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2008年01月18日

両腕を失った大野勝彦さんの美術館2



(先日の続き)

入院後、なんとか一命をとりとめた大野さん。

医者も通常こんな大きな傷を負うとショック死をする方が多いとびっくりするほどの回復ぶりを示す。

そして、入院して3日後。

「負けてたまるか」という詩を書く。

なんという精神力。両腕を失って3日後には、強く生きることを決意する。

そして、なくなった腕に筆をつけてもらい、
心の底から湧き立つ気持ちを抑えきれないように、
詩をたくさん描いていったそうです。

今までは、農業一本だったため、
周りには「汚い言葉」をどなり散らかしていたような人が、
感謝の気持ちでいっぱいになったそうです。

そして、自分のなくなった両腕にも感謝をする詩も描かれています。

他に何も出来ないため、
かなりの数の詩と絵が残されていますし、
今でも美術館内にあるアトリエで
凄いペースで絵を描かれているそうです。

その詩は、
とても優しくて強いもの。

見ているだけで、
涙が溢れてきます。

五体満足の自分なら、
本当に何でもできるんだなあと
改めて感謝の心と強く生きる勇気が芽生えてきます。

ぜひ、一度足を運んでみてください。

多くのことを感じるはずです。

●風の丘 阿蘇大野勝彦美術館
http://www2.infobears.ne.jp/oonokatuhiko/  

Posted by 脇田勝利 at 23:09Comments(0)