(株)ドリームマーケティング
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2010年10月07日

ジャパン・ミッション・プロジェクトの福岡大会に参加vol.2



さて、先日のブログでもご紹介した通り、

マーケティングの提案をして欲しいと要望されている、

実行委員長の大川知之さんからご招待されて、

ジャパン・ミッション・プロジェクトに参加してきました。


大川知之さんは、東京出身で、


青山学院大学を卒業後、

企業における人材育成に携わる中で、

既存の教育メソッドに限界を感じていたところ、

ジャパン・ミッション・プロジェクトに可能性を見出し、

現在福岡にて、その普及に取り組んでいます。


会場のアクロス・シンフォニーホールは、ほぼ満席でしたから、

1000人以上は入っていたでしょうか、凄い動員力です。



イベントは3時間にも及びましたが、

日本の現在の状況を考える上でも、

よくまとまっている内容でした。


一言でポイントをご説明するなら、

「侍の精神が宿るこの日本で、

 古来から日本人が持っている“悟り”を世界中ではじめて体系化し、
 
 ビジネス・プログラムとして“ひとづくり”をすることで、

 福岡を元気にし、日本と世界68億人を沈没から救おう」

というものです。


今回は、具体的な内容が紹介されずに、

「誰もが納得できる一般論だが、誰もあえてここまで言わない内容」を

分かりやすく、圧倒的な情熱を持って熱く語っていただいた、

内容でした。


誰もが思っているけど、表立っては言わないことである、

「日本の仕組み自体が、

 今の世界の状況に対応できていない旧態依然としたもので、

 勝ち組負け組、世代間など、あらゆる場所でミス・コミュニケーションが発生し、

 ワクワク・ドキドキしない国」

ということを、わかりやすくご説明してくれた感じです。



今後、より具体的なプログラムや行動プラン、ビジネスモデルなどを

お伺いし、ご提案をさせていただきたいと思います。



実行委員長の大川知之さん、ありがとうございました。



ジャパン・ミッション・プロジェクト福岡大会の内容を、

下記にポイントだけご紹介させていただきます。

これを見るだけでも、現在の日本の現状と、

ジャパン・ミッション・プロジェクトの概要が伝わると思います。

ありがとうございます。




■映像によるオープニング

・「なぜ、今ジャパンミッションプロジェクトのか?」
・日本から夢をかなえる

■実行委員長 大川 知之さん挨拶


~情熱的な素晴らしいご挨拶でした。

・どんな生き方をしていますか?
・今の日本には、全く新しい概念が必要
・その答えが「観術」

■若者プロジェクト

~大学生や就職数年以内の20代前半の若者の、
涙を流しながらのプレゼンテーション。

かなり感動的で、若者の想いがビシビシと伝わってきました。




(1)大学生による発表
起業を志しています。
「今までは死んでいたも同然」だと感じました

(2)ミュージシャン
音楽業界はお金だけを追求している。
音楽は「本来は励まし合い、人を元気にする」もの

(3)男性社会人
人の笑顔が見たいだけ。絶対に変えて見せる。

(4)女性社会人
子供のころ、いじめに合い辛い思いをしていた。
そんな社会を変えたい。

(5)男性社会人
時代が求めてるのは変化
若者にチャンスをください!
若者の可能性を伸ばす文化を創ってほしい

(6)男性社会人
本当に楽しんで生きていますか?
そんな人は本当に少ない

(7)男性社会人
それぞれの世代が残すメッセージを大切に
「若い人の新しい発想」を受け入れて欲しい


■顧問 行徳哲男さん挨拶

人間とは何か?
行動科学・BE訓練・箱根で5日間開催
鹿児島知覧での話




■内海昭徳さん講演

(大川さんからの紹介)

筑波大卒業、京都大学院 中退
フリーターで月2万円の生活
利己心がない、自分事ではなく日本全体・世界全体を視野においていた
9.11の事故以来、学術ではなく、大学院を追求
追求の日々、

①誰もが幸せに生きるには、利己心をみんなが超える必要あり
②日本が沈没してしまう


(講演)


海外へと見出そうとしていた矢先に盧さんと出逢った
15年間日本人に伝えてきた
韓国の会社が倒産、自殺衝動
自らの本質と向き合ったのが今日の体系化されたノウハウ
明確な答え、日本人の特性+人間の希望
絶望していた日本に答えがある

