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2009年12月11日

夢の開業計画③~フードビジネス専門学校講義より~



冬の講義もそろそろ大詰めに入ってきました。

今回の授業は「自分の理想的なお店の夢の開業計画」を
プレゼンしていただきました。

その内容に私が解説やアドバイスを加えながら、
進めていきました。

計画の重要性は皆さん気づいているのですが、
きちんと計画を紙に書いている人は非常に少ない。

多くの社長も事業計画を作っていない方が非常に多いのが現実。

私の大好きな電通第4代社長吉田秀雄氏の説いた「鬼十則」。

■「鬼十則」

(1)仕事は自ら創るべきで、与えられるべきではない。
(2)仕事とは、先手先手と働き掛け、受身でやるべきではない。
(3)大きい仕事と取り組め。小さい仕事は己を小さくする。
(4)難しい仕事をねらえ。それを成し遂げるところに進歩がある。
(5)取り組んだら放すな。殺されても放すな。
(6)周囲を引きずり廻せ。引きずるのと引きずられるのとでは、長い間に天地の差が出来る。
(7)計画を持て。長期の計画を持っていれば、 忍耐と工夫と正しい努力と希望が生まれる。
(8)自信を持て。自信がないから君の仕事は迫力も粘りも厚みすらもない。
(9)頭は常に全回転。八方に気を配って一分の隙があってはならぬ。サービスとはそのようなものだ。
(10)摩擦を恐れるな。摩擦は進歩の母、積極の肥料だ。でないと、きみは卑屈未練になる。


この中で私がとくに注目してほしいのは(7)番目。

「計画を持て。長期の計画を持っていれば、忍耐と工夫と正しい努力と希望が
生まれる。」というものです。

計画とは「仮説」を立てることで、
「こうすれば上手くいきそう」という成功への設計図です。

家を創る際に詳細な図面があるように、
計画なくして立派な家を建てることは不可能です。

ビジネスも全く同じで計画という「仮説」を立て、
実際に行って「検証」をしなくては、
何が良くて何が悪かったかいつまで経っても分かりません。


受講された皆さん、精一杯考えてかなり詳細な開業計画ができあがってきました。

実際に成功される方を見てみると
「机の上での成功」と「現実での成功」をしていることが分かります。

アリストテレスが
「イメージできなければ、考えることさえできない」と
言っていますが、その通りですね。

まるで成功したかのように、イメージする力。

それを計画に落とし込む力をつけたいものです。

私も年内に、
来年の理想の計画をイメージし、
紙に記入し揺るぎないものにしたいと思います。

受講された皆様、ありがとうございました。


■今回の満足度調査

~常に感動的な講義・コンサルティングを目指しています~

感  動 : 0名
大 満 足 : 4名
満  足 : 5名
やや満足 : 1名
普  通 : 1名
やや不満 : 0名
不  満 : 0名

※講義・セミナーなどのご要望は、
 脇田勝利までお気軽にメールをお送りください。
 warky@wakita-net.com


  

Posted by 脇田勝利 at 09:32Comments(0)講演・セミナー