(株)ドリームマーケティング
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2010年03月25日

香港和僑会にて講演



海外でのはじめての講演です。

講演に参加していただいたのは、50名弱。

講演の終了時には、席が足らないほど、
多くの方にお集まりをいただき、感謝感激です。

海外で起業している、または海外で仕事をしている日本人の方を対象にした講演ですから、もちろん(笑)日本語での講演です。

講演の時間は70分+質疑応答20分。

この時間の中に、
マーケティングのノウハウを凝縮し、

可能な限り受講された皆様が持ち帰るものが多くなるように、
そして楽しんで受講をされるように工夫をして
講演を行いました。

まず、緊張をほぐすためのアイスブレイク。

今回は「本気ジャンケン」で、大きな声とジェスチャアで
ウォーミング・アップを行いました。

懇親会でお伺いしたのですが、
私が「ジャイケン」と言っているのを聞いて、

東京出身の方は「よく分からなかった」と言われていました。

「ジャイケン」とは、西日本で使う方言のようですね。

知らなかったです。標準語では「ジャンケン」。覚えておきましょう(笑)。



さて、講演の本題です。

売上を上げるための
マーケティングの本質的な講義を行い、

費用対効果が100倍になった事例の紹介や、
今日から使える「売上を上げる30秒メッセージ」=エレベータ・テストや
ブランディングの手法、そしてコミュニケーション全体の仕掛け作り。

記念日を活用した手法や、
売れるコミュニケーション・ツールづくりまで、
可能な限りたくさんの事例を紹介しながら、

「すぐに成果を上げるためのマーケティングの全体像」のご説明をさせていただきました。

受講された皆様からは、
具体的なご質問をいただき、
あっという間の90分。

熱心にうなづいていただいたり、
メモをとられたりと私が追求してきたことが

日本以外の国でも必要とされている
原理原則であることが改めて分かって嬉しかったです。

下記、香港和僑会サイト上に、議事録が掲載されていましたので、
ご紹介させていただきます。

熱心に聴いていただいた、
香港和僑会の皆様ありがとうございました。



●第58回香港和僑会 議事録

http://www.wa-kyo.com/previous_02.asp?/129.html

(以下、引用)

今回の講師は、明朗快活な雰囲気で、笑顔がステキな脇田 勝利氏。
福岡から、奥様、お母様、おばあさまとご一緒に和僑会のためにご来港いただいた。

脇田氏の講演スタイルは全員参加型セミナーだった。
まず初めに2人組になり「本気ジャイケン」をした。

方法は、①今までこんな大きな声、ジェスチャーでジャイケンなんてしたことない!というくらい思いっきりジャイケンをする。②勝ったほうも負けたほうも、思いっきりリアクションする。初めから、会場が一気に熱気に包まれた。

普通はジャイケンとは、勝ち負けを決めるゲーム。普通は負けたらイヤだな、と思うがこの「本気ジャイケン」は勝っても負けても、全力でチャレンジするところに意味があるという。次は、もしエレベータの中で、人生を左右するような重要なお客様と一緒になることが出来たとき、30秒のチャンスで、どう自分をPRするか?をそれぞれが考えた。

脇田氏は、これまで5000人以上の社長と話をしたが、どこの会社も宝の山であるにもかかわらず、ほとんどの社長は自分の会社の強みを言うことができないそうだ。自分の強み、またはメッセージをうまくコミュニケーション手段に取り込めるかどうか。また、いかに他との差別化ができるか。

こうやってブランディングをしていき、ブランディングができたら次はレバレッジをかけていく。大切なのは、コミュニケーションとブランディング。そして、マーケティングとは、コミュニケーション+ブランディングである。すなわち、この二つで、お客様に、購入するストーリーを作ってあげ、購入しなくてはいけない理由を作ってあげるのだ。そうすることが売上向上につながる、という具合だ。

最後に脇田氏がコンサルティングをするときに必ず使うという「コミュニケーション&ブランディング企画書」を紹介していただいた。

1つのシートの中に、売上を向上させるために必要なことが全て入っていた。シートの説明で一番強くおっしゃられていたことは、「大切なことは社長の夢」。これがすべての源泉、となるということ。

脇田氏の夢は、「マーケティングで世界中の人、街を元気にして、みんなの幸せのお手伝いをすること」、だそうだ。

脇田氏にとっては、初の海外講演とのこと。日本では日々のコンサルティングに、また講演活動に多忙を極められる氏であるが、このような氏の記念すべき海外初講演を香港和僑会で開催させていただくことができたことは、香港で日本と世界をつなぐ活動を行っている会にとってもとても意味のあることである。

脇田先生、熱く、そして温かい講演、ご指導、本当にありがとうございました。