「10年先のビジョンを持っていますか?」
私の故郷へ少しでも恩返しをするために、
(社)ひびき青年会議所の理事会に監事として出席させていただきました。
監事という立場は、地域に最もお役に立つために、
公益性をチェックしアドバイスする役割です。
全ての社団法人は、法律の改正で「一般社団法人」か「公益社団法人」かを
選択するタイムリミットに来ており、
ひびきJCとしては、
よりレベルの高い「公益社団法人」を選択するという総会の議案が可決されました。
そこで大切になるのが、「より地域に役に立つためのビジョン」です。
例えば、基金の取り扱い。
今まで創業以来貯めてきた基金がかなりの金額になっており、
「いつか何かに使うお金」として、かなりの額が残っていました。
今後は、このような「目的のないお金を、公益性の目的を持ったお金」として、
計画性を持って運用することが必要になります。
つまり、今までのあいまいな運営から卒業し、
より民間企業のような「投資をする」発想が必要になるのです。
基金の使い方としては、更にお役に立つための「ひびきJC会館建設」へ向けて
計画を進めていくことになりました。
そこで必要になるのは、
「10年先のビジョンを持っているか?」
という視点。
つきつめていくと、
NPOも会社も、個人も、まちづくり、そして日本全体でも
「ビジョンがなければ、毎日が投資ではなく“浪費”になる」可能性が
出てくるという訳です。
今後、ひびきJCの10年先のビジョンを語り合い、
明確にする必要があります。
そろそろ、2011年が見えてきたこの時期。
自分自身、そして会社や地域、日本の
『10年先のビジョン』を思いっきり描いてみたいと思います。
ひびきJCの理事メンバーの同志の皆さん、
ありがとうございました。