(株)ドリームマーケティング
http://www.dream-marketing.jp/

2009年05月27日

マクドのマーケティング手法vol.2



「マクドナルド以上に美味しいハンバーガーは誰でも作れるが、
 マクドナルド以上の会社を創るのは難しい」。

この言葉こそが、
マクドナルドの凄さを物語る。

しかも、QUARTER POUNDER投入にあたり、
店舗前でサンドウィッチ・マンならず
ハンバーガー・ウーマン(笑)の投入も。

ここまで徹底的にやるところが
マクドナルドの強さ。

全ての面でライバルを圧倒的に引き離し、
一人勝ちの状況。

どんな時間帯に来店しても常に顧客が絶えない。

どの店舗もある程度満遍なく顧客が入っています。

これだけの多店舗展開をしていながら
それぞれの店舗の部分最適と
経営という全社的な全体最適を
両立させているマーケティング手法には
いつも驚かされます。

そこで今日は
マクドナルド創立者レイ・クロックの格言を
集めてみました。


●Be daring(勇気を持って)
Be first(誰よりも先に)
Be different(人と違ったことをする)

●やり遂げろ!
この世界で継続ほど価値のあるものはない。
才能は違う――才能があっても失敗している人はたくさんいる。
天才も違う――恵まれなかった天才はことわざになるほどこの世界にいる。
教育も違う――世界には教育を受けた落伍者があふれている。
信念と継続だけが全能である。

●私の仕事は、顧客の売上げを伸ばすことで、顧客の利益を奪うことではない。

●帽子をきちんとかぶらず、靴の手入れが行き届いていないのは、ずぼらな思考の表れである。

●ビジネスは一人では成功しない。

●新店舗は、景気の悪いときこそ建てる。なぜ景気が上向きになるのを待たねばならない?そんなことをしたらいまよりずっと金が掛かる。土地を買うに値するならすぐに建物を建て、ライバルより先に店を開く。

●ビジネスは立ち止まったら終わる。一人ひとり、常に成長を心がける。

●思考のスケールが小さいと、その人自身も小さいままで終わってしまう。

●社長の指示した通りに現場が実行するような会社は、間違いなくつぶれる。
現場の人間が、「社長、それは違います」といえる会社でないと誤った方向に進んでしまう。ただし、現場の社員は社長が本質的に何を指示しているかを理解しておくこと。それを現場の判断で組み替えていく。

●経営書を読む場合、漠然と活字を追うのではなく、読みながらこの会社を自分が経営するならどうするか、登場する経営者を自らに置き換えて考える。著者が書いたことと自分の想像を突き合せながらページをめくる。

●営業職で入った社員が、法務や経理にまわされることもあるが、会社が必要としているのは、問題を解決することであって、会社は「法律的にはうちに非があります。何もできません」と評論家的な意見を期待しているわけではない。

●自分の視線だけで世の中を眺めるのでなく、上の人の目線になって想像する場面もあれば、下の人の視線で考える場合もある。寛容性や他人への共感がないとビジネスの現場は回っていかない。

●いろんな人に会って、いろんな考え方を知ること、いろんな現象を分析する能力がなければ経営はできない。

●世の中で金を使うのは庶民だ。庶民の生活を知ることが金儲けへの道だ。

●何事も小さな仕事に分けてしまえば、特に難しくない。

●粘り強くやろう。この世で粘り強さに代わるものはない。
才能も粘り強さの代わりにはならないだろう。
才能がありながらそれを活かせないなら同じことだ。
天分も粘り強さの代わりにはならないだろう。
天分はむくわれないことの言い訳のようなものだ。
教育も粘り強さの代わりにはならないだろう。
世界は教育をうけた落伍者に満ちている。
粘り強さと決断こそが、絶対的な力を持つのだ。

●私は、マクドナルドの店が全国津々浦々にチェーン展開されているのを心の中で見ていた。


小さな中小企業だからこそ、
参考になる金言が多いですね。

ありがとうございます。  

Posted by 脇田勝利 at 07:32Comments(1)