(株)ドリームマーケティング
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2008年11月26日

「門司港栄町商店街」活性化第5弾





今回は実践的な売上を上げるチラシの勉強会。
しかも、様々なチラシの中から「顧客の心を鷲づかみにするチラシ」の感性を磨く内容です。
今回も、いろんな“気づき”がたくさんありました。

まず、前回の「自店コマーシャル」のおさらい。
自店の強みを棚卸した隠れた宝の山を基本に、相手の心を鷲づかみにする30秒コマーシャルを創りだしました。

マーケティングでは、大きく分けて「ブランディングとコミュニケーション」を設計していきますが、この30秒コマーシャルにそのマーケティングのエキスが凝縮されています。

この一言で、自分たちの思いや差別化、そして顧客視点で相手の心に届くコミュニケーションといった様々な要素を盛り込む必要があります。
定期的に見直し、更にムダをそぎ落とした中にも効果的で本質的になるようにブラッシュアップしていく必要があります。

その後、私が今まで追及している「売上を上げるしくみ」を心理学的な観点からお店全体のコミュニケーションの全体像を構築する実践的な方法を分かりやすく具体的に解説いたしました。

市場から自分たちのお店に来て欲しいお客様をどう効率良く集め、その集まったお客様に対してどんなコミュニケーションを行えば、リピート化・常連客化するかの実践的な方法について、レクチャー&ディスカッションいたしました。

そして、チラシのワークショップ。

様々なチラシは、正に企業の生命線。

売上を創るチラシに各社、様々なノウハウを投入しています。

チラシ1枚で、数百万・数千万・数億の売上を上げる企業やお店にとっては当然だといえますし、どの企業にとっても『トップシークレット(最高機密)』なノウハウが満載だとも言えます。

ほとんどの企業にとってここまでチラシ1枚のために、力を注ぎ込むことは難しく、デザイン会社や印刷会社に任せてしまっている方がほとんど。

しかし、これは社長や経営者にとって『最も大切な仕事』なのです。

チラシ1枚に自社の全てのノウハウを注ぎ込む!くらい作り込むと間違いなく売上は上がります。

自社の顧客とのコミュニケーションの力が向上するとともに、自社の強み・差別化・売れるしくみ・消費者の動向など様々な要素を考えなくては効果的なチラシは作成出来ないし、そもそもチラシ1枚作成出来ない状態で売れる販売方法を確立することは不可能です。

急がば回れ、売れるチラシ1枚を作りこむことが売上を上げるために最も大切だといっても過言ではないのです。

売れるチラシ1枚が出来れば、接客方法、売れるホームページ、ダイレクトメールなど様々なコミュニケーションツールの費用対効果が劇的に向上することは間違いありません。

という観点で、様々なチラシを見ながら「工夫している点・素晴らしい点・逆に改善した点」などを一人ひとりに発表していただき、私が解説をするという形で進行いたしました。

皆さん、さすが素晴らしい!視点をお持ちです。

360度の視点を持ち、商売人と様々な消費者から1枚のチラシを観察してみるといろんな気づきがありますし、この段階で「気づくか、気づかない」かは天と地ほどの差があります。

自店のチラシを創るときに必要な視点を学ぶことができ、来週はいよいよ「自店と商店街の売れるチラシ創り」です。

今まで培ってきた全てを1枚のチラシに注ぎ込みます。  

Posted by 脇田勝利 at 09:47Comments(0)