シリコンバレー最先端の仕事術に学ぶ

脇田勝利

2014年06月18日 00:05



シリコンバレーへの海外進出の支援がスタートして、
更に世界中の起業家へ日本を売り込むスピードを加速しています。

●アップル本社でプレゼンテーション「起業家の聖地シリコンバレーへのチャレンジ」
http://marketing.yoka-yoka.jp/e1231783.html

●シリコンバレーへの海外進出コンサルティングを本格的に開始
http://marketing.yoka-yoka.jp/e1227181.html


今日は肌で感じたシリコンバレーの仕事術をご紹介します。

今までシリコンバレーや欧米企業、そしてアジアの数多くの企業へコンサルティングや見学に
お伺いしましたが、そこで感じるのは、

「仕事のスタイルがリラックスしている」

という共通点です。

日本の企業に訪問すると(特に大企業)なぜか行き苦しくなることが多いです(笑)

海外の企業は形式ばらずに「人」として仕事をしている感覚が強いんだと感じます。


世界中の起業家の聖地シリコンバレーに学ぶのは、

「世界最先端の仕事術」を追求している点です。


例えば、Googleの20%ルールがあります。


Googleでは社員に

「勤務時間の20%は、通常の職務を離れて自分のやりたいことに取り組んでよい」という

独自の勤務制度「20%ルール」を定めています。


つまり、仕事を離れて自分のやりたいことをやって給料をもらえるのです(笑)

現在のGoogleの儲かっている事業の多くが、

この20%ルールの自由な時間からベストセラー商品が数多く生み出されているのですから、

いかに「仕事をしない時間が真の価値を生み出すか」ということがポイントになります。


他にも、

●3Mの科学者アート・フライ(Art Fry)氏は、画期的な発明を思いつきました。接着剤を紙の裏に付けた付箋「Post-It Note」を発明したのです。実は、この象徴的なプロダクトは、「勤務時間中に自由なアイデアを追究してよい」という3Mの「15%プログラム」から生まれたのです。

●HPは、金曜日の午後(全体の10%)を自由なイノベーションの時間に当てています。HPのパロアルト (Palo Alto)のオフィスでは、金曜日の午後、エンジニアたちがそれぞれ思いついたアイデアに取り組みます。また、この時間は、顕微鏡、電子マグネトロン、溶剤など、必要なものを自由に会社の倉庫から持ち出し、使うことができます。HPは、この制度を通じて数々のイノベーションを創造し、プリンターなどの優れた製品を生み出してきたのです。

●Hack Dayは勤務時間から24時間を確保し、その時間はグループが共同で仕事をすることを推奨するという取り組みを行っています。

Hack Dayの発想は極めてシンプル。私の部署にいるエンジニア全員を休みにし、やりたい開発を何でもやっていいとしました。ただし、決まり事を2つ定めました。「24時間以内に何かしら創ること」、「制限時間内にそれを発表すること」です。

3M、HP、Google、そしてYahoo!では、企業が社員に与えた「やりたいことを何でもやっていい」という時間によって、多くの優れた人気商品やサービスが生まれてるのも事実です。

これはいったい何を意味するのでしょう。


これからの日本人が世界で勝ち残っていくには、
頭を使って稼ぐ「クリエイティブな仕事術」を極めて、
時間当りの付加価値を最大に高めていく必要があります。

今後は、最大の価値を生み出すクリエイティブな仕事術を、
シリコンバレーや世界の最先端のノウハウを学びながら、
知識労働へとシフトをしていくことが大切になります。

今後も、そのノウハウを多くの企業へと講演やコンサルティングを通じて落とし込んで参ります。

シリコンバレー流の仕事術について、
本日、東京で講演を行いますので、どうぞお気軽にご参加お待ちしております。

●6/18東京「すぐに売上向上&海外進出に成功出来る実践講演会&ワークショップ」
http://marketing.yoka-yoka.jp/e1232523.html

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