(株)ドリームマーケティング
http://www.dream-marketing.jp/

2010年10月14日

香港・中国ビジネス座談会で熱い質疑応答 vol.1



業務提携をさせていただいているホープウィル代表の堀明則さんを

お招きしての座談会に出席をさせていただきました。

前半の講演(http://marketing.yoka-yoka.jp/e559407.html)を終え、

質疑応答です。


私も質問がたくさんありましたので、

日本の企業が海外進出をする場合や、

香港を活用した「ハッピーなライフスタイル」について、

様々な質問をさせていただき、堀さんからとても丁寧なお答えをいただき、

とても内容の濃いひと時を過ごすことが出来ました。


先日のブログに引き続き、本ブログでは書けないことも多いため(笑)、

興味がある方は、私の方までお問い合わせいただけましたら、

そのノウハウをお伝えさせていただきます。


さて、

質疑応答のポイントは下記の通りです。


【海外進出をする際の重要なポイントである“最適化”とは?】

現地のニーズに合わせて、供給する商品やサービスを“最適化”する必要がある。

ほとんどの日本の企業が間違っているのは、

現地の方が求めていない商品を売ろうとしていること。

例えば、今盛んに行っている「水道事業の輸出」などで、

多額の投資がベトナムに投資をされているけど、

現地が望んでいることは「日常生活で使うことの出来る重金属を取り除いた水」であり、

日本の水のように「飲める水」ではないのが現状。

日本の商品やサービスの多くは、アジア現地ではオーバースペックなことが非常に多く、

参入しても失敗する例が多い。


つまり、成功する海外進出に欠かせないのは、市場最適化であり、マーケティングである。



【海外進出をする際に注意することは?】

まず、海外進出に際して大切なことは、日本での準備である。

現在のビジネスの“機能”を正確に分類し、どの部分が自社の強み&コアコンピタンスで、
どの部分をアウトソーシング出来るかを決める必要がある。

それが出来れば、アジア中・世界中の仲間と一緒に協力し、

コストダウンを図ることは、とても簡単。

実際、ただ物を作るだけならアジアで出来ないことはない位、レベルが上がっている。


ビジネスで大切なのは、手仕舞い。

自分の会社の最終的な形を明確にしている人が非常に少ない。

ビジネスを手仕舞いにして、現金化出来る自由な状況にしていくのが一番良いという人もいる。


【今後の香港・中国について】

「富める者からリッチになれ」という政策は成功している。

中国は、2047年までに台湾を手に入れたいのでは?

海外に流出した香港の富裕層のお金が、香港に戻ってきたのは、中国人富裕層のマネーが香港に流れてきたから。

中国の経済特区を香港色に染めたい

マカオ・香港・中国の経済特区は「穏やかに交わって行こう」と約束している。

中国の成長エンジンは、華僑

中国人はファミリーが一番大雪で、故郷に錦を飾りたいと考えている人が多い



【米ドル・香港ドル・中国元について】

元 変動相場になる

香港ドルは、元に引っ張られるのでは?

ジョージ・ソロスがアジア危機を先導

北京が、米ドルと香港ドルに注目している

米ドルのやりとりが、やはり多い

為替に負けない運用のカゴをもつ必要がある


【資産運用について】

そのお金を使って何に使うかが大切

「クオリティ・オブ・ライフ」が最も大切で、お金はツールにすぎない

人生を豊かにすることが本質で、お金に振り回せれてはいけない。




【海外進出で成功するポイント】

これからはサービス業が面白い

現地にある商品かどうか?がチェックポイント

代替え品があるかどうか

文化を変えるのは難しい

駐在する日本人が移住するつもりがあるかどうか、が大切

現地の責任者に落とし込めるか、もポイント

「日式」がうける なんちゃってで良い

味千も徹底的に現地化し、上場した

吉野家 サーモン&トビッコ丼 北京で大失敗して、香港人に任せて成功

お客さんがどう捉えるか?が大切


【ライセンスビジネスが有望だと思うが?】


中国人のインターンシップを受けて研修

ライセンスを受ける 

香港でFC管理

中国人が品質管理できるかがポイント

リスクを減らしながら、海外進出をするのに、今注目のビジネスモデル



(長くなりそうなので、更に明日へ続く;笑)



●海外進出ご希望の方は、
世界中の現地コンサルタントと業務提携している、
(株)ドリームマーケティングまで
http://www.dream-marketing.jp/