方がよいと思います。
必要に応じて回答を拾って事業の紹介をさせた方が聞いている方は退屈しません
(例:「今の回答、Aさんの会社がどんな事業をやっているか説明いただいた方が理解できると思いますので、簡単にお願いできますか?」など)。
基本的には「アプリまたはお手元のプログラムのパネラー紹介をご覧ください」とご案内下さい。
●あらかじめ用意した質問を全登壇者に順番に聞いて、各登壇者が回答するという繰り返しは予定調和的で退屈な流れになります。
どなたかの回答を拾って別な登壇者の質問に繋げるようにすると、流れが自然であると同時にパネラー同士がステージ上で科学反応を起こしているようなライブ感が生まれます(例:「Aさんは今○○とおっしゃいましたが、Bさんはそういう経験無かったんですか?」みたいな)。
●一つの質問に全員答えるという流れだとどうしても質問数が少なくなるので、各質問に対して2人とかで次の質問に展開していって、90分終わったときに全パネラーが同じくらい話していたなと感じるバランスになっていれば良いと思います。
●モデレーターの方は順番を決めずに10~20くらいの質問を用意しておいて、その場の流れで質問を選んだり、回答を拾って全く新しい質問を出したりするのがライブ感が出て良いと思います。
●単調になりがちなトークセッションに変化を付ける手法いろいろ(他にも思いついたら教えて下さい)
(1)参加者に質問する
(例:「会場にいらっしゃる方で、起業されている方ってどれくらいいらっしゃいます?あー、じゃあその中で、複数店舗とかフランチャイズとか事業を横展開された方ってどれくらいいらっしゃいます?ほとんどいらっしゃらないようですけど、○○さん、やはり起業も難しいけど、立ち上げた事業を拡大とか横展開していくのはもっと難しいんでしょうか?」)
(2)パネラーがパネラーに質問する
(例:「○○さん、今の話、とっても興味深いんですけど、○○みたいな業界でも同じようなことができるんですかね?」)
(3)パネラーがモデレーターに質問する
(例:「モデレーターの○○さんも○○をやっていたと思うんですけど同じような苦労があったんですか?」)
(4)パネラーの回答を拾って横展開する
(例:「Aさんの会社で事業拡大する上でマニュアル化が重要だというお話しをされましたが、そのあたりBさんはいかがですか?」)
(5)参加者に質問してもらう
(例:「会場の皆さんも、皆さんうなずきながら聞いていらっしゃいましたが、質問があればいくつか受け付けたいと思います」)
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