(株)ドリームマーケティング
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2013年09月03日

利益を残す仕事術「ストップウォッチを持って仕事をしよう」



私の経営のアドバイスは、
とてもシンプルで誰もが納得し、
すぐに行動を出来ることに集中をするということに尽きます。

経営の本質は、次の3つしかありません。

(1)マーケティング(売上を上げる)
(2)マネジメント(利益を残す)
(3)イノベーション(将来に向けて新しいことをする)

通常の毎日の業務では、(1)と(2)を上手く回していくことです。

究極は「今日1日の売上と利益」を最大化することが大切です。

その積み重ねが毎月の売上になり、
1年の決算になるのです。

まずはこの(1)と(2)をきっちりと回せるようになるのが大切です。

しかし、それだけでは、必ず企業は成長しません。

時代は変化しており、常に「将来に向けて新しいことを始めて、準備をすること」が
大切になります。

この(3)をやらないと、
いつの間にか世の中に取り残されてしまいます。

(3)は、売上・利益が上がらずにコストが発生してしまいますので、
最初はどうしても周囲の同意を得ることが難しいのですが、
常に次の時代へ向けて準備をしていくイノベーションは必須です。

今日はこの中でも(2)の部分の具体的な方法をお伝えします。

今まで13年間で6500社のコンサルティングを行ってきますが、
大きく分けると、企業の課題は基本的に2つに集約されます。

●仕事がもっと欲しい(売上を上げたい)
●仕事が忙しすぎる(利益を残したい)

「仕事が忙しいけど、利益が残っていない」というのは

(2)マネジメント(利益を残す)

が弱いのです。

つまり、「売上を上げた後に、コストを使いすぎて利益が残らない」ということです。

簡単な改善方法は、売上を上げた後に利益が残るように、

「見える化」をすることです。

つまり、「測定して記録」をすることなのです。


多くの企業にとって、コストで大きな割合を占めるのは、人件費です。

人件費を適性にするには「時間を測定すること」。

よくセミナーで質問するのは「ストップウォッチを持って仕事をしている人は手を挙げてください」ということです。

今まで、数多くの方に質問をしてきましたが、
ストップウォッチを持って自分の仕事をチェックしている人は、
全体の0.1%ほどです。

多くの企業にコンサルティングにお伺いしておりますが、
圧倒的な成果を上げている会社では、

時間をきっちりと測定しています。

下記のIT企業は、
「一つの問い合わせに対して10分以上時間を使わない」というルールのもと、
時間を測定し、10分以上かかった仕事はミーティングを行い、
その問題点を潰していき、一人当たり年間3000万円の粗利益を稼ぐ優良企業になっています。

●チャットワーク
http://www.chatwork.com/ja/


まずは、30分単位でも良いので、
自分の時間を何に使っているかを明確にしてみましょう。

それだけでも、利益を残すことが出来るようになります。

この利益を残す方法について、詳しく知りたい方は、お気軽にご連絡をいただければと思います。

個別にアドバイスをさせていただきます。
  


Posted by 脇田勝利 at 00:05Comments(0)経営が良くなるノウハウ