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2016年08月17日

父親から教わった「悟りの境地」

お盆休みは、前半は香港・中国・マレーシアに滞在しコンサルティングや講演を行い、

後半は実家に戻り、両親やご先祖様と一緒にゆっくりする時間をとり、

充電することが出来ました。



両親と話をしていると生きていくのに、とても深い言葉を聴くことが良くあります。

今回も、父親が何気なく言った一言がとても印象的でした。


「毎日、平々凡々と何もなく生きていくのが一番の幸せ」

という言葉でした。


今年72歳になる父親は、若くして起業し母親と一緒に、
経営者として様々な苦労をしてきた人生を歩んで来ました。

私が小学校一年の頃、銀行を脱サラし、
とにかくチャレンジする父親と母親の背中を見ながら、
大きくなった私にとって、人生で多くのことを学んできた素晴らしい両親です。


「毎日、平々凡々と何もなく生きていくのが一番の幸せ」

という言葉を聴いた時、凄く深い言葉と感動をすると共に、

ある方のことを思い出しました。


スペインバルセロナ サグラダファミリアの彫刻家の外尾さんです。




外尾さん自らサグラダファミリアの中をご案内していただき、

2時間ほどじっくりとお話しをお伺いするした際に、

「外尾さんの夢は何ですか?」

とご質問をした際のお答えは、


「毎日、平々凡々と何も問題なく良い1日を過ごすこと」

だったのです。


サグラダファミリアという世界的な建築を建てている方のお言葉として、

悟りの境地とも言えるお言葉に、とてもびっくりしたのを覚えています。


父親の言葉を聴き、外尾さんの夢と同じであることに関して、
今回、とても考えさせられました。


「人生を極めていくと、悟りの境地に入る。
 
 最終的には何かを突き詰めていった人間は、父親と外尾さんのように、
 何も要らない悟りの境地に行き着く。

 その悟りの境地に行き着くためには、

 精一杯自分の命を懸けて、
 自分の人生を全うする夢に向けて
 チャレンジをし続けることが大切だ。」

と感じました。

更に、日本全国・全世界を舞台に、リスクを最小化しチャンスを最大化出来る、
具体的なチャレンジを続けます。

70歳の頃、「毎日、平々凡々と何もなく生きていくのが一番の幸せ」という悟りの境地を語る時に、
後悔のないように。