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2018年01月19日

アマゾンの高級スーパーマーケットチェーン「ホールフーズ・マーケット」買収効果




米アマゾン・ドットコムは昨年(2017年)、米国の高級スーパーマーケットチェーン「ホールフーズ・マーケット(Whole Foods Market)」を買収しました。

米ウォールストリート・ジャーナルがこのほど伝えたところによると、その効果がアマゾンの業績に表れ始めています。

 アマゾンが、ホールフーズ・マーケットの買収手続きを完了したのは、昨年8月末。

買収金額は137億ドルという巨額の金額で当時のアマゾンの持っていたキャッシュの半分を投資して行ったアマゾンでもその買収額は抜きに出ている金額です。





eコマースの販売分析を手がける米ワンクリックリテールのレポートによると、翌9月からの4カ月間における、生鮮食料品ネット販売事業「AmazonFresh」の米国売上高は、1億3500万ドルに達し、1年前の実績から35%増加しています。

つまり、現時点でのアマゾンのホールフーズ買収の売上に関する寄与は、

4ヶ月で3500万ドルのプラスということになります。

買収金額は137億ドルでしたので、4ヶ月での売上向上のメリットは買収金額の0.25%となり、
このペースでいけば、買収金額を売上高でもとを取るという発想で考えると、

あと130年!かかるという計算になり、

今後、更なる相乗効果を生む必要があるという状況です。

 買収後、アマゾンは「365 Everyday Value」というホールフーズの自然食品PBを、ネットで販売し始めました。

こうした施策が、AmazonFreshの売上高を押し上げたものと考えられます。


その買収の狙いは464箇所もの一等地にある冷蔵庫付き「物流センター」にあるとも言われています。




 アマゾンは、2007年からAmazonFreshを展開しています。

しかし米投資会社のコーエン・アンド・カンパニーによると、アマゾンの米国における食料品の年間売上高は87億ドル程度で、8000億ドル規模と言われる米国食料品市場の約1%にとどまっているのが現状です。

米国における食料品のネット販売額を見ても、同国食料品市場全体の4%にとどまっています。


食料品は、アマゾンに限らず、いまだネット販売が弱い分野のため、

今後の新たな成長が見込まれています。


アマゾンのビジネスモデルは、アメリカでは一人勝ち状態で、世界中でも同様の動きが見受けられます。


「アマゾン・キー」という配達員が家の中まで入るサービスもスタートし、
今後は家の中のサービスや会社なども含めて、
あらゆる商品・サービスを提供するブランドになるのは間違いありません。

今後も最新ビジネスを考える上で、アメリカのアマゾンの状況は常にチェックしておくべき状況です。

今後も本ブログでアメリカの最新情報をお届け致します。


関連する下記の記事もご覧ください。

●アマゾン社員の働き方「進化し続ける強さの秘密は?」
http://marketing.yoka-yoka.jp/e2015610.html


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