全く新しいひとづくりを目指している
福岡は若者の占める割合がもっとも高い
世界を巻き込んだ明治維新を起こす

キーワードは、日本の和のパワー
夢がある 福岡が「知識産業都市のブランド化」

【1.時代精神・歴史の流れ】
世界中の人が憧れる街 福岡
明治維新 坂本竜馬
今までの延長では、日本はダメだと感じた
中国人が西洋人の奴隷のような
どれだけ小さな世界で争っていたのかを地球儀を見て感じた
日本は当時300に別れていた、それが一つになった
侍の子孫
誰もが笑顔でいられる世界
夢が失われている時代
夢は生きる力そのもの
人間が出逢う

誰もが悟りを得ることができる
宇宙のすべての現象を説明できる
西洋では、最終理論

人間一人ひとりが持っている心、感性を活かす
薩長同盟の真の功労者は「月形 洗蔵」という福岡藩藩士


【2.世界の中の福岡のポジション】

【3.世界ブランド都市「FUKUOKA」】

全く新しいイメージを描くことが必要

①インテリジェンス都市
世界中の人・技術・企業・資本を集約させるブランド都市

②知的創造都市
世界最先端の知の統合研究「World University」

③多文化生活都市
世界で最も心の疎通・交流がある“人間の尊厳”の宣言都市

④力道的民主主義
日本式政治哲学 平和民主主義産業

⑤人本主義経済発展モデル都市
アジア・九州・地域密着 疎通う交流集約

⑥国際感動交流都市
“和”の論理体系化による新秩序
世界最高の“和”の教育・文化・観光

世界中の68億人すべての人間が幸せになるように

■盧 在洙さん講演

子供のころ聞いたダムが壊れるニュース
母親から「ダムは日本人が作ったから壊れない」→日本は凄い
WIN‐WIN 、ALL WIN
第二の誕生地
観念をやぶる 心人間
その想いが観術
なぜ、この観術は日本から広げるしかないのか?
人類の歴史は戦争の歴史
経済戦争に変わった
戦争の中で、人間の尊厳が生き残るには、限界がある
運命的な事件 明治維新
世界中で王様を首にしていたころ、天皇を立てた
天皇はフォローシップによって立てられたリーダー
集団団結力を持っているのが日本人
次元が違う本物の民主主義が日本から

人間以外の道具は進化しているが、
日本の尊厳は進化発展していない

人類500万年の歴史
人間を変化させる技術が必要
日本からそれを発進させる
それが、観術、認識技術

観る世界
仏教の悟り・観の世界
心の切磋琢東洋の磨がこれからの中心テーマ
心でイメージするのが難しいから、カラダを活用している
単語を覚え意味・価値を与え思考論理を展開
西洋の観点に洗脳されている
脳が生み出す意識現象
条件によって変わるものは本物ではない

東洋の良さ、日本の良さ 悟り
判断基準がみんなバラバラで摩擦衝突
日常でも活用できる観術

教育のパラダイム大転換
人間の一人ひとりの無限の可能性
人間力、人間関係力
和の心 和のパワーを活用
ムーブメントが現実化

■対談



【1.時代の突破口】
人間そのものが変わるとき
何をやってもツマラナイと感じている
外からの刺激では限界があり、中からワクワクすること
今ここが最高とならないといけない
五感覚+イメージ
観点を移動させる
論理とイメージで
教育プログラム
多様な観点になるから、相手の立場も分かる
時代の限界
物の豊かさ
ボトムアップが弱い
主人精神が弱い

明治の人がなぜ公的
自我で生きないのが侍
武蔵は無我の境地に行き着いた
高い精神水準と教育があったから
西洋は自我が強い。だから、民主主義が成り立つ
黒船が来たときに、農民に聞くと「お上がやるから」と答えた
西洋の真似事は難しい

自他一行の世界
全部が自分のこと
本当の和は、一人ひとりが本当の力を発揮してパーソナリティを発揮する
空の世界 すべてほどいて、同じ所でつながりあう
日本は集団思考に囚われている
精神論を馬鹿にしてしまっている

過去をきって新しい世界へ
新しいコンテンツが必要
新しい変化の方向性
ドリームシティ
様々な思惑で摩擦が起こっている
つまづいている
勇気が必要 日本しかない

■エンディング映像

poem「日本、平和の種よ」