(株)ドリームマーケティング
http://www.dream-marketing.jp/

2008年03月26日

つっぱり本棚買ってしまいました。



最近、マーケティングの実践もかねて通販で良く買い物をするようにしています。

 膨大な書籍が溢れたままになっていたので、本棚をいろいろと探していました。

 欲しかった本棚はこんな感じでした。

・おしゃれ
・一生使えるもの
・色は茶色で上品
・将来は部屋一杯の書庫づくりに
・引越しでも気軽に移動可能
・地震の心配

 そして、欲しかった本棚を発見。

 まずは、こちらをご覧ください。

http://www.rakuten.co.jp/jajan-r/219401/280968/

 見た瞬間に「これだっ!」と叫んでしまった自分の感情を分析してみました。

(1)タイトルと写真のインパクト

「本好きのワガママ承りました」という『あなたのワガママを受け入れます』というタイトル。

 そして、壁一面の写真

 そして、ワガママ代表の先生の登場。

 この先生を見ると、ちょっと怖そうで、「自分以上にワガママそうだ」と感じてしまいます(笑)。

 この先生が納得した商品だったら、良い商品に違いないと、自分に言い聞かせてしまいます。

(2)サブタイトル

 「無いんだったら作ってくれ」ということは、この店でしか買えないということを暗に伝えています。

(3)ストーリー性

 先生からの相談で新商品を開発した、という物語りもついつよ読み込んでしまいます。

 買う前に、すでにファンになってしまいます。

(4)そして、ワガママの説明

 ワガママの言葉を代弁して、べらんめい調で叫んでいます。

 お客さんの声を、かなり強烈に代弁してくれています。

(5)そして、詳細な商品説明

 商品の説明は、問題解決の手段の一つと言うことを忘れてはいけません。

 ところが・・・・世の中のチラシやパンフレット、ネット通販のしくみは、商品説明からスタートしているものがほとんど。

 先に、動機付けをして問題意識を認識していただき、解決策の提案(商品提案)をすべきなのです。

 このあたりは、正に心理学です。

(6)人気があること

 「楽天ランキングで一番売れている本棚」ということ。

 人気があるものは、人をひき付けます。



・・・届いた製品は、かなり満足ですが思ったより横幅が小さいかも。

 そして、同じものを購入しようかと今感じているところです。

 将来は、この本棚を何個か並べて部屋一面を本で埋め尽くしたい・・・・

 これも、この会社のマーケティングの巧みさなのかもしれません(笑)。

 悩ましい~(笑)  

Posted by 脇田勝利 at 11:52Comments(0)