(株)ドリームマーケティング
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2015年05月20日

職場に小学生ばかりがいるアジア(笑)




最近、日本以外のアジア各国で売上向上やマーケティング、人材育成の研修のご依頼が増えています。

アジア現地の方に研修を行うとスポンジが水を吸収するように、
劇的に成果を上げる事例が数多くあります。

その要因は、素直に行動していただくからです。

先日も、中国の日系企業の研修で、
過去最高の売上40%アップを達成し、
年商で換算すると5億円ほどアップしました。


今までも感じていたことですが、

「アジアで働く人の多くが、日本人の小学生のようだ」

という衝撃の事実です(笑)



例えば、先日訪問したインドネシアの美容室での内装工事を現地の業者に発注した事例をご紹介します。


まず、内装工事の日程は、アバウトにしか決まりません。

日本だと「何時頃」や「何時から何時の間にお伺いする」ということを決めますが、
現地では、

「●月●日の夜に行きます」

という約束でスタート。

当日になり待っていると、待てど暮らせど業者の方は来ません(笑)

そして電話をしても繋がらない。


何度か電話して繋がり「約束どうなった?」と聞くと、

「雨が降ったから今日は行けない」

と悪びれた様子もなく、平然と言う状況(笑)


改めて、日程を設定し、ついにお店に工事に来てもらったところ、

またまた悪びれた様子もなく、

「道具を忘れたので、今日は出来ない」

という状況。


改めて、工事に来てもらい機材の設置場所を指示しても、

平然と間違えた場所に設置をしているため、注意をしたら、

「ホースや配線が届かないので、しょうがない」

という状況。


この状況の原因は、一言「教育を全くやっていない」ということに尽きます。


誰も正しい方法を知らないし、
知っていてもそれを現場で人に教えていない、

もしくは、学校や家庭で学問だけの勉強で、
このような基本的な考え方を教えていないのが根底の原因です。

もちろん、優秀な人材もたくさんいますが、
アジア各地のローカルの状況はこのような状況です。


日本では、コンビニでも海外の最高級ホテルの接客が出来るほど、

一人ひとりの能力が高いのです。


これからは、日本人の持っている能力をアジアの皆様に教育をすることは、

必須でありアジア中から求められていることでもあります。


「日本人の当たり前」を教育という観点で、

アジアに落とし込むビジネスはこれから必須です。


可能性は無限大です。