被災地に行って参りました。原発を迂回し仙台へ

脇田勝利

2011年08月18日 22:22



原発から半径20kmというとあまりピンときませんが、

福島県のちょうど東側の中間あたりに第一、第二原発があるため、

福島県の中心部の直径40kmが進入禁止になります。




車で移動するとわかりやすいですが、

普通に迂回すると100km近くは走ることになり、

かなりの範囲が避難地域になっていることが実感できます。


また、福島県のちょうど真ん中なので、

福島県全体が放射能で深刻な状況なのが、残念ながら体感できます。




迂回して、宮城県の仙台まで移動をしてみました。

原発から離れると、今まで重苦しい雰囲気だった街の雰囲気が、

より明るくなるのを感じます。


仙台市は、津波が10メートル以上あった場所で、

その津波の被害は想像を絶するほど影響をもたらせています。


想像を絶する光景に言葉がありません。

海岸沿いには、被害にあった車が並べられていました。



想像を超える津波のパワーを実感させられます。



夏休みで子供たちで賑わっていたであろう、海岸沿いのプール。

あたりの異様な静けさの中、ただそこに寂しそうに居座るだけです。



木も津波でなぎ倒されており、10メートル近くの波が来たことを物語っています。





電柱も曲がってしまっています。

海岸沿いから、内陸地に向けて車を走らせてみました。

さらに津波の被害の凄さを実感することになります。

(続)

関連記事