何もなくて豊かな島vol.4

脇田勝利

2009年09月24日 14:24




(前日からの続き)



夜は天気が良かったので、
外にテーブルを出して食事をした後、
島で一番のギタリスト兄弟が
島に昔から伝わる曲を奏でてくれました。

カオハガン島では、
プロポーズをするときに、
男性が女性の家に行き、
ギターに合わせて愛の告白の歌を歌うのだそうです。

その歌を聴いて
女性が姿を現したら結婚を承諾、
現れなかったら残念!という訳です。

ギターと歌も、とても哀愁があり、
島の心地良い風が吹き抜ける中、
まったりと夜が更けていきました。

宿泊したのは、
気持ちが良い風が吹き抜けるバンガロー。

高床式になっていて、
床をはじめ、バンブーなどを組み合わせて
上手に作っています。

風が気持ちよく吹き抜け、
エアコンなどは全く必要がありません。

シャワーやトイレは、
別の場所にあり、海の家のように
寝るだけのスペースでしたが(笑)
必要にして充分な宿。

朝は、島民の掃除の声と波の音で目が覚めます。

あっという間の一泊二日。

崎山さんとも熱い握手をし、
島の手作り品を日本で販売するお約束をして
お別れの時間です。

(明日へ続く)






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