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2013年11月18日
日本円が紙くずに?!ミャンマー訪問記
海外には月に1回は訪問し1週間は滞在するようにしています。
逆に毎回あまり緊張感がないため、
国によっては事情が違う事も良くある事です。
良くもわるくも、旅のトラブルは全てを楽しむようにしています(笑)
特に新興国に行く時は、通常の国とは事情が違うことが多いもの。
今回のミャンマーも、事実上軍事政権の鎖国状態から
民主化へ開国をしたのが、昨年ですからかなり通常の国とは事情が違います。
ガイドブックを見てある程度は予想していましたが、
「ミャンマーでは、日本円は紙くずと同じ」
ということです。
正確に言うと、
「米ドルの新札以外は、紙くずと同じ」
という衝撃的な事実です。
どういうことかというと、
「米ドルの新札以外は、現地通貨チャットに両替してくれない」
のです。
米ドル以外には、ユーロやシンガポールドルは両替をしてもらえる所もあるし、
日本円も国の中で一箇所だけ両替をしてくれる場所があるというだけ。
今回も、ある程度そのことが分かっていましたので、
東京で米ドルに両替をして、ミャンマーに到着しましたが、
着いたのが夜10時過ぎだったため、両替所は閉まっており現地通貨チャットに両替をすることは出来ませんでした。
現地ミャンマーでは、一文無しの状態です(笑)
しかも、夜10時を過ぎるとミャンマーの首都ヤンゴンの中心部は人気がなく、
真っ暗闇の状態。
しかも、雨が降っている中、ホテルの場所が分からずに、真っ暗闇をタクシーの運ちゃんと一緒に探しまわりました。
その時の気分は、タクシーの運ちゃんに自分の人生を託した気分になります。(笑)
通貨は相手が受け取らなければ、紙くず同様の価値のないものになるということを
考えさせられる体験です。
しかも、この国では、米紙幣ごとに両替のレートが変動します(笑)
後日両替をしたレシートには、紙幣毎のレートが記入されています。
50米ドルでは、1ドル=962チャットで、48,100チャットになります。
日本円にすると、ほぼ1円=10チャットの感覚です。
ミャンマー滞在中は、チャットと米ドル両方を使い分ける必要があります。
しかも両替のレートは、場所によって10〜20%もの幅があります。
タクシーの料金も全て交渉性で、時には数倍の金額の差があります。
同じ場所によっても、3倍以上の金額の差があることが良く分かります。
経済は全て「需要と供給で成立」することが体感出来ます。
正に夜明け直後の新しい国という事が良く伝わってきます。
やはり、世界中の新興国で通じるのは、世界の基軸通貨米ドルです。
しかも、「米ドルの新札」を常に持っておく事の重要性を感じました。
最適なのは、なるべく円高の時に、アメリカに行った時に新札を手に入れておくのがベストです。
そんな体験からミャンマーの旅はスタートしました。
無事に宿に到着。
(続く)
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Posted by 脇田勝利 at 14:06│Comments(0)
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