夢と情熱コンサルタント脇田勝利の公式ブログ

ニューヨークでのコンサルティングや視察を無事に完了して帰国いたしました。




世界の経済の中心であるニューヨークは、まさに世界の人種のルツボと言われる通り、

何度行ってもとても興味深く、今後の日本人にとっても欠かすことが出来ない都市です。

特にマンハッタンは、幅は約4 km、長さ約20 kmの小さな島で、
面積は東京の山手線の内側に相当するほどの小さな所です。

マンハッタンと東京２３区に住んでいる人口を比較してみると下記の通りになります。

マンハッタン 59.5 km2 約160万人
東京23区 621km2　 約900万人

東京23区の10分の1に満たないマンハッタンには、23区の人口の6分の1以上に相当する人が住んでおり、
マンハッタンの人口密度は、東京23区の倍近くになる世界でも有数の人口集中都市です。

マンハッタンに住む人口の半分がアメリカ以外の移民というデータもあり、
まさに世界の縮図が凝縮されたのがマンハッタンと言えます。

この小さな島に世界中からアメリカンドリームを求め、
多くのチャレンジャーや企業が集まってきているため、

世界中どこにもない独自のカルチャーを構築しています。

つまり、マンハッタンを見ると、世界の流れが手に取るように分かるのです。


今後、ニューヨークの拠点も作り、更なる世界展開を目指してチャレンジをして参ります。



ニューヨークの経済規模を調べてみました。


●世界の都市の域内総生産（GRP、Gross Regional Product　単位は１０億米ドル）
　　　2012年11月、アメリカのシンクタンクであるブルッキングス研究所より公表

１位　東京　1,520.0
２位　ニューヨーク　1,210.0
３位　ロサンゼルス　786.7
４位　ソウル　773.9
５位　ロンドン　731.2
６位　パリ　669.2
７位　大阪　654.8
８位　シカゴ　524.6
９位　モスクワ　520.1
１０位　上海　516.5


●一人当たりGDP（１０００万人以上都市）








このグラフは、２０１３年の世界主要都市の一人当たりのＧＤＰの比較をしたものです。

東京圏は世界最大の経済規模を誇る大都市ですが、一人当たりに直すと、東京は、なんとニューヨークの６割程度しかありません。

また、ニューヨークの一人あたりＧＰＤは全米平均の１．４倍ありますが、東京圏は１．１８倍しかありません。



東京圏は、生産性の低い産業をまだ多く抱えており、本来持っている地域のポテンシャルを使い切っていないということが言えます。


私も大好きな東京の良い所でもありますが、東京でも昭和のイメージの下町がまだ多く残っており、

低コストで生活をすることも十分に可能な点が逆に一人当たりGDPの低さとなって現れています。


ニューヨークで外食をすると、感覚的には東京の１．５倍〜２倍近くの費用がかかります。



ニューヨークは絶えず世界の変化に対して新陳代謝を繰り返し、

常に新しい才能が誕生しながら、それぞれの世界を変えています。



ニューヨークとパリに高級アパートを持つデヴィ夫人は、

「ニューヨークは戦いの場で、ときどき行くのはいいけれど長くいると疲労困憊する。

　パリは死んだ街だから長くいると退屈する」

と以前、語っています。





ニューヨークには世界の最新の情報が最も早く入ってくるが、東京には残念ながら入ってこないのも事実。

やはり、私が提唱している通り、

「世界の良いとこ取りをするビジネスとプライベートの両立を目指した戦略」

が最も重要な視点です。




今後、多くの日本人と共に、ダイナミックなニューヨークで勝負を挑み、

その世界最先端の情報をもとにスピード感を持って、日本やアジア、そして世界で成果を上げていくための拠点としてニューヨークでチャレンジをしていきたいと決意をいたしました。

世界はチャンスで溢れています。

自分の中でブレーキを踏まずに、世界規模で物事を考えれば、

逆に日本でも圧倒的な成果を上げることが出来ます。



ぜひ、一緒にニューヨークも含めた世界へとチャレンジをして参りましょう。