(株)ドリームマーケティング
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2009年06月02日

GM破綻の原因



世界の製造業では史上最大の破綻となったGM。

キャデラックなど
何か昔ながらの「良きアメリカ」が
こんな形になってしまい寂しい気がします。

GMのCEOが記者会見で悪びれることもなく
発表をしているのを見ると
日本との違いを感じます。

アメリカ人にとっては
「アメリカで最も悲しい日」とも
言われているようです。

ここから再生をするアメリカンスピリッツに注目ですね。

私たち日本人にとっても一つの「時代の転換点」だと言えます。

対岸の火事とは思わずに
このことから学び活かすことが大切ですね。


破綻の原因は、
退職者も含めた従業員の人件費の高さが指摘されています。

また、私の視点から見ると「マーケティングの精度の低さ」が
上げられます。

一世を風靡した「アメ車」という自らの成功体験に執着し、
消費者と時代の変化に対応出来なかった車しか
提供できなかったことが根本的な原因だと感じます。

ダーウィンの進化論を思い出しました。

●ダーウィンの進化論

生き残る種というのは、
最も強いものでもなければ、
最も知的なものでもない。
最も変化に適応できる種が生き残るのだ。


常に時代を読み、
“半歩先”の需要を満たす
商品・サービスの重要性を感じます。  

Posted by 脇田勝利 at 08:27Comments(0)

2009年06月01日

仕事は幸せの種まき~「お仏壇のはせがわ」長谷川先輩~



(社)ひびき青年会議所の事業で
「お仏壇のはせがわ」の長谷川先輩に講演をしていただきました。

長谷川先輩は青年会議所の大先輩。

言葉に表せないほど、
すごくパワフルなお話と謙虚なお姿に
感動いたしました。

文章で伝えるのは非常に難しいのですが(笑)
可能な限りポイントをお伝えをして皆様とシェアしたいと思います。



長谷川さんは大学生のとき、
当時日本一と言われたお仏壇屋さんが、
仏壇を単なるモノとしてしか
見ていないことを知って、
大きなショックを覚えた。

「お仏壇販売の仕事というものは、
 お仏壇の精神的な価値をより多くの人々にお届けすること」
であり、それが使命だと考えていたからでした。

炭鉱が斜陽産業になり人口が半減した頃、
わずか3人のお仏壇屋さんを創業した長谷川先輩は、
「日本一のお仏壇屋」を創ると心に誓い、
わずか15年後、お仏壇販売業で
日本一の売上を達成し、
世界ではじめて宗教関連の企業で
株式上場を果たしたのです。


●大学生当時、日本一と言われたお仏壇屋さんにお逢いして感じた。

「使命感がなく、命をかけてない」と感じ
「必ず日本一のお仏壇屋を創る」と決意。

●どういう志を持ち、
 何のために生まれてきたのか。
 同じ生きるなら美しく魂を輝かせて
 本当に大切なお客様のために、
 社員のために命をかける
 そのことで日本一になりたいと
 真剣に自分に誓った。

●誰でも日本一になろうと真剣に考え、
 死ぬ気で行動すれば必ずなれる。

●お仏壇を購入することで
 毎朝自分の良心と仏様との間で会話が出来る、
 こんなに素晴らしいことはない。

●売らずに相手の幸せをひたすらに考え
 何かお役に立てないかと真剣に考え行動する。

 そうすると、不況は関係なくなる。

 結果的に
 昭和38年に月の売上が100万円だったものが
 6年後には、40倍の4000万円に向上。

●やり方次第でいくらでも売れるし、
 やり方次第で全く売れない。

 打算ではなく、
 何でも本気で真剣に取り組むことが大切。

●足るを知り、人と比較せずに、自らの満足をすること。

●人の命が最も大切で、全てのものよりも大切。
 周りの人の命を大切にし、そのことに感謝をしよう。

●働くとは「はたをラクにする」こと。
 しあわせとはお互いに「仕え合う」こと。

懇親会で膝をつき合わせて、
いろんな深いお話をさせていただきました。

親しくなるといつもお伺いするご質問をさせていただきました。

「長谷川先輩の夢は何ですか?」と。

『私の夢は、日本がもっと良い国になり、
 他の国から尊敬され、
 世界が平和になること。』

と明確にお伝えをいただきました。



私も日本一、世界一目指して決意を新たにいたしました。

長谷川先輩ありがとうございました。

  

Posted by 脇田勝利 at 09:24Comments(0)