(株)ドリームマーケティング
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2009年05月28日

売上を向上させる実践的な方法






誰もが最も気になる売上。

マーケティングでも最重要な指標の一つです。

多くの会社にとって利益の源泉となるのが売上です。

この経済状況の中、売上が減っている会社が一般的には非常に多いのですが、

幸い、
私がコンサルティングをさせていただいている顧問先は
比較的影響がなく、
横ばいか逆に売上が向上している企業も多いです。

先日お伺いした企業も
6月決算見込が前年比2割アップになりそうです。

今日は
意外と忘れてしまっている
売上を上げる基本の考え方をおさらいしたいと思います。

何か大きな成果を上げようと思うと
「細分化」することが大切です。

マラソンを完走するなら5km単位の時間を意識するとか、
一ヶ月で5kg痩せるなら、毎日体重計に乗るとか、
そんなイメージで売上をとらえることが大切です。

【売上を上げる実践的な方法】

●ステップ1 売上を要素別に分ける

まず、売上を要素に分解します。

売上=(のべ購入)客数×(1回当り)客単価
   =顧客数×来店頻度×1回当り買上店数×商品単価
  
といった具合に、
自分の会社・お店に当てはめて
「売上=客数×客単価」という丼勘定を細分化します。

ポイントは、毎日の業務でイメージ出来る要素に分解をするということです。


●ステップ2 売上目標を細分化する

年間・月間の売上目標があったら、
それを「毎日の売上目標」に細分化します。

つまり、「毎日どの位の受注をしなくてはいけないのか?」と
設定することです。

ポイントは結果の「売上」ではなく「受注売上」に意識を集中することです。

会計上の売上は納品時が一般的ですが、
通常受注と納品にはタイムラグ(時差)がありますから、
売上を上げるためには「今日、いくらの受注をしたか?」に意識を集中し、
「毎日の行動をマネジメント」する必要があります。


●ステップ3 成功要因を決定しマネジメントする

「毎日の受注売上を上げるために、どんな行動をとれば良いか?」を
5つ考えてください。

それが、売上目標を達成する「成功要因」になります。

例えば、営業の仕事であれば

「見込客リストアップ」「アポ数」「有効打合せ数」「成約率」「コミュニケーション数」

といった具合です。

その5つだけに集中をして、
自らのモチベーションを上げ、
チャレンジし、数字で管理をしてみてください。

必ず、
受注売上は自然と向上し、
結果として会計上の売上が上がります。

ポイントは、
『大きな成果を上げるためには、
 その成功要因を明確にし、
 毎日の行動を最適化する』

ということです。

まずは、この方法でプランを立て、
一ヶ月間5つのことに集中をして、
行動されてみてください。

きっと、一ヶ月後には笑顔になっているはずです。

暑い毎日の営業活動は大変ですが、
共に楽しみながら汗をかいて
売上・利益を上げていきましょう!

いつも、最後まで読んで
いただき、ありがとうございます。











  

Posted by 脇田勝利 at 08:23Comments(0)