(株)ドリームマーケティング
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2012年09月14日

新著「ブータン人の欲しがるものがなぜ日本でヒットするのか?」



先日のブログ(http://marketing.yoka-yoka.jp/e894361.html)に引き続き、

10月1日発売の、6月中旬から企画してきた2冊目の著書

「ブータン人の欲しがるものが、なぜ日本でヒットするのか?」
〜“夢”と“幸せ”を実現する新しい日本人の働き方〜

の本の内容をご紹介させていただきます。


■これからのビジネスはブータンに学べ。

ということで、ブータン人と日本人に共通している点を下記のように、
捉えております。


1つ目は、日本の若者の行動や思想に近いところです。

先日の日経新聞に掲載されたアンケートでも、15~20歳の若者の「人生におい

て一番重要なもの」という問いに、「人間関係」と答えた方が82%にものぼりま

した。
特に職場ではなく、友達や恋人を対象とした「コミュニケーションづくり」が重要

だという方が大半を占めました。
 以前は、「仕事」「将来」などの答えが多かった、若者の「価値」は大きく変わ

ってきています。
 また、不況が続く日本で将来が見いだせないヤングサラリーマンは、自分の生活

やスタイルに重点を置きます。ムリな職場をすぐ辞めてしまう転職が多かったり、

残業や付き合いをかたくなに拒むのはその「価値」の表れでしょう。

 2つ目は日本の和の心です。
 これは古き良き時代の日本にはありふれた光景でした。しかし、少し前までの殺

伐とした日本社会、特にビジネスの世界ではほとんど見られなくなりました。
 しかし、2011年3月の大きな災害がその流れを変え始めました。
 忘れもしない「3・11東日本大震災」です。とても辛い体験でしたが、それま

でには信じられないくらい人と人との助け合い、思いやりによって、ようやく立ち

直りつつあります。
この災害をきっかけに、日本人の「価値」に和の心が灯り始めました。高くてきら

びやかなものより、相手に喜びを与えるもの、思いやりのあるものを必要とする価

値観に変わってきています。

この2つの点は、今後のビジネスシーンも大きく変えていくに違いありません。
なぜなら、若者は今後のビジネスゾーンの中心となり、和の心をもった日本人の需

要は変わって来るからです。

つまり、この層を満足させる「価値」を提供しない限り、今後のビジネスでの成功

はありえません。

「ブータン人の欲しがるものを提供すれば、どんな商品やサービスも大きなヒット

を得る時代がすぐそこに来ています」

それに気づいた、大手企業は早くもその需要にこたえる商品やサービスを次々にリ

リースしています。
あなたも最近行ったお店や買った商品に思い当たるケースはありませんか?

 「価値」は「夢」や「感動」に置きかえることもできます。
 形のない心理的要素ですので、すぐにはなかなか理解できないかもしれません。
そんな曖昧なものを理解していただくため、本書では理論的に誰もが知っている企

業や私のコンサルティングの実例を中心にお伝えしていきます。

本書により、いま必要とされている「価値」を築く方法にいちはやく気づき、成功

を掴んでほしいと思います。

脇田勝利  


Posted by 脇田勝利 at 14:50Comments(0)経営が良くなるノウハウ