(株)ドリームマーケティング
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2012年12月05日
総括・ハブ拠点としてのシンガポールを活用する方法
和僑会アジア大会inシンガポールのネタが多くてブログがシンガポールネタばかりになってしまいますが、
ぜひお付き合いください。
世界で最も和僑会アジア大会の様子を詳しくレポートしたいと思います。
次の講師は、統括・ハブ機能研究所の木島洋嗣さんです。
木島さんは、シンガポール在住で、
香港・シンガポールをハブとして活用する研究所を運営されています。
香港・シンガポールを拠点・ハブとして活用することは、
日本人が海外進出する際の必勝パターン!になると考えておりましたので、
今後、連携して世界中で活躍できる日本人を一緒にサポートしていきたいと思います。
今回の講演も内容がとても濃く、ポイントだけのご紹介でも下記の文量になっております。
もっと詳しく知りたい方は、私の方までご連絡をいただければと思います。
ありがとうございます。
木島さん、ありがとうございました!
【木島洋嗣さん講演内容】
●海外進出のベストタイミング
その国・地域が冷え込んだ時に進出する!
頭おかしいと思われた時に進出
ハブになるところを活用する
日本から直接行くのではなく、ハブを使うと大幅に成功率が高まる
●現在の日本企業のシンガポールを活用した動き
商社のアジア本社は全部シンガポールに移って来ている
電機メーカーも続々進出
シンガポールに拠点を移せば、アフリカまでカバーしている
●シンガポールは意外と製造業が強い
化学工場は、世界最大級の規模
シンガポールのGDPは、製造業がトップ
郊外に行くと巨大な工場がある
石油は一大ハブを形成
●日本企業のシンガポールへの進出
大手企業は気づかれないように本社を移している
シンガポールが本社、東京が支店になっている
会社の一部の事業部門は、シンガポールに
毎日のように相談がある
日本郵船 定期船の本社はシンガポール商船三井は香港
日産インフィニティは香港
GEのCOOは香港に住んでいる
ユニリーバも同様
全世界で仕事ができる!
●シンガポールでの統括・ハブ機能を2010年以降強化した企業
(商社)
三井物産・住友商事・丸紅・伊藤忠商事・双日・豊田通商
(電機)
横河電機・東芝・NEC・三菱電機・日立・ソニー・パナソニック
(その他)
三菱化学・キリン・日清食品・HOYA・ハーレーダビッドソンなど多数
●総括・ハブ機能拠点としてのシンガポール
●ハブ=ひと・もの・金が圧倒的に集まる場所と定義
●ひと
LCC 24%に比率が高まっている
2014年3月 羽田の昼が空くので、昼も飛び出す
日本人は70万人来ている
周辺国へのアクセスも良い
日本は空港インフラをどうにかしないといけない
世界のハブ空港で24時間空港空いていないのは成田くらい
●モノ
コンテナ取り扱い量ランキング シンガポール2位 東京26位
圧倒的に通過貨物が多い
全世界荷物の60%はシンガポール経由
アジアの便は100%シンガポール発着
インフラに徹底的に投資している
世界20都市の港湾管理を受託。効率化・電子化を徹底。
2018年にターミナルが5→7に増設
2027年に集約化し6500万TEUまで可能
特徴
港同士を直接つなぐ高速道路
通関手続き1コンテナあたり25秒
ネットで申請・自動承認
GTP 物流からあがる利益に対する法人税率が10%以下になる
MES 輸入時のGSTの納税が免除される制度
●物流のスムーズさ
中国 書類28種類必要
シンガポール・香港はトレードネットのサイトでほぼ終了
手続きが25秒で終わり
●消費税
シンガポールは7%
香港消費税ゼロ
消費税をゼロにする方法
●マリーナベイサンズなどの巨大プロジェクト
カジノ・ホテル・コンベンション・レストランをセットで創る。
シンガポールの上手い所は、2つ創って競わせる
●世界最大
世界最大の植物園
世界最大の石油化学産業 ジュロン島
国際会議開催都市としてダントツの1位
●シンガポールは産業集積をさせるので強くなる
トラックで運ばずに、バリューチェーンごとに無人で繋げるため非常に効率的
●LNG
まとめ買いして、売っている
●水
マレーシアから買っている
値上げをしたので、買わなくなった
水処理会社を集めた
NEWater 100%下水を水道に変えている
全部日本の技術
あたかもシンガポールで開発したかのように
外国の技術を活用し、技術を開発し、外国に売る
→シンガポール一つのポイント!
政府と組むことで、政府が営業してくれる
中小企業が乗っかることが出来る
通常は現地化か商社へ割安で売ることになる
●財務関係
連結相殺 シンガポールOK
パイオニア 15年間 免税
領収書改ざん制度がある PIC 生産性向上にお金を使うと400%損金算入
●政府や政府系企業と連携をするメリット
ほとんどが政府製企業
お金がないのなら、シンガポール政府と組む
シンガポール→海外へは実費
シンガポール→ドバイ 会社がないと 2倍で損金算入出来る!
そんな使い方が出来る
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Posted by 脇田勝利 at 00:05│Comments(0)
│海外進出・グローバル化コンサルティング
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