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2018年04月12日

イノベーションを起こす発想法「イーロン・マスクの第一原理思考」




世界で最も成功しているEVメーカー「テスラ」の創設、民間宇宙開発のトップをひた走る「スペースX」を立ち上げた経歴を持つシリコンバレーの起業家イーロン・マスクの考え方にイノベーションを起こす発想法を学ぶ必要があります。


なぜ、イーロン・マスクにはそれが次から次へとできるのでしょうか?

膨大な知識、ハードワーク、度胸、リーダーシップスタイルなどを要因があげられます。

そもそもどうやって常人では考え付かないようなビジョンを持ち、難易度の高い業界での勝ち筋を見極めることが考えられるのか?なにかイーロン・マスク特有の物事の捉え方や考え方があるのではないでしょうか?

イーロン・マスクはインタビューの質問で下記の通り答えています。

“I think it’s important to reason from first principles rather than by analogy.”

「類推ではなく第一原理に基づいて考えることが重要だ」




First Principles(第一原理)は、変わることのない科学の真理を意味します。

これに対してAnalogy(類推)とは、経験則・集合知・常識といった人間社会が蓄えてきた知識であり、環境や条件次第では変わり得るものです。


イーロン・マスクの言葉は、

「人間社会が自然科学の上に作ったフィルターを取り除いて、
 原理原則に基づいてゼロベースで考えるべき」

と説いているのです。


例えば、イーロン・マスクはスペースX社でロケットを開発する際の考え方は下記の通りになります。

「イーロン・マスクは第一原理に立ち戻り、ロケットを構成している全部品の原材料の原価を全て計算して、原材料費はロケット代金の2%に過ぎないことを発見」することになります。

つまり、ロケットというハードウェアは究極的には分子からできており、その分子自体の購入価格は2%に過ぎないのだから、あとは効率良くその分子を組み立てれば安いロケットが作れるはずだ、ということです。


電気自動車のTeslaも同じで電気自動車の最大コストのリチウムイオン電池の原材料を組み合わせると$80/kwh程度で調達可能なので、
製造原価は$600/kwhが限界と言われる業界の常識を疑ってかかることになります。

常識や過去事例を前提とせず、原理原則に基づきゼロベースで考えてあるべき姿(ビジョン)を見出すのが、イーロン・マスクの基本的な考え方です。


この考え方で実際に身の回りの課題を振り返ってみると、その多くは非効率な仕組みや歪んだ構造から生まれていることが分かります。


そのギャップがイノベーションの原点であることをイーロンマスクは教えてくれます。


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