夢と情熱コンサルタント脇田勝利の公式ブログ

日本人起業家の世界的ネットワークである「和僑会」が日経新聞に掲載されましたので、
ご紹介いたします。

私も、世界中の和僑会で講演をさせていただいたり、
東京和僑会の監事＆公認海外進出アドバイザーとして、
日本人が世界で活躍するご支援を進めております。

明日、東京で講演も行いますので、
海外進出や和僑会に興味がある方のご参加をお待ちしております。


「海外進出は正しい知識と素晴らしい仲間、そして行動力があれば、
　決して難しいものではありません」

ぜひ、ともに世界を舞台に活躍し、
日本を元気にして参りましょう。

⚫︎7/15　東京和僑会「７５００社と創り上げた、世界中で売上を劇的に上げる実践講演会」
http://marketing.yoka-yoka.jp/e1642374.html

⚫︎一般社団法人　東京和僑会
http://tyo-wakyo.com/



（下記、日経新聞より引用）

画像をクリックすると拡大して閲覧できます。



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「和僑会」1000人　アジアの輪 商慣習など実体験共有　10カ国に拠点、起業サポート
2015/7/12付　日本経済新聞　朝刊
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　海外で起業した日本人の互助組織「和僑会」がその輪を広げている。

細かな参加条件は設けず、会合で商慣習の違いなどの経験を共有して緩やかに結びついた。

アジア10カ国から後ろ盾に乏しい起業家が続々と加わり、会員は１千人に迫る。

創始者の筒井修さん（72）は「若い世代は人脈もノウハウも少ない。海外で日本人が活躍する一助になれば」と話す。


〇参加資格緩やか

　「事業で成功している人の共通点は何でしょうか」。
6月20日、中国遼寧省の大連市で開かれた和僑会の勉強会。
集まった約20人の会員が講師役の筒井さんに起業する上での助言を求めた。

　人なつっこい笑みを絶やさない筒井さんの表情がその質問で一変する。

「目先にとらわれず、５年、10年先の目標がはっきりしていれば、大きな失敗はしません」

　世界で支え合う華僑のような日本人組織を、と香港に和僑会を設立したのは2004年。
年齢や肩書を問わず、海外で起業した、または起業を考えている人は参加できる枠組みとした。

　勉強会や飲み会を通じ、筒井さんら先達が各国の商慣習や法律について伝授。
人脈をたどってその道の専門家も紹介する。足場が定まらない個人や中小企業にとって、
実用的な情報や投資が得られる貴重な場だ。

　設立のきっかけは夢をかなえることなく帰国した若手の姿だった。
筒井さんは00年、香港で起業した30歳前後の若手７人と会食。
「広東省一の会計士になりたい」などと熱く語る一方、10年、20年先のビジョンは描き切れていなかった。「海外はそんなに甘くない」。予感はあたり、数年後にいずれも香港から去って行った。

　筒井さん自身もかつて厳しさを味わった。愛知県の百貨店に入社。
花形の婦人服のバイヤーだったが海外志向が強く、上司に頼み込んで親会社に出向し、
香港で衣服生産などの事業に従事した。約30年前のことだ。

　現地は冷たかった。「取引を始めるには家族ぐるみで付き合ってこそ」。
そう考え、語学が苦手な妻を呼び寄せ、現地の人を自宅に呼び歓待した。
取引先工場でセミ料理が出ても黙々と食べた。


　景気低迷で撤退を決めた親会社から事業を引き継ぎ、筒井さんは55歳で独立。
その後、帰属意識の低さから現地採用の社員が全員辞める事態も起きたが、今では年商５億円の会社へと成長した。

　実体験に基づき、同胞の起業をサポートしていく――。
その考えに共鳴し、タイやインドネシアなど東南アジアに広く支部などが開設された。日本も含め10カ国で拠点数は27カ所。会員数は当初の７人から約１千人に膨らんだ。欧米でも設立の動きがある。

〇事業拡大の機会

　昨年発足した「大連和僑会」の代表世話人、大野正人さん（54）も共感した一人だ。
北九州市で経営した建設会社は不況のため撤退を決め、
古くからの取引先や友人の協力を得ながら10年から大連で健康食品を販売する。
「和僑会を通じてカンボジアなど他国の起業家と連絡を取り合い、事業拡大の機会を探る」（大野さん）

　範とする華僑と、世界を舞台に協力して仕事をするのが目標という和僑会。「どこにいても様々な国の情報や、人とのつながりを得られる」（筒井さん）という緩やかな連帯はどこまで飛躍できるだろうか。
（大連＝原島大介）

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http://www.nikkei.com/article/DGKKZO89215810S5A710C1CR8000/