店舗で売上を向上するための二つのポイント
皆様は、どこで買い物をしますか?
買い物をする場所は、基本的に二つしかありません。
(1)人に会って買う(店舗などの接客販売)
(2)人と会わずに買う(インターネット販売)
私もAmazonが大好きで、毎月かなりの金額(買い物の8〜9割位)はアマゾンで購入するほど、
大ファンになっています。
インターネットで調べ、日本最安値(時には世界最安値!)を探し、
配送の早いアマゾンを優先的に使い、
遅くても安いものがある場合は、楽天を使うという形で
インターネットで買い物をするようになっています。
Amazonの最大の強みは、配達の早さです。
午前中に注文した商品が、夕方には届く速さはまさに感動的ですらあります。
ところが、やっぱり店舗で買いたくなる商品もあります。
実際に身につけてみたり、
質感をチェックしたい商品の場合は、
店舗にわざわざ足を運びます。
仕事柄、接客の店作りなどをチェックしながら、
体感するようにしていますが、
私が満足してこの店で買いたい!と思わせるお店は、
1%ほどしかありません。
その1%のお店は特別なことをやっている訳ではありません。
ある、簡単なことを心がけているだけです。
逆にいうと、99%のお店は、
その簡単なことが出来ずに顧客を逃がしてしまい、
最終的には商品だけ店舗でチェックされインターネットで安い価格で購入される、
ショールーミングという現象に行き着いてしまいます。
その上位1%のやっていることは、下記の二つだけです。
(1)問題解決コンサルティング型
カウンセリングやコンサルティング的な接客を行い、
顧客の問題や課題を解決する店舗
(2)ライフスタイル提案型
こんなライフスタイルはどうですか?という顧客の半歩先を提案する店舗
今の時代に流行っている店舗がやっていることは、
上記のいずれか、もしくは両方が必ず当てはまります。
店舗に行く度に新しい発見や提案があったり、
接客をしてもらうと、自分に最適な提案をしてくれるお店です。
具体的な事例は、明日のブログに執筆をいたします。
個人的には、地域密着の小売店は大好きです。
理想的には、近所の商店街で毎日の買い物を全てやりたい位、
小さなお店が大好きなのですが、残念ながらそのようなお店はほとんどないのが現実。
アメリカのポートランドに今月滞在しますが、
大きなお店はほとんどなく、小さな個性的なお店ばかりが目立つ、
アメリカで1番人気の街です。
小売店の活性化は、日本活性化に必須だといえるでしょう。
(明日のブログに続く)