日本人が海外進出・グローバル化するための50の具体的な行動

脇田勝利

2012年03月05日 00:10




日本人にとって「海外」という言葉は、特別の響きを持っています。

憧れやワクワク感があり「どこか特別な海の向こう側」というDNAが私たち日本人には植え付けられているのかもしれません。

日本人の海外への歴史は、驚くほど浅いのが実情です。

第1号は幕末のジョン万次郎ではないかといわれています。

100年近く前にもブラジルやハワイ・米国へと移民として海外に多くの日本人が渡っています。

日本政府の強い規制がなくなり、
一般人が外国へ旅行に行けるようになったのは、1964年のこと。

海外旅行が一般化しはじめたのは、1970年代ですから、
日本人の海外の経験は、まだ40年近くしか歴史がないと言ってもいいでしょう。

世界中に華僑ネットワークをつくっている、中国人は8〜9世紀の時代から、
海外に移住を始めたという話ですから、
華僑のグローバル化は凄いネットワークを構築しています。

これからの日本も、間違いなく海外進出・グローバル化は避けてな通れない
日本人全員の課題です。

「グローバル化」という言葉は、
「地球規模」「世界規模」という意味で、
世界を一つのものと見る考え方です。

世界の中に、日本がある。
そこには、実は海外という発想も、
国境も超えたチャンスが無限に広がっています。

世界規模で、夢を描き、
個人と法人の両面から、

「世界中で最適化を実現する時代の到来」

がついにやってきたのです。

円高、インターネット、IT、格安航空など
グローバル化出来る条件は整っています。

後は、私たち一人一人次第だという時代です。

これから、日本人が海外を目指すための
50の具体的な行動をあげてみました。

ぜひ、参考にされてください。

【日本人が海外進出・グローバル化するための50の具体的な行動】(順不同)

●外貨を持つ
●観光ではなく仕事で海外に行く
●海外に口座を開く
●現地法人をつくる
●資金調達をする

●安く仕入れる
●資産運用する
●市場調査する
●海外で販売する
●海外でロングステイする&暮らす

●世界的視野・世界経済を学ぶ
●業務を細分化する
●誰でも出来るように仕事を簡単にする
●日本で行う事と海外で行う事を分ける
●現地でビジネスが成立するようにする

●海外進出の目的を明確にする
●海外進出の計画をつくる
●国内での調査を行う
●現地での調査を行う
●プロジェクトチームをつくる

●仮説をつくる
●現地パートナーを探す
●ビザを取得する
●法律を把握する
●人材を雇う

●語学をマスターする
●貿易をはじめる
●仲間をつくる
●情報を得る
●まずは外国人に売ってみる

●日本で外国人を採用する
●海外進出の社員研修を行う
●日本でシミュレーションをやってみる
●海外で新事業を立ち上げる
●日本でのビジネスを成功させる

●日本のことを更に学ぶ
●徹底的に現地化する
●固定概念を捨て考え方を変える
●インターネット・ITをフル活用する
●日本でスリム化を徹底する

●世界中で働ける環境をつくる
●日常業務を人に任せる
●リスク管理を徹底する
●体力をつける
●撤退するプランをつくる

●日本の破綻に備える
●財務を強化し利益を更に上げる
●為替リスクに備える
●世界全体で最適化する
●夢を明確にする

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