開催中の個展~MIWA~at Artpro GALA
時間があれば、ギャラリーを回ることが至福のひと時です。
特に現代アートは大好きです。
日本全国・海外に行ったときも、
必ずギャラリーには足を運びます。
NYのチェルシーでは、倉庫街が全てギャラリーになっており、
数十軒並んでいるギャラリーを1日かけて訪問しました。
舞鶴のギャラリーArtpro GALAにて、
私好みな癖のある個展が開催されています。
MIWAさんの個展です。
主に人物のイラストが多く、
力強い中にも悲しげな感情を伝えてくれます。
MIWAさんは、
海外滞在中に友人のイスラエル人が兵役で戦争に行くことをきっかけに、
社会や世界に目が向くようになり、
人物の顔を描き続けていた作風は大きく変わったということです。
力強いタッチで人を強く描くと供に、
茶色系のモノトーンに近い色使いで、
戦争や人間社会・国家間・人類間の問題を
描いているかのようです。
10月4日まで開催されていますので、
興味がある方はぜひ行かれてみてください。
アートが身近にあるって、素晴らしいことですね。
●Artpro GALA
福岡市中央区舞鶴1-3-31
TEL.092-738-0655
URL:
http://www.artpro-gala.com
下記は、作家のコメントです。
内側にはリアリティがある。
人間の尊厳・愛・希望・優しさに満ちた美しい花たちの存在に気づく。
リアリティを表現する事はタブーなテーマでもある。
それゆえマイノリティ-意識を持ち制作に挑んでいる。
牧歌的ではなく挑戦的な手法で。
私の作品の背後には
アイデンティティー・パーソナリティ-の気配が常にある。
表現者にとって大切な部分と考えている。
表現する行為の衝動は
アイデンティティーの確認作業なのかもしれない。
そして描く事によるセラピー(私自身が救われる事)
存在・エンパワーメントでもある。 MIWA
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