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2010年10月20日

HIS会長、澤田秀雄さんの講演会に行ってきました。vol.2



先日のブログに引き続き、澤田秀雄さんの講演会のレポートです。

実際にお逢いした澤田さん、とても格好よかったです。


経営者・実務者として、

温かい雰囲気を持ちながらも、

言われることは確信に迫り、

何度も同じことを繰り返して言うところは、

やはり実務バリバリの経営者だと感じました。


社長は、社員に対して、

何度も同じことを言い続けることが大切で、

「また、社長同じこと言っている」と社員が思い出してはじめて、

社長の発言がはじめて定着をしますから、

リーダーは「諦めずに言い続けることが大切」になります。


それでは、澤田さんの「夢実現に向けての実践的な方法」について、

講演のポイントをご紹介させていただきます。


澤田秀雄さん、ありがとうございました。



【会社が大きくなって】

●会社がどんどん大きくなったが、スタッフがどんどん辞めていった

●なぜ?成長しているのに辞めていくのか?

●日々反省して考えてみると「ただひたすら忙しいと、みんな疲れていくる」

●ただ、忙しいだけ、ただ儲かるだけでは、継続が出来ない

●大きな将来の夢や目標が必要だと気づいた

●人は「ゴールがないと走れない」

●夢・目標のない起業家はどこを走っているかわからなくなっていることが多い

●何の為にこの事業をやっているか明確にすること

●10数名の規模の会社だったが、目標を「JTBを抜く」と設定

●夢と目標は出来る限り大きい方が良い。規模や出来る出来ないは関係無い

●途中で挫折しないために、3~5ケ年計画が必要

●そして、「今、何をすれば良いか?」を決める

●きちっとした夢と目標を明確にすると、「準備すること」が明確になる


【成果を上げる夢と目標設定の方法】

●まず、夢や目標を設定する

●そして、頑張れば実現できそうな「3~5ケ年計画」を創る

●ちょっと頑張れば出来る簡単な計画「6ヶ月計画」を創る

●「今、何をするか」の計画を創り、実践


【会社のしくみづくり】

●夢・目標設定・計画を創り、みんなの方向性が明確になり、人が辞めなくなった

●総務・人事をしっかりした

●ポリシーを創った。どういう目的?わかりやすく

●会社が乱れずに成長をはじめた

●そして、その後、5年後に上場


【夢の大切さ】

●何をするにしろ、最初は大きな夢からスタートする

●夢を実現するコツは?

●『頭の中で明確なイメージをすること』

●グラスを描けない人は、グラスは創れない

●頭の中できちんと描ける人は創れる

●一番大切なのは頭とイメージ

●すべて、頭の中できちっと描ければ80%出来る

●アバウトではダメ。きちっと描くこと

●そのためには、いろんな経験をすることが大切

●思い、描く力をつけ、継続すれば何でも出来る


【夢の実現、スカイマークを創った体験談】

●日本では、40年間新しい航空会社が出来なかった

●十数年前から、海外ではLCCが飛んでいた

●海外では整備工場やパイロットの派遣業があり、参入可能

●日本では、すべてをJAL・ANAに頼まないといけない

●日本では規制が多く、構造的に参入することが難しかった

●飛行機を飛ばすのに、パイロットや整備し250人のスタッフが必要

●1年で25人しか集まらなかった

●飛行機を発注しないと間に合わない状況 100億円×2機が必要

●マスコミが「いよいよ飛ぶかスカイマーク」という報道をしていたが、会社が飛びそうな状況(笑)

●継続は力という初心を思い出し、「気合いが足らない」と決意をした

●飛行機が飛んだ風景を思い描いた

●人生は「気合と努力」

●100%疑わずに自信をもってやったら250人集まり、実際に飛ばすことが出来た

●とても不思議な体験

●騙されたと思って、思い描いて3年間はやってほしい。大概のことは出来る


【大切なポイント】

●チャレンジしないと新しいことは出来ない

●失敗はするのは、当たり前

●人生半分は失敗・問題の連続

●失敗したら、元気になってほしい

●嘘でも良いから元気にやる

●そうすれば、すぐに立ち直れる

●調子が良いときは、抑え気味に。反省する

●必ず突破できる

●「バランス」が大切

●みんな実力以上のことをやってバランスを崩してしまう

●将来の大きな器に向かって

●足らなくてもいけないし、過ぎてもダメ

●運を大切に

●「運のいい人 伸びている人 伸びている会社」と付き合うこと

●運は「運ぶ」と書く

●九州・日本・世界のために、夢を大切にして、チャレンジして欲しい。