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2015年10月01日

世界のトレイルの聖地ジョンミューアトレイルへVOL.2

ヨセミテのキャンプ場を拠点にトゥオルーミ・メドウから世界のトレイルの聖地ジョンミューアトレイルのトレッキングをスタートしました。

ジョンミューアトレイルは、バックカントリーと呼ばれる「手つかずの自然を残したエリア」になります。

車が走りまくっている日本の国立公園とは違い、バックカントリーでは、人間と馬以外は立ち入り禁止です。

しかも、日本の登山道と違い「人工物」がほとんどありません。

実際にジョンミューアトレイルを歩いてみて、日本の登山道との違いをかなり感じましたので、
ご紹介します。

世界のトレイルの聖地ジョンミューアトレイルへVOL.2

●自然をそのまま残しているため、人工物を徹底的に排除している。

山小屋もなくトイレもなく、あるのは最低限の標識のみ。


●登山道が分かりにくく迷う可能性大

日本のような登山道あるわけではなく、自然の中を自分の判断で歩く判断が必要。


●GPSは必ず携帯した方が良い

何度も迷うほど、登山道が分かりにくくGPSは必ず携帯した方が良い
iPhoneのオフライン地図アプリでもOK

●乾燥が凄く喉がやたら乾く

日本はどの山に行っても湿度が高く喉はあまり乾きませんが、
アメリカ西海岸は乾燥が凄く日本の数倍の水が必要になる


●寒暖の差が激しすぎる

昼間は強烈な太陽の日差しで30度近くまで上がるが、
9月でも2〜3度まで最低気温が下がり温度調整と日差し対策は必須

●クマ対策

とにかくクマ対策が重要です。
食べ物や飲み物はもちろん化粧品や歯磨き粉などすべての匂いがするものは、
フードストレージと呼ばれるクマ対策の倉庫に入れておかないと、
車は壊されテントまで襲撃をされます。

車がクマから破壊されるとアメリカ政府から罰金5000ドルを請求されるという、
泣きっ面にクマ状態(笑)になるので、さらに注意が必要。

世界のトレイルの聖地ジョンミューアトレイルへVOL.2


●バックカントリーに入る人数を制限

日帰りの場合は許可が要らないが、
バックカントリーでキャンプを行ったり釣りを行う際は、
パーミットと言われる許可を取る必要があり、
人数制限を行うことで自然を保護している

●登り方は多種多様

手ぶらで登っている人や上半身裸の人(笑)、
340kmを歩いている重装備のスルーハイカーなど多種多様のスタイルで楽しめる。

●キャンプする際は何もないと思った方が良い

国立公園公園内のキャンプ場には、最低限のトイレしかないのは当たり前で、
バックカントリーでは何もないため、すべてを自己責任で自分で準備するしかないサバイバル状態。

●高度差が実は凄い

トレイルは山頂を目指すことなく日本でいう縦走の感覚で登山を行うイメージだが、
実はジョンミューアトレイルの最高峰は、Mt.ホイットニー(4,418m)。
米国本土最高峰という山も登るため、高低差が激しい。

●大人が大自然を満喫できるアウトドア天国

日本のなんちゃって売店の雰囲気や子供っぽい雰囲気、残念な登山道のイメージは全くなく、
「大人が大自然を舞台に人生を楽しめる」アウトドア天国という印象です。

さすが、アウトドア天国であり先進国のアメリカです。



という形で日本でもかなりの調査を行ってジョンミューアトレイルに行きましたが、

現地に行かないとわからない情報ばかりでした。



ジョンミューアトレイルの写真の一部をご覧ください。

実際に現地に行ってみると、写真では全く収まらない圧倒的な迫力と魅力があります。



世界のトレイルの聖地ジョンミューアトレイルへVOL.2

世界のトレイルの聖地ジョンミューアトレイルへVOL.2

世界のトレイルの聖地ジョンミューアトレイルへVOL.2

世界のトレイルの聖地ジョンミューアトレイルへVOL.2

世界のトレイルの聖地ジョンミューアトレイルへVOL.2

世界のトレイルの聖地ジョンミューアトレイルへVOL.2

世界のトレイルの聖地ジョンミューアトレイルへVOL.2

世界のトレイルの聖地ジョンミューアトレイルへVOL.2


絶壁の岩をロッククライミングしている人も数多くいました。

世界のトレイルの聖地ジョンミューアトレイルへVOL.2

世界のトレイルの聖地ジョンミューアトレイルへVOL.2



私の夢に「ジョンミューアトレイル340kmをスルーハイクする」という項目を追加いたしました(笑)

人生一度限りです。

仕事も遊びも真剣に世界中で堪能したいものです。





